枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。

 8月5日(水)は、枚方市立さだ西小学校の隣に(さだ西小学校の旧単独調理場があった場所です)、さだ西学校給食共同調理場が完成しましたので、会派有志で視察に行って来ました。

 

 

さだ西給食合同調理場 概要

 

単独調理場から共同調理場に生まれ変わりました!

 さだ西小学校の旧単独給食調理場の敷地に、共同調理場が完成しました。
 最新鋭の調理設備で、衛生面での安全・安心はもちろんのこと、更に美味しい給食をお届けできるようになりました。

 

所在地

枚方市出口6丁目(さだ西小学校横)

 

供給能力

2,800食/日(さだ西小学校、枚方小学校、枚方第二小学校、さだ小学校)

 

調理員

約20名

 

 

 

さだ西学校給食共同調理場 外観

 

黄緑色の建物が、さだ西学校給食共同調理場です。

 

 国道1号線寝屋川バイパスを北に(枚方に)向かって進み、府道13号京都守口線に入るとすぐ右側に、黄緑の建物が見えます。それが、「さだ西学校給食共同調理場」です。

 

淀川河川敷から

ちょっと遠くて分かりにくい。。。

 

正門(入荷口)

 京都守口線側から入る正門には、ネームプレートがあります。調理員さんはこちらから出入りされます。

 

 トラック1台分の入荷用プラットホームがあり、外から見て左側が野菜用の荷受室に、右側は肉・魚の荷受室につながっています。

 

 

 

出荷口

 裏側に出荷口があり、3つの小学校(枚方小学校・枚方第二小学校・さだ小学校)へはこちらからトラックで出荷されます。

 

 

さだ西学校給食共同調理場 内部

 

全体レイアウト図

 衛生を高いレベルで保つため、いくつかのゾーンに区切られています。ゾーン毎にエプロンの色が異なるそうです。

 

準備室

 エプロンや靴(さだ西は、ドライ式なので長靴ではないそうです)の殺菌保管庫。

 

 エアシャワー装置を通って、調理上の中に入ります。エアシャワー装置は、一人20秒必要です。

 

 

 

荷受室(肉・魚)

 荷受をする検収所です。写真を撮り忘れましたが、中には秤がありました。

 

泥落とし室

 野菜の荷受所の横には、泥落とし室があります。基本的には、シンクがたくさんあります。根菜類の土を落とす場所です。その横にこの機械。皮むき器だそうです。

 

下処理室(野菜)

 ここでも野菜の下処理をする場所。ほぼ洗う場所のようです。

 

調理室

 スライサーがありました。いろいろな切り方ができるようです。

 

 こちらは、サイの目切り機。

 

 

 回転鍋がたくさんあります。これらの鍋は、ステンレス製で2重構造になっています。熱源は、2階のボイラー室で作られたスチームです。煮物から炒め物までこなします。

 

 

 

 真空冷凍庫です。瞬時に凍らせることができるそうです。様々な使い方ができるそうです。

 

 

焼物・揚物・蒸物室

 こちらは、フライヤーです。

 

 こちらは、蒸し機。衛生面でのカスタマイズもしているそうです。

 

 

 

 

コンテナプール

 ここの場所でコンテナに入れて、トラックで各小学校に送られます。ピッカピカ。保温もバッチリ。

 

 

 コンテナ洗い機もありました。衛生面で重要です。

 

 食器洗い機ももちろん完備です。

 

 

調理員さんのトイレ

 男性用トイレも広い個室です。小便器はありません。調理用の服を脱ぎ着するスペースなど、衛生に配慮したものになっているそうです。

 

 洗濯ルームがありました。エプロンなどの調理作業着は、当然と言えば当然ですが、調理場で洗濯するとのことです。

 

 

 

さだ西学校給食共同調理場 の建設経過の写真

たくさん撮っていたつもりでしたが、あまりなかったです(T_T)

 

2019/8/2

さだ西小学校側から撮った写真です。給食調理場と学校教室との出入口です。

 

2020/2/14

骨組みが見えてきました。

 

2020/6/9

いよいよ完成間近です。

 

2020/7/7

周りの囲いも取り払われて、外から見るとほぼ完成です。

 

 

 

 

 
 
一人ひとりが笑顔、ひらかた万笑!

 

 いよいよ2020年8月20日(木)に稼働します。ここまでご尽力された方々への感謝とともに、スタートを確実に切れるよう、短い夏休みの間で準備をしっかりとして頂きたいと思います。そして、子どもたちが笑顔で給食をほお張る姿を想像しながら、愛の溢れた給食を供給し続けてもらえるよう、私としてもバックアップしきたいと思っています。