先月28日に注目していた選挙が有りました。 東京15区の衆議院の補欠選挙です。
遠く東京の出来事なんかどうでも良い事ではありますが、その選挙に立候補したのが注目している飯山陽氏が出馬したからです。
これは国会議員を選ぶ選挙です。単なる区議会議員選挙ではありません。 この落ち目の日本を良くしてくれそうな代議士を選ぶ選挙です。
ジバンもカンバンもカバンも無い飯山氏ですが、彼女の演説は「魂の演説」と高く評価され、誰よりも多くの聴衆を引き付けました。
彼女の演説を紹介するユーチューブ・チャンネルがいくつも立ち上がり、応援ソングを作って動画をアップする人、アニメ動画をアップする人もいて、選挙ではこれまでに見れ無いような現象が生まれていました。
そりゃそうでしょう。マニュアル通りの演説しか出来ない他の候補者と違って彼女は私利私欲が無く日本のためにと言う強い思いが有り、演説する言葉に力が宿っていますから聞いていても感動します。
そんな選挙中にとんでもない連中が出て来たのです。それが昨日警察の家宅捜索に入られた団体なのです。
普通の人が立候補者の選挙活動を妨害すれば捕まります。しかし彼らは自分等も立候補していれば選挙活動の自由と主張して他候補に露骨な妨害を始めるのです。
目的は選挙ビジネスです。妨害行動をユーチューブで配信し注目を浴びれば視聴者数が増えて広告収入が増えるのが狙いです。時には他候補の選挙カーを追いかけながらライブで流します。
はなから当選なんか考えてもりません。
でも自分等で撮った映像が今度は重要な証拠として残る訳ですが。
その選挙中に特にひどい妨害にあったのが飯山氏なのです。 ユーチューブで人気のある彼女を攻撃すればするほど自分らのチャンネルの視聴数が増えるとの狙いもあるようです。
マイクを大音量にして演説を遮ったり、選挙カーを追いかけ回したり、選挙事務所を突したり。さんざん酷い妨害行動を起こしながらも警察は見て見ぬふりで動きませんでした。同じ候補者の乙武氏には300人の警察が守っていたのですけどね。
更に輪をかけて酷いのはマスゴミと呼ばれるマスコミです。そんなひどい妨害行動を選挙期間中に行われているのに全く報道もせずに無視しておりました。
一体マスコミの使命を如何に考えているのやら。偏向報道を繰り返す彼らにそんな常識を期待するのは無理かもしれませんが。
選挙が終わればすぐに動くだろうとの思いも空しく、警察は全く動きません。
この日本に民主主義は無いのかと思ってました。
ところが昨日の昼前に突然に妨害行動をした党に家宅捜査が入ったのです。しかも機動隊まで導入してです。まるでヤクザの組事務所に入るようなモノモノしさです。
選挙が終わって2週間後です。遅すぎますがようやく動いたのです。
そしてこれまで無視していたテレビも昨日になってようやく放送したのです。妨害行動の様子を映像で流すのだから選挙期間中も撮ってはいたのです。それでもテレビは放送していないのです。
もしテレビがまともに放送していれば、選挙期間中に多くの人が怒りの声をあげ、マスコミも取り上げずにはおれなくなり、警察も動かざるを得なくなったでしょうみ。
民主主義の根幹をなす選挙の妨害。事の重大さを理解していれば、もっと早くから手は打てたでしょうに。
普段からくだらぬ番組しか流していないから重大な事態をまともに向き合う放送局の矜持も無いんでしょうね。
それはともかくテレビしか見ない人には昨日の家宅捜索のニュースは全く理解できない出来事だった事でしょう。
現段階では家宅捜索だけで逮捕もされてませんが、この先不起訴にならないことを祈ります。だって最近の警察は大きな案件でも結構不起訴ばかりしていますからね。
その党の当事者はテレビ局のっ質問に、今は家宅捜索だけだから、その後何も無ければ妨害活動をまた続けると堂々と公言してます。