先日はアメリカ人女性のドタキャン悪口書いたて色々思い出したけど、自分も結構世界でやらかしている。




私はスノーボードを若い頃(って今でも若いわよチュー)していて、友達100人出来るかな計画であらゆる人に声をかけ、まるでビジネスウーマンのようにバイトと滑りで日程ぎっしり、今日は誰と滑りに行こう〜と日々約束、待ち合わせだらけだった。



(携帯電話はパカパカガラケーの時代だから、待ち合わせ要。ゲレンデに掲示板がある時代)



元気だったな。。



ゲレンデを流す日本人同士は、遅刻して待たすのも待たされるのも嫌で、



「ほな、山で会ったら適当に滑ろう〜」



とあまり時間を決めなかった気がする。

リフト上から見つけて大声で呼び止めて、リフト下で落ち合うパターン。



あ、あの飛んでるの、おくちゃんだ。
とウエアと板で見分ける。



外国の山で日本語名を山に木霊するくらい叫ぶ、日本人達よ。。💦今考えると恥ずかしい。。




ただ、地元の外人と行くと、ロープを超えた秘境out of boundaryに連れて行ってもらえるので、 安全なルートを教えて貰いたくて、シャモニーにいた時、ショップやらで知り合った2人の地元のフランス人男性と待ち合わせして、それぞれ連れて行って貰っていた。

(彼らはお互い知っているはずだけど、友達では無い。)







彼らにはとってもカワユイフランス人彼女がいたけど、スノーボードはガッツリやらない。



今思うと、なんであの人達はわざわざフランス語を話さない日本人女と滑りに行ってくれていたのか謎。



旦那曰く、アジアの女はニコニコと近づいてきて、とても優しく、イタリア人だったら絶対気があると勘違いする!!下心あるんだよ!

ヨーロッパ男だったら、彼女いようが結婚していようが関係ない!



だそうで、勘違いさせちゃってたのかなあ〜。



でも、私スノーボードも頑張ってやってたから、女でも結構上手かった方だと思う。



フランスの地元のプロ級ボーダーって無茶苦茶速くて、3000m級の山だから酸素薄いし、




あの麓まで1時間かけて滑り降ります。




通いボーダーの男でもついていけない人が多いと思うけど、私は根っからの負けず嫌いの怖さ知らずだったので、彼らについていけ、森林の中では私の方が小回り効くし、たまには抜かしたりした。






(日本でツリーランを練習していると海外のツリーは幅が広いから余裕。ただ深いツリーホールや激突すると木がでかくて致命傷になるので気をつけて)


多分、単純に一緒に滑って楽しかったんじゃないかな〜。私は彼らと滑れて楽しかったラブラブ


凄く上手だったから、こうやって地形で遊ぶんだ〜って色々勉強になったし。





ニセコのツリーラン




シャモニのツリー後




ともかく、彼らからそれぞれ連絡があり、それぞれ滑りに行くのだが、私はある日、フランス人①と約束したのをすっかり忘れていた。



フランス人①から朝電話があり、待ち合わせのバス停で待ってるぞーとフランス語訛りの英語で言われ、



えええ!!

ごめん!!

(今起きた!!)



と慌てて用意して(私は10分で用意できる)、フランス人①と待ち合わせするいつものバス停に慌てて行った。





そしたら、いない。。。





ああ、怒ってもう行っちゃったのかな。。。




と謝りのメールをしたら、

まだバス停にいる、という。




は?




どこにおんの?




と見渡して、気づいた。




私、フランス人②とのいつもの待ち合わせバス停と間違えてる😂

だって同じフランス語訛りなんだもん💦








この浮気女笑い泣き







ごめりんこ〜私なんや知らんけど、こっちのバス停に来てもうた〜ゲローゲロー

すぐ行くから、先に山行って滑ってて〜。




と言ったら、そのフランス人①は、家に車を取りに帰り、私を迎えに来てくれ、そのまま別の山に連れて行ってくれたという、とても親切な男性だった。

ちょっと怒ってたけど。。




彼らとは完全に滑るお友達だったので、彼女もいたから、男と女の友情はないと当時思っていた私は気を使い、下山したらそのままサヨナラでしたが、今考えると、




フランス人は夫婦別れても友人続けたりする文化だし、そもそもコミットするという意味って何?って一生結婚しないカップルも多いし、




あの日本人女よ〜えーん

あそこまで親切にしてやったのに下山したら連絡ないんだぜ〜アセアセ

友達だと思ってたのによ〜

日本人女って意味わかんね〜




と言われてたらどうしよう。。




とふと思ったのでした。









滑りに行きたいな。

今シーズンも行けなかった。

いつかを夢見て今日もがんばる。