3/25の枚方市議会 予算特別委員会での令和2年度予算審査5日目、最終日でした。
私の質疑の要約をまとめました。
尚、予算特別委員会では、11名の質疑の後、賛否の理由を明確にする「討論」、「採決」を行い、賛成多数で3月27日の本会議で報告されることになります。
今回は、5日目であり他の委員との調整のなかで、2項目での質疑となりました。
私の質疑項目は下記の通りです。
深谷調節池改良工事については、平成2年度の改修工事から約30年が経過し、鋼矢板護岸の腐食や、それに伴う欠損などが見られることから、令和元年度から令和2年度までの2カ年をかけて、既設鋼材への塗装やコンクリートによる防護工事を実施している。
雨水整備事業においては、各排水区において、調整池と管渠とポンプ場の3つそれぞれの長寿命化を行っていくことが必要で、本市においては、計画的に老朽化対策を行っていると聞いております。しかし、現在策定中の新たな下水道整備基本計画におけるポンプ場の老朽化対策計画には、現時点で、経過年数47年で旧耐震の深谷ポンプ場が含まれてないとのことです。
この深谷排水区においては、寝屋川市の管理ですから特に調整に時間がかかること予想されます。ポンプ場の更新、管渠の長寿命化についても計画的に取り組んで頂くよう要望しました。
この深谷の排水がうまくできなければ、香里園周辺が冠水することになります。寝屋川市民だけでなく枚方市民の生活にも大きな影響があります。上下水道事業経営審議会での議論や水道局職員さんとの会話の中から、寝屋川市との調整を早めに行ってもらう必要性を感じています。
「深谷調整地」は、枚方市営香里園駅前駐輪場の左横の細く見える池です。
深谷ポンプ場はもちろん淀川沿いにあります。
淀川河川敷から見て、左隣りが、蹉跎ポンプ場になります。
来年度予算における入院収益は、昨年度に比べ、約3億4,700万円の増加と大きな伸びを見込んでいる。その増加要因については「市立ひらかた病院改革プラン」(第2次中期経営計画)での目標として掲げています病床利用率85%で予算計上した。
病床利用率の向上については、令和2年度からの新たな取り組みとして、関節の痛みなどによって仕事や日常生活に支障を来している方が、いきいきとした暮らしを取り戻すことで健康寿命の延伸が図られるよう、股関節の手術を主軸とした専門的な医療を提供する「下肢機能再建センター」を新たに設置するほか、昨年4月に設置しました「消化器センター」のさらなる集患、「断らない医療」を標榜した「救急患者の受入の強化」、「地域連携の更なる強化」などの取り組みにより、患者の受け入れ促進に努めている。
また、「消化器センター」については、最近手術された方から、大変な高い評価を聞いています。その方のお話からも、つくづく病院経営の肝は、医師、看護師、職員をはじめとする"人"だということも再確認させられています。
今後も、人が一番の資本だという認識で、人を大切にすることによって、「地域から愛され続ける病院」であるよう、ひいては市民の笑顔につながることを共有しつつ、取り組んでもらうようお伝えしました。
市立ひらかた病院
今回の質疑では、「下水道」「雨水」「調整地」「ポンプ場」「公的病院」「病院経営」「働く人」様々なことをポイントに質疑を行いました。今回は長期的に未来を見据えた事業運営のあり方という意味の質疑としたかったのですが。。。今後の課題です。
すべては、「一人ひとりの笑顔のために!」肝に銘じて今後も取り組みます。