枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。
7月21日午後は、枚方京田辺環境施設組合議会臨時会に出席しました。
枚方京田辺環境施設組合は、大阪府枚方市、京都府京田辺市で発生する一般廃棄物のうち、可燃ごみの中間処理を行うための施設の設置に関する事務を担う一部事務組合。
隣り合う枚方市と京田辺市では、ごみ焼却施設（枚方市立穂谷川清掃工場第3プラントと京田辺市環境衛生センター甘南備園焼却施設）の老朽化が進み、同時期に施設更新等を検討する中で、両市のごみ質に大きな差がないこと、また、両施設の稼働時期がほぼ同時期であり、建替時期が近いことや地理的条件等を踏まえ、広域化の可能性は大きいとの判断から、協議を進めた結果、2014（平成26）年12月に両市で可燃ごみの広域処理を進めることに合意し、法人格を有する一部事務組合を2016（平成28）年5月に設立されています。
可燃ごみ広域処理施設については、設計および建設、完成後の運営を一括して行うDBO方式を採用し、2021（令和3）年12月に事業者を選定、2022（令和4）度中に実施設計、2023（令和5）年度から建設工事着手、2026（令和8）年3月の供用開始を目指して、整備を進められています。
【場所】京都府京田辺市内（京田辺市環境衛生センター甘南備園隣接地）
【処理方式】ストーカ式（全連続式焼却方式）
【施設規模】168ｔ/日×1炉
契約者（落札者）
【グループ名 】日立造船グループ
（代表企業 ）日立造船株式会社
（構成員）Hitz環境サービス株式会社西日本支社、Ｋ・ネット株式会社
（協力企業）東洋建設株式会社大阪本店、株式会社サンエース、株式会社野原工務店
【落札金額】：205億円（消費税及び地方消費税を含まない）
（内 訳）設計・建設業務に係る対価（建設費）： 128.51億円
（内 訳）運営業務に係る対価（運営費）： 76.49億円
落札事業者の提案書概要版より
組合議会は、組合を構成する2市の議会から選出された合計12名（枚方市7名、京田辺市5名）の議員で構成されています。組合議会には、年2回定期的に開催される定例会（11月、2月）と必要に応じて開催される臨時会があります。
今回、枚方京田辺環境施設組合議会に初参加。ごみ焼却施設は、都市基盤の根本ともいえる大切な機能です。今年度は新施設の設計そして着工を控えています。枚方市、京田辺市の着実な発展を支える上でもしっかりと考えていきたいと思います。