婚活パーティーに一人で参加した時のことだった。


休日なのにも関わらず

10対10のパーティーには

来たのは何故か男女合わせて4人だけ。


始まりからただならぬ雰囲気であった。


一人は20代の女性。

26歳 営業職の男性と

32歳 SEの男性 2名であった。


会場に着くとパーティーの担当者が

トイレまで案内してくれた。

しかし、トイレから出てくるまで

パーティーの担当者が

見張っているではないか。

トイレから出にくい...。

早く帰りたい。と思いながら、トイレから出た。


一度会場に入ったら抜け出せる状況ではなかったガーン


そして、恐怖の婚活パーティーが始まった。


26歳 営業職の男性はやる気がなさそうだった。

質問をしても、相手を選んでいるのか興味がなさそうに見える。


そして、休憩時間に問題が発生した。


パーティーの担当者がまたもや参加者が逃げないようにとトイレにまでついてくる。


20代の女性が中々トイレから出ず

様子がおかしいと感じたが会場に戻った。


異変が起きたのは、10分後のことだった。

女性は気にいる相手がいなかったのか

具合が悪いと途中退席したのだ。


26歳 営業職の男性と32歳 SEの男性は

残っていた。

そして、またパーティーが開始。

話している最中に連絡交換希望の名前がちらっと見えた。

彼らの連絡先を交換したい相手は

具合が悪く退席した女性であったようだ。


32歳 SE男性は収穫を得ようと途中退席した女性に渡そうとした連絡先を私に渡してきたではないか。



えっ⁈これは途中退席した女性に渡すものだったのに私に連絡先渡すんだ。


と思いながら、断れずに受け取ることにした。


こんな状況では婚活パーティーにはならないと

思い、意を決してパーティーにいた担当者に伝えた。


私「具合が悪いので帰らせてください。」


今思えば、自分勝手だが...


担当者「パーティーが終わるまで待ってください。」



具合が悪いと言っているのに。

女性1  の男性 2という状況の中でもやるのかい

心の中でツッコミつつ、交渉を続けた。

しかし、パーティーの担当者は折れない。


そのやりとりを聞いていた

32歳 SEの男性はついに激怒して

怒鳴り始めた。


32歳 SEの男性

「女性が帰りたいってんだろ。こんな状況でパーティーをやるのはおかしいだろ。おい」


先程まではおどおどしていたのに

態度が急変したではないか。

今にも殴りかかりそうな

32歳 SEの男性。

さらに恐怖が増した滝汗


ごもっともだ。

怒る気持ちもわかる。

だが、そこまで激怒しなくてもいいのではないか。

パーティーの担当者に対して怒鳴った姿を女性が見ると引くのに...


こんなところでやめてくれよ。と思いながら

見ていた。


そして、大ごとにならず

パーティーは無事に中断終了した。


32歳 SE男性の連絡先を見ながら

世の中にはこんな男性がいるのか。と

学んだ1日であった。


32歳 SE男性の連絡先をシュレッダーにかけて

ゴミ箱にさよなら👋をした。


やはり、婚活界でまともな男性を

見分けるのには時間が必要だ。














 


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