私はもともと家には居られなくて外が大好き。
この一年日々家にいて折角アメリカにいるのに行動範囲むっちゃ狭くて、人恋しくなり、ストレスを溜めないためにも、そしてそして体を動かすためにも、朝近くのカフェにコーヒーを買いに行き、時間があったらそこで勉強することにしている。
一番近いのはここ。
引っ越してきたばかりの6年前は、リタイアしたご老人しか目にしなくて、こんなおしゃれなカフェはなかったし、スーパーに行くと80代とか多くて、旦那ちゃんと、
「私たち、ここに住むの若すぎない?」
と冗談言っていたくらいで。
お茶ができるのは、ダンキンかバーガーキングくらいだった。
コロナ禍でリモートが可能となり、6年の間に沢山の若者がフロリダに移り住んできて、仕事や勉強できるおしゃれなカフェが増えた。
と同時に物価もバーーンと上がり、カフェラテ一杯7ドル。
今円安すぎて日本円に直すと本当にびっくりするけど一杯1000円。
ただ、この一杯で、朝から晩までここで勉強していていい。
だから学生か、リモートワーカーが多くて、
みんな勉強したり仕事しているから、ここで勉強するとモチベーションが上がって集中できる。
ここもおしゃれなのよねー。
名前忘れちゃったけど、コーヒー豆が特別のもので、手で押して少しずつ入れてくれるコーヒーで、
こちら18ドル。一杯2700円のコーヒー笑。
でも、この一杯で数時間ここで勉強するから、場所代が含まれているということで。
気分変えて、高級住宅地に行って、そこのスタバでお茶して高級気分を味わったり。
スタバは今木曜日がニコイチ価格やってるから木曜日に行く節約おくおばちゃん。
ここは、スーツ着たビジネスマン、ウーマンの小綺麗客たちか、お金持ちのホリデー中のひらひらした服着た人たちがいる。
でも、こんなところばっかりで飲んでいたら高いから、たまにローカルのダンキンもパトロールする。
このローカル感。
ダンキンではコーヒー2-4ドル。
庶民の値段!3ドルケチるおくちゃん。
老人ホーム近くのダンキンは、朝お年寄りの団欒の場になっていて、おじいちゃんとおばあちゃんが手をつないで入ってきたりして、とても和やかで微笑ましい。
けれど、みんな耳が遠いのか結構大きな声で団欒していて勉強できる環境ではない。
私の住むエリアは真っ赤地域で、トランプ元大統領のお膝元。
老人、黒人、南米系、白人が住むエリアが、いまだに自然と別れている。
このダンキンがある地域は黒人と南米系が多く、白人客はほとんど見ない。
朝からパジャマとスリッパ姿の大きな黒人さんカップルが、Fワード言いながら入ってきたり、
学校に行く前っぽい南米系の子供と、土方であろうお父さんが二人で朝ご飯食べていたり。
同じ地域なのに、利用する場所が違うだけで、こんなに人が違うんだなぁと社会勉強。
ただ、この店いろいろとドラマがあって、落ち着いて勉強ができない。
ある日、勉強しようとコーヒー買って本を開くと、店長と思われる人が私に向かって、
「また来たのか?出て行ってくれないか?、みんなが君のこと不快に思っているんだ。」
という。
へ??私???
何???なんかした?
アジア人お断りなの?この店。。。
といろいろ考えて戸惑っていたら、
私を通り越した後ろに座っていた黒人男性に向かって言っている。
その黒人男性は、何も言わずに立ち上ったけど、トイレに入ったり、また出てきて座ったりしてなかなか出ていかない。
。。。。銃撃になったらどうしよう。。。。
とハラハラ見ていたら、そのまま出て行った。
いったいあの客と何があったかは知らないけれど、怖かったからそのまま帰ったり。
ある日は、目の前に座ったキューバ人のおじさんが、
「セニョーラ!何人?きれいだね!友達になってよ!ええ?結婚しているの?そんなの気にしなくていいよ。」
と投げキッスやウインク含むナンパをしてきて、全然勉強できなかったり。。。。
(フロリダに来て何回かナンパされますが、全てキューバ人。お国柄、一人の女性を見たらナンパしないといけないとかあるのかな??
)
こういう話を旦那ちゃんに言うと、
「君はいつか誘拐されたり、銃撃戦に巻き込まれたりするから、もうそんなところのダンキンにはいかないでくれ!!コーヒー代は俺が出すから、近所のカフェに行ってくれ!!!」
と、諭され、これからはコーヒー代がタダになりました。
ちゃんちゃん。