2週間前に続いて、またもや、やって来ました日本一の里山の村。
前回はまだ紅葉には早かったものの、今回は大丈夫だと思ってきたのですが・・・。
錦秋に彩られた山肌を期待してきているのですが、その気配は全くありません。
山は朝もや?、放射熱による水蒸気?で、もやっています。クリアな写真は撮れません。
山に入れば、また別世界がみれるかもと期待すれど展望も無く紅葉も無し。
でも、山にいる雰囲気は十分楽しめます。
いつも狭い、この部屋で1日中過ごす私には、自然の中での森林浴、森呼吸は必要欠かせない楽しみでもあります。
山を下りて昼近くになっても、山ははっきり見えませんが、ちょっとのテクニックで写真の見栄え良く写るように撮ります。
駅に戻って、観光案内書のおばあちゃんにパンフレットに載っている綺麗な紅葉の写真はいつ頃見えるのかと聞きますと、戻ってきた言葉にショックでした。
生まれてこの方、この村で紅葉が綺麗だなんて一度も思った事ないよ、だって。
パンフレットの写真はプロの写真家が見栄え良く綺麗に撮っただけじゃない?なんて言われます。
ま、そりゃそうだな。ここに載せる写真でも、実際に見える景色よりは綺麗に写っていますから。
春の桜の頃は綺麗だから、その時に来たら?4月5~7日ごろ、この道のここから見たら、物凄く綺麗だよ!なんて言われ、来春に期待をもたせてくれます。
紅葉も期待できないし、春に膝を痛めた山に別ルートから入ります。
今度の道は村の人の参道になっているのでしょう、歩きやすい道です。
そして、ついに出会えました。
山中に染まる木と。
街中のお寺や公園に植えてある手入れされた紅葉は綺麗ですが、それよりも自然の中で育つ紅葉が好き。
うっとりと見惚れます。
そして山を振り返りつつ、いつものダム湖へ下ります。
ここでも写真では2週間前よりは遥かに黄色くなっています。
でも実際の見た目は、こんなに、黄色くも無いのですが・・・・
久々に7時間歩いて、また膝が泣いています。