枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。
7月27日は、今年9月開館を迎える「枚方市総合文化芸術センター」の議員向け視察会に参加しました。
今回の報告は、もうすぐ開館ですので、ウンチクはさておき、写真中心にします。
・「枚方市総合文化芸術センター」2021年9月開館へ
ちなみに、建物壁は単なるコンクリート打ちっ放しではなく、コンクリートにフッ素系の添加物を入れることで、長寿命化した後に、ウォータージェットで柄目を付けたとのことです。
前回の工事中の視察時には、小さく感じられたエントランスロビーですが、ガラスから差し込む日光やレンガの隙間からの光、天井や床の木材のぬくもりから上質な印象に変わりました。
大ホールは1,468席(1F:836席、2F:392席、3F:240席)。印象に残ったのが、壁面のベージュ色のレンガ。大ホールは舞台の後ろ側までレンガにし、音に強くこだわったとのこと。また、照明が印象的。効果的な照明技術がきっと上質な舞台を演出することになるでしょう。
入口ドアの上のフックは、暖簾をかけるためのものとのことです。主役級の楽屋と脇役の楽屋の差を実感。。。厳しい世界。
小ホールは325席。内装は赤レンガ。大ホールと比べれば小さいですが、赤レンガの重厚感が印象的。この大きさは使い勝手がいいのではないでしょうか。
舞台後ろ側の反響板は木。ホールの大きさなどを考慮してとのこと。
壁面はレンガなので、ホール内の重厚感が印象的。舞台は移動可能で、ホール中央というセッティングもできるとのこと。小規模、短時間のイベントに。
劇場のトイレはどうしても混みます。いろいろな工夫をしたとのこと。あとはご自身でご確認下さい。
2020年11月視察報告
2019年12月視察報告
2019年9月 建設状況についてのブログ
前回の印象は「コンパクト」でしたが、今回の印象は「上質」×「コンパクト」。今の技術をコスト含めて考えたときのこだわりポイントが詰まっているようです。あとはどのように使うか、どのような公演機会をつくるか、なのかと思います。今後も改善を加えつつ、市民みんなが笑顔になる施設にしていかなければなりません。それには、市民で使い倒しましょう!
9月開館まで今しばらく、期待を持ちつつ、お待ち下さい。