枚方市議会議員のばんしょう映仁です。

 大阪府枚方市では、来週で夏休みが終わり、2学期の登校が始まります。

 

 学校が楽しみで、楽しみで興奮して夜も眠れない。という子どもも多くいると思いますが、そうではない子どももたくさんいることは知っておいてほしいと思います。

 

 私は昨年、史上最長の休み明けとなる6月1日に向け、子どもたちや保護者の力になれることはないかと考え、ページを立ち上げ、私なりにメッセージを書いてみました。

 

 

 たまたま今日、『政府は、孤独感や悩み事を抱える児童や生徒を民間支援団体へとつなぐ「孤独・孤立対策ウェブサイト」を新設した(毎日新聞)』という新聞記事を読み、私なりに再度お伝えすべきと考えました。

 特に、国内の自殺者数は、2020年は11年ぶりに増加となり、20歳代および10歳代で大きく上昇しました(警察庁:自殺者数)。不幸な社会が今ここにあります。

 

 

 

 不登校の子どもの話を考えると、いじめだけが、不登校の原因ではありませんし、登校することへの漠然とした不安がある子どもも多数いると言われています。大人の私でも正直言えばあります。「またあの上司会うのか。。。」とか。更に今は、新型コロナウイルスに感染するのではないかという不安もあることでしょう。

 以前も下記のホームページを紹介しました。これらのページが気になったら、すぐ下のリンクで飛んで下さい。

 


 

さて、政府が今回作ったWEBサイト。

政府 内閣官房 が作ったWEBサイト

 このサイトでは、利用者が学年や年齢、悩み事の種類、電話やショートメッセージなど希望する相談方法をチャット形式で選択することにより、8の支援団体の中から適切な相談窓口の紹介を受けられるとされています。

 

 

 

 

 

【子どもたちへ】無理して登校しなくても大丈夫

 もし不安だったら、はっきりと言えなくてもいいです。だれか言いやすい人に、ちょっとだけ気持ちを伝えてみてほしいです。「不安なんだ」で構わないです。親、家族や先生に言えないときは、電話やLINE相談もあります。ぜひ使ってみて下さい。それでも、誰にも言えない、言いたくないときは、自分の気持ちや不安をメモに書いてみて下さい。少しだけでも気持ちが落ち着くと思います。

 私が、今回お伝えたいことは、「無理して登校しなくても大丈夫」ということ。「大丈夫」。「絶対、大丈夫」。学校に登校するために生まれてきたたんじゃない。「普通」「当たり前」「みんなやってる」とかいう言葉にだまされないで、「一人ひとり感じ方、捉え方は違うんだ」「"他人"と違っていいんだ」「自分に自信を持っていいんだ」「あなたを必要としている人が必ずいます」

 

 

【保護者の皆さまへ】長期休み明けの子どもたちの心に注目して下さい

 もし、お子さまから「学校に行くのがしんどい」などの声があったら、無理に初日から学校に通わせず、子どもの様子をしっかりととらえることからはじめて頂けませんか。本人は、たぶんうまく言葉にできないでしょう。まずは、子どもの声に、耳を傾けて頂けませんか。

 親としても不安だと思います。電話相談やスクールカウンセラー(学校にご相談下さい)など、誰かとにつながっていくことも考えてみて下さい。話をすると気持ちが楽になるかも知れません。

 今回は、新型コロナウイルスに感染するのではないか、という不安の声も聞いています。教育委員会、学校としても、自分たちが子どもたちに今できる最善のことを考えて行動していると私は信じています。リスクはゼロではありませんが、できる限り、子どもたちに選ばせてあげてほしいとお願いします。

 私も、市議会議員としてのできる限りのバックアップしたいと思っています。

 

 

以前のブログ記事:大阪府、枚方市の相談窓口の一覧を掲載しています。LINE相談窓口も掲載しました。

 

 

 
一人ひとりが笑顔、ひらかた万笑!

 

 「一人ひとりの笑顔!」は、未来ある子どもたちの笑顔を最優先に考えます。一人ひとりが生きがい、働きがいを感じ、活気あふれる社会をめざして、取り組んで参ります。

 今回は、内閣官房が新たにWEBサイトを立ち上げたとのことで、追加で記事を作成してみました。「孤独・孤立対策」という物々しい担当部局には違和感があるものの、新たな取り組みにより救われる子どもが一人でもいるのならば、という思いで紹介させて頂きました。このような相談はできるならば、市町村レベルの単位で対応する方が、直接話しができるかもしれませんし、その気持の背景も含めた対応も取れると思いますので、そちらも活用して頂ければと思います。枚方市の相談窓口のリンクを下に貼っておきます。

 

 

相談時間:月曜から金曜日(祝日を除く)9時から17時30分まで