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2020年1月16日

「こどもが探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑」
柴山元彦 井上ミノル
2015年と2017年に出版した
「ひとりで探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑」シリーズを、
子供向けに編集し直したものだそうだ。

鉱物の特徴、
鉱物がどんな風にできているのか、
鉱物をどうやって見分けるのか…といった内容を、

小学校低学年でもわかるように、
写真やマンガを沢山使って説明してくれている。


第1章は、
「鉱物図鑑 どんな石が見つかるの?」

名称、硬度、比重、色、光沢、特徴などが説明されている。

サファイアとルビーはコランダムという石で、
チタンを多く含むと青くなり、
クロムを多く含むと赤くなる。

水晶と石英は同じ化学成分(二酸化ケイ素)でできていて、
そのうち結晶のかたちをしているものを水晶と呼ぶ。

そういった話などが、
沢山書かれていて面白い。


第2章は、
「石のことをもっと知ろう!」

石はどうやってできたのか、
鉱物の見分け方、鉱物の特徴などについてマンガと写真で説明されている。


第3章は、
「石探しに出かけよう!」

石探しに出かける時に必要な物、
パンニング(比重の違いを利用してより分ける方法)のやり方、
鉱物が見つかる川や海岸などが紹介されている。


第4章は、
「帰ってからの楽しみ」

拾った石を洗ったり磨いたりして綺麗にする方法、
鉱物写真の撮り方、ラベルの作り方、
保管の仕方、図鑑の作り方などが書いてあった。

漢字にはふりがながふってあるし、
わかりやすい言葉で説明されているので子供でも読みやすいと思う。

おすすめです。