前も書いたのですが、大学院の課題で4人一組チームプロジェクトがあり。
オンラインなので、みんなで時間を合わせてZoomで一つの課題を仕上げる。
第一回目から、かなりストレスとなったこのチームプロジェクト。
理由は、俺様がいたり、聞いているだけで何もレポート書かない他力本願さんがいたり。
4人いたから、俺様も、他力本願もそれなりにかわすことができたのだけれど、
今回チームの一人が授業そのものをドロップしていることに、課題提出3週間前に知る。
オンラインだから、誰が授業ドロップしているかなんてわからないという、悲しい幽霊学校生活。
その人、結構ファイナンス得意で銀行で働いている人で、前の課題でも率先してしてくれた良識あるアメリカ人。
げ、唯一の良識あるひとが、いない。
あの人いないと、残るは俺様と他力本願さん。
前のプロジェクトで、他のグループもいろいろ揉めた様子で、恐らく教授に苦情があり、教授は今回、
「チームは4人までと書いているだけで、一人チームがいけないとも言っていない。
一人でやってもいいんだからな!」
と授業で念を押していた。
私、一人でしようかな。。。。
グループチャットで、一応聞く。
今のままでしますか?それとも他に探す予定ですか?
他力本願から、すぐ返事が来て、
「私はこのままのグループで構わない。」
俺様は無視。返事なし。
ということは、他力本願しかいない。
他力本願なだけで悪い人ではないし、もし他に人がいるなら一緒でもいいかなと思い、
他の人にグループに入らないか聞いてみたけど、もうグループ出来上がっていて、返事なし。
もしくはほとんどが一人でやっている様子。
他力本願は、私と二人でもいいというし、2週間前からプロジェクトに取り掛かる。
2人だと、もしかして本領を発揮して作業してくれるかも!
とかちょっと期待した私がおバカだった。
1週間目、私は仕事の締め切りに追われているときに、金曜日にミーティングをしようと約束をしたので、金曜日まで睡眠削って自分で課題レポートを分かる範囲で作った。
その金曜日、二人で作業したのを出し合って、二人の意見を交換する、というのがアイデアだったが、彼女には伝わっていなかったのか、それとも他力本願だからか。
「No2までやったけど、No.3、No.4がわからないわ。」
と、答えられ、No.3、No.4が難しくて時間かかるのに、何もやっていないと知る。
分からなかったら今時ネットで調べれば何でもヒントは出てくるんですけど。
全くしていないってどういうことよ。
もう一週間しかないんですけど・・・
仕方ないから私が寝るの惜しんで作ったレポートを彼女に見せて、
こことここがわからなくて不確か。見てあなたの考えで仕上げてみてくれないか。
ヒントもネットから引っ張って張り付けてあるから参考にして。
理解できなかったら聞いて。
来週月曜日にまたZoomしよう。
と、おバカな私は半分以上仕上がっている自分のレポートを彼女に送った。
そして月曜日になり、あるあるの、
「体調が悪い。。。今日はむり。」
この時点で、あ、もう自分でやろうと決めて、そうですかと彼女には私から連絡を取らなかった。
そして、「体調が少し良くなった」他力本願さんからレポート提出期限の一日前に連絡があった。
「今日ズームできるわ。」
なんやねん、今更。。
もしかして、レポート仕上げてくれちゃったとか???
微々たる期待してZoomしたら、彼女の方から
「What's new?Did you update anything」
と、なーーんにも悪気なく聞いてくる。
私は英語が母国語じゃないから、誤字脱字を訂正するだけとかさ。
アメリカ人の他力本願が私のレポートを訂正してくれるなら、グループでいいかなとも思っていたんだけど。
この人そもそも20ページある課題読んだのだろうか。
ここがわからなかったけどどうしたーー?
という質問もなく、私のレポートを欲しがっているのが見え見え。。。
高校生の時のテスト前に友達のノート写すのと訳がちがうんだよ。
大学院なんだよー。せめて自分で少しは考えてやろうよ。。。
なんでこんな人が院で勉強しているの??
と、自分の行っている大学がやっぱりレベル低いなとこういう時に思う。
他力本願がその気なら私もと、
「えーー、まだわからないからアップデートしていないわーー。わからないから間違いだらけだろうし、もう明日だし、あなたと一緒にこのレポート提出するの気が引ける。私、自分だけでレポート出すわ。」
とはっきり言った。
提出日は明日。もしやっていないとすると、今から大変な他力本願さん。
怒るかな。。。とも思ったけど、全然冷静で、
「Oh。。。Am....そうね、でもさ、私の仕事のボスに聞いたんだけど、課題の資料よく読んで、疑わしいところピックアップしていったらできるって言ってたわ。」
とアドバイスをくれる。
もう面倒くさくて、
「そうね、その通りかも!またよく読んでやってみるわ!あなたもGood Luck!」
とZoomを終えた。
俺様面倒くさかったけど、それでも前回一緒に考えて意見出し合ってぶつかって課題仕上げられたのは奇跡だったのかなぁと、なんだか俺様が懐かしかった。
気を取り直して、自分で課題仕上げよーーと。
その後は期末テストで、この教授ともさよなら!!
あーいろいろと後味悪いセメスターだったなぁ。