枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。
2月10日午後は、令和4年第1回枚方寝屋川消防組合議会全員協議会に出席する予定でしたが、新型コロナウイルス感染防止の観点から、集合型の会議を実施せず、資料配布となりました。
枚方寝屋川消防組合は、枚方市、寝屋川市の行政組織の一部事務組合を形成し、両市の市長の管理のもとに消防長以下640余名の消防職員が在職し、火災の予防、警戒、鎮圧をはじめ、交通事故や労働災害などによる救急・救助業務を主とし、また震災や風水害対策その他市民の生命、身体、財産を守るため地域に最も密着した防災機関
前回の全員協議会(11月4日)に撮った写真
枚方寝屋川消防組合の2021(令和3)年中の救急出動件数は35,877件で昨年の34,732件と比較して1,145件増加。緊急事態宣言が発令されると減る??
- 大阪府救急搬送支援・情報収集・集計分析システム(ORION:Osaka emergency information Research Intelligent Operation Network system)
大阪府では、救急隊の搬送先医療機関選定の利便性を高めて負担を最小限にするとともに、分析・検証を行うために必要となる病院前と病院後の救急搬送データの電子化・収集を可能とする「大阪府救急搬送支援・情報収集・集計分析システム(ORION)」を開発し、2013(平成25)年1月1日よりシステムの運用を開始しています。
2021(令和3)年中の新型コロナウイルス関連の搬送件数は6,636件で、月別では8月が最も多く1,281件。2021(令和3)年10月から減少に転じましたが、2022(令和4)年1月に再度増加し、979人(感染者234人、コロナ関連745人)を搬送した。
第6波の影響により、搬送困難事案(「照会4回以上」かつ「現場滞在時間30分以上」の事案)は、2021(令和3)年12月末から増加傾向。日毎では、1月19日にはじめて10件を超え、 1月22日には19件と過去最多。
「放火・放火の疑い」が、枚方市内でも寝屋川市内でも増えています。
明らかにコロナの影響があると見られる減少がありました。高齢化社会の影響かこれまでの出動件数は右肩上がりでしたが、2020年に引き続き、上昇傾向のラインから下がっています。
更新車両
- 消防ポンプ自動車:2台(枚方消防署中宮出張所・寝屋川消防署南出張所)
- 救急自動車:1台(枚方東消防署長尾出張所:緊急消防援助隊設備整備費補助金対象事業)
夏場のヒートストレス対策としてこれまでに飲料水や固形食塩等を活用していたが、更にクールベスト等を配備し、防火衣や感染防止衣の内側に着用することで熱中症対策を行う
- クールベスト:540着
- 大型冷凍庫(各本署用):3台
- 冷凍庫(各出張所用):12台
- 車載用クーラーバッグ:51個
今回、枚方寝屋川消防組合議会 全員協議会は、消防署内含めた感染拡大の状況を鑑みて書類配布のみとなりました。直近で発生してるコロナ禍の搬送困難状況が報告されています。全体の緊急出動も昨年より増えている状況下、消防隊員のストレス環境も気になるところです。消防隊員が笑顔で働くことができているのか、何をサポートできるのか。来年度のヒートストレスの改善のためのクールベストの配備などできることをして頂きたいと思います。市民の笑顔を守るため。