旦那の出身地、エミリアロマーニャの郷土料理はどれも牛関係。
 



 
 
ボロネーゼ、ラザニア、ハム、チーズ。。。

 
客人が来ると、食べきれないほどの豪華な食事を出さないと失礼となるので、義両親はそれはそれは豪華な食事で迎えてくれます。

 



 

。。。って量と大きさがね。。。



イタリア(の田舎)では、パルミジャーノ・レッジャーノを1キロ以上の塊で渡さないと失礼だと、旦那は日本の母に2キロある巨大チーズを持って帰り(要加熱真空パック)、我が母は、



1人暮しなのに、冷蔵庫が狭くなる!

なんでこんなに大きなの持って帰ってきたの?ガーン



とびっくりしていた。

イタリア人最大敬愛の印ですちゅー


 

 

私は昔チーズを勉強していて、その情熱からフランス農家に働きに行ったチーズオタク。

それを知るパパは、毎回チーズをドーーンと買って歓迎してくれる。

 

 

 




世界に輸出されていない珍しいチーズを食べるのが私の旅の楽しみちゅー

 

 

今回旅行したトスカーナ州。

 イタリア人の中で、トスカーナは「旨いものが食べられる州」で有名。

トスカーナに行こう!と言ったときから、食いしん坊のパパは大興奮。






 

フィレンツェに着き、さあ、トスカーナ料理!何かなーーと思ったら、

 
 
 
 
 
結局、肉とチーズ。。地元と同じじゃ!!!
 
 
でも、このプロシュートやチーズたちは、一つ一つ牛の種類も場所も違うし、ここでしか食べられない特別なもの。
 
 
 
 
 

カンパリスピリッツを注文したら、こんな演出。

旦那の田舎と違っておっしゃれーーー!

って値段も高いけど。

 
 
 
 
こんな景色の民宿に泊まりました。




キッチン付き、2ベットルームで一泊160€。



 
目の前に見えるのが、サンジミニャーノという世界遺産の街で、あの町でご飯。。と計画していたのですが、




あいにく夕方から大雨が降り、車椅子なので難しくて、丁度この民宿の隣にレストランがあり、車椅子アクセス簡単。そこで夕食を食べました。
 



ここが、観光客なんて来ない、地元の人の隠れ家的存在で。
 


 
 
まず、パンがでます。
イタリアのいろいろな街を旅して段々区別が分かってきますが、この最初に出されるパンにも、地方の特製パンがでて、他では食べられません。
 
 
このピザみたいなパンは、この地方特製だそうです。
 
 
 
 
 
前菜。
 
ピザパン食べて、この前菜で私はもうお腹一杯。
 
 
 
 
 
この地方では、イノシシを食べます。
旦那はイノシシのステーキ。
 
 
 
 
私はイノシシのボロネーゼ。
少し臭みのある、脂っこいお肉ですが、美味しかったです。
 
 
パパちゃんは。。。。
 
 


 
 
これです。どーーーん!!
 
 
 
ポークリブ、トリュフ風味。
 
 
 
パパちゃん、食べすぎやろ。。。
でも大喜びで、サーバーと話す話す。
 
 
 
 
丁度私たちの席がキッチンの入り口で、他の方の食事を見れるのですが、
他テーブルもこの量笑い泣き
 
 
このサーバーが面白い方で、通る度に、他のお客さんの料理なのに、

「どうです?凄いでしょう。これが私たちのシーフード盛りです。」

って私たちのテーブルに止まって説明してくれる。パパちゃんの目、キッラキラ笑い泣き
 
 
パパちゃん、ポークリブ完食。
 



 
お口直しのレモンシャーベットは定番です。
これはお口直しであり、デザートではありません。



 
 
で、出てきた4人前デザート。
 
 
 
こんなにもう食べれないーーーというと、
 
 
 
 
 
 
 
フフフーーちゅー
イタリアでは、アマロというお酒で胃を刺激して、もっと食べるんだよニヒヒ
 

もうお腹苦しくて、



食べろーーー魂


もっと食べろーーー魂ピリピリ


の呪いに聞こえてくる。。。
 
 
 
確かにお酒飲むと少し空腹感で、あんなにお腹いっぱいだったのに、デザートが胃に入った。
ってそこまでして食べたいの??ゲローデレデレ
腹八分目という言葉はありません。


やっと終わった。ゲップ。。ヤバいわ。。
5キロは太った。。


と思っていると、
 
 
例のお調子者サーバーとパパちゃんが凄く仲良くなって、サーバーさんが、
 

 
さっきオーブンから焼き立てが出てきたから持ってきてあげる!!!
 
 
 
 
 
と焼き立てのレモンチーズケーキを持ってきてくれた。
 

ってもう食べられへんって笑い泣き
 
 
イタリアは、美味しいタイミングとか、食材へのこだわりとか、日本に共通するところがあり、こういうところ大好き。
 
 
上機嫌のパパちゃんはトイレに行って帰ってこないと思ったら、女性サーバーと楽しく立ち話していたりと、誰かの親戚の家に来たようなアットホームなレストランで、素敵な夜でした。