枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。

 2021年9月27日、枚方市議会は、令和3年9月定例月議会の第6日。追加の補正予算などを審議、決議しました。

 

 

 
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 本日可決した主な議案(1議案) 
 

 

 

私なりに注目した議案の一覧はこちらのブログにて

 

 

本日の各議員と理事者との主なやり取りについてまとめてみます。(私の受け止めも含まれます)

 

一般会計補正予算:補正後の一般会計予算額:約1,507.9億円

今回の補正額:約2.2億円の増額

補正後の総額:約1,507.9億円

 

 

 

観光を活用した地域経済の活性化事業:6,000万円(市)

 

内容

  • アフターコロナや大阪・関西万博を見据え、市の花「菊」をテーマに、「菊人形」をはじめ本市観光資源を活用した地域経済の活性化につながる取り組みを実施
    • ひらかたパークへの入園料補助(10月中旬〜1月末まで市民の入園料が無料に)

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議員の主な質疑(要旨)

  • この事業の目的は?
    ⇐ アフターコロナ、「2025大阪・関西万博」を見据えて、観光施策による本市の経済活性化に向けた取り組みを強化するもので、「ひらかたパーク」との連携を強化し、交流人口の増加、本市経済の活性化を目指すことを目的としている
  • なぜひらパーさんへの補助金なのか?
    ⇐ 本市観光の歴史において、ひらかたパークの菊人形展などの民間観光資源により、多くの観光客でにぎわった時期があったことを踏まえた
  • 補助金額6,000万円の根拠、内訳は?
    ⇐ 10月中旬から1月末までの入園料補助4,900万円、システム改修など720万円、市内飲食店の出張出店360万円を試算した。またひらかたパークさんで1億円の投資をされ、総事業費は1.6億円とした
  • 来年度以降にも同様に継続するのか?
    ⇐ 想定していない
  • コロナ禍にひらパーの入場料を無料にすることについては?
    ⇐ 事前予約制として入場者の上限管理をしている。当然、国、府のガイドラインを遵守する
  • 市とひらパーとの連携協定を結ぶのか?
    ⇐ 調整を進めていく
  • 他の民間事業者との連携したものDMO(観光地域づくり法人とは:国交省)を作る?
    ⇐ ひらパーさんには地域経済への役割を果たして頂きたいと考えている
  • 今後のビジョンは?
    ⇐ 菊を観光の中心としていきたい。枚方宿地区の観光マップをひらパーさんに作成して頂き、クーポン券なども実施し、事業者通しの連携を期待していきたい
  • 今回の事業(「菊」、「七夕」をコンテンツとした観光)の今後の位置づけは?
    ⇐ 今回、ひらかたパークさんと連携することで、観光による経済の活性化を促し、未来に向けた継続的な取り組みとしていくスタートと位置付けている。また、「菊人形」をキーアイテムとすることで、話題性、今後の波及効果にも期待している
  • 今回の事業は「観光施策の考え方」に即してどのように考えているか?
    ⇐ 3つの基本戦略のその全てに当てはまる最適な連携
  • 今年の大菊人形展のテーマは?
    ⇐ 平安時代・戦国時代・現在の西洋風ドレスの3体の女性で構成する
  • 投資効果をどのように考えるのか?
    ⇐ さらなる交流人口や観光消費額の増加に期待する。また、定期利用者数を除いた市内主要4駅の一日の乗降客数にも効果が表れると捉えている
  • 緊急事態宣言下での対応は?
    ⇐ 児童扶養手当の現況届の案内とあわせ、QRコードを載せたチラシを同封するほか、市民室、年金児童手当課等、ひとり親の手続きに関連する窓口にチラシを設置するなどを考えている
  • 不要不急の外出を助長することになるのではないのか?
    ⇐ 国・府の感染対策ガイドラインに沿った対応をする
  • 総務委員協議会で協議したものから変更となり、小学生以下へのフリーパス券の補助をなくした理由は?
    ⇐ 乗り物に乗ることが優先になってしまうことになってしまい、今回の趣旨にそぐわないと判断した
  • 総務委員協議会で協議したものでは、想定人数を8万人と聞いたが、どのように変更したか?
    ⇐ 6万人を想定している
 
 
感染拡大防止対策事業費:約1,030万円(国・市)

 

内容

  • 小・中学校での新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、対面授業とオンライン授業を組み合わせた「ハイブリッド型授業」の充実を図るための機材購入
 
 

議員の主な質疑(要旨)

  • この費用の内容は?
    ⇐ 小中学校でのハイブリッド型授業を進めるに当たっての必要となった備品。(ピンマイク、スピーカー、タブレットを固定する三脚、ケーブル等)

 

広報ひらかた10月号より

 
 
 
 
一人ひとりが笑顔、ひらかた万笑!

 

 9月27日の議案審議では、様々な観点から議員が質疑を行いました。提案された補正予算案は可決しましたが、観光施策には多くの確認がありました。私も質疑しましたが、一人ひとりが笑顔になる政策かどうか?未来の笑顔につながる投資か?ということを求めています。