日本人と言うと、
「寿司作って」
とよく言われます。
日本では、寿司は買うもので作ったことはなかったおくちゃんは、いつも困る。
旦那はイタリア人。
と言うと、
「料理上手そうーーーピザ作って😍😍」
と言われる。
皆様の想像するイタリア人とは違い、旦那ちゃんは、焼く、茹でる以外の必要以上の料理は、イタリアではしたことがない人。
アメリカに来て、「ピザ作って」のご要望が多く。
今回取引先の社長(と言っても30代)に頼まれて、社員たちのために慰安会的なピザパーティーが開かれた。
シェフは我が旦那ちゃん。
家で生地作りから練習。
普段料理しない人で、目分量というものができず、レシピ通りきっちり測るさすが几帳面な建築家。
でも、焼き加減が上手くいかず何回も焼いて、お披露目パーティ前一週間はほぼ毎日ピザだった
プロシュートやパルメジャーノレッジャーノを乗せてパルマ風に。
アンチョビのピザはローマ風。
とピザも風土料理で地域によって乗せるものが違います。
ゲップ。
もうしばらくピザはいい。。
我が田舎町は急激に発展し、コロナ後新しいコンドミニアムが沢山でき、沢山のリモートワーカーたちが北から移り住んできた。
貸すのが目的で販売していないコンドが多く、ワンベッドルーム2700ドル/月(40万円)から。
他州やマイアミでは安い方かも知れないけれど、我が街では車で30分くらいのところに行けば2500ドルで家に住めるので、高級コンド。
その一つのコンドミニアムに社長さんは住んでいる。
高級コンドに住む良いところは、
シアタールームや
高級ホテル並みのジムが常設されている。
ホテル並みのプールも使える。
マイアミのようになってきたなあ。。
キッチン付きのパーティールームもあります。
この素敵なお部屋で、旦那ちゃん、手作りピザをお披露目。
まるでケータリングビジネスのよう
(お金貰ってませんなんなら材料費も自腹の無料奉仕😂)
若手30代建築デザイン社長。
従業員8名ほどは平均年齢28歳くらい??
しかも美女の女ばっかり。
社長の好み??
前の旦那の勤めていたデザイン会社もそうだった。デザイン会社だからみんなセンスありオシャレな若い人が多い。(この業界、ゲイも多い。。。)
若い子ちゃんたちに囲まれてウハウハピザを作る旦那ちゃん。
私は全員お初目でしたが、旦那ちゃんはオフィスによく行くので、みんなと仲がいい。
でも大問題。
アメリカ人、アレルギーという名の、好き嫌いが多い。
しかも異星人20代。
「アンチョビ??ピザにアンチョビを乗せるなんて私の人生で聞いたこともない!!」
と、あんた人生とピザの何を知ってるねんって思うほど人生とピザ知ったかぶり女子に却下され。
「お願い、ズッキーニ乗せないで。」
「私はマッシュルームアレルギーが。。。」
と出ました、生まれたころから食べたいものしか食べてこなかったワガママアレルギー。
「私はムスリムで。。ポーク(生ハム)はだめなんだ。。」
とそれぞれ言われれ、「イタリアのピザ」が作れず。
まずこちらはムスリムの方に大丈夫だったチキンとほうれん草のピザ。
ペパロニピザはみんな大好きだった。
だからペパロニピザばかり作った。
ギャルたちに写真撮られて嬉しそうな旦那ちゃん。
こういうのが本当のイタリアピザなんだけど。。。
オリーブ、イタリア農家から買ってきたパルメジャーノレッジャーノ、ケッパーなどなど、持ってきたいい具材はほぼ却下され、こちらアメリカ人20代女性が即席で作ったバッファローチキンディップピザ。
バッファローチキンディップとは、ニューヨーク州バッファロー発祥のチキン缶とクリームチーズ、スパイスなどが入った味が濃いディップ。
トマトペーストにディップ、最後にマヨネーズをトッピングし、ほぼソースだけの味が濃い体に悪そうなピザ。
これが女性(キッズ)たちに大人気で、イタリア人は後で泣いておりました
その後ポーカーが始まり、気分はまだ学生。
一応会社の集まりなのですがね。
みなさんタンクトップで肌露出して遊びの服装。
やだなあ、おくちゃんおばちゃんの若い子服装ポリス😂
ビリヤード台もあり。
若い時にこんなキラキラした場所で生活してたら、後戻りできないよね。。
このパーティールームは貸し切りではなく、住民が通っていく。
おっぱい出したかわい子ちゃんが沢山いるから、知らない猫のおじさん(と言っても30代前半、薬でハイになった人)が居座っちゃって大変。
この後この猫おじさんのおかげで警察呼んだりと、
なんというか、現代アメリカンキッズたちのハチャネチャ日常生活を垣間見た感じでした。