学校教育でのICT活用は「誰ひとり取り残さない」思いで推進を!

枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。

9/15に行いました令和2年9月定例月議会の一般質問の項目1をまとめました。

 

1.学校教育におけるICT活用の状況について

 


広報ひらかた9月号より

 

①ばんしょうの質問

 市立小中学校では、全児童・生徒にICTを活用した教育を進める中で、1人1台のタブレット配付が始まっています。また、新型コロナウイルス感染症の不安を含め、登校できていない児童・生徒へのオンラインによる授業配信を始めていると聞いているが、 これまでの活用状況とそれにより認識できた課題について聞く。

①市の答弁

 新型コロナウイルス感染症の不安を含め、登校することが困難な児童、生徒に対しては、学習保障の観点からタブレットを貸し出し、学習コンテンツの活用やオンラインによる授業配信等、家庭等で学習できるようにしている。
 一人ひとりの活用状況を踏まえ、ICT機器を各教科の単元のどの場面、どのタイミングで活用したら、より効果的であるか検討していくことが今後の課題と認識している。

 

②ばんしょうの質問

 「枚方市学校教育におけるICT活用の方針」では、「ICTの活用・推進」においては 「障がいのある児童生徒や配慮を要する児童生徒に対する支援ツールとして活用します」とされ、「デジタル教科書やいわゆるデイジー教科書等、更には、一人ひとりに応じた入出力支援装置の整備について検討します」とある。先日の補正予算では視線入力装置の導入するとのことだったが、子どもたちへの支援という観点で、未だ取り残されている子どもがいないのか確認したい。また、視線入力装置の整備について、どのように進められているのか、整備を進める上で、教育現場への支援についてあわせて聞く。

②市の答弁
 すべての児童、生徒がICT機器の活用ができるよう、 状況に応じて必要な機器等の整備を進めている
 視線入力装置については、速やかに購入・活用していきたい。また、先行導入し、活用している府立支援学校の事例を参考に、当該小学校が視線入力装置を効果的に活用できるよう支援していく。
 
ばんしょうの視点

学校教育でのICT活用は「誰ひとり取り残さない」思いで推進を!

 これらは、「枚方市学校教育におけるICT活用の方針」で掲げたテーマであります。子どもたちを「誰一人取り残すことのない、個別最適化された学びの実現」に向けて、すべての児童、生徒の学習意欲を高め、一人ひとりの能力を最大限に引き出される教育につながるよう取り組んでいただきたい。
 また、取り組みを進めていくなかでは、取り残される子どもがいないか教育現場の声を確認しながら、引き続きの支援を求める

 

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一人ひとりが笑顔、ひらかた万笑!

 

 「ICT活用方針」には、「誰一人取り残すことのない」と記載がなされています。すべての子どもたち一人ひとりの今も未来も笑顔にしたい!との思いで、現場に意見を求めながら推進して頂きたいと思っています。