義母孝行しにイタリアに来ています。
義両親は今はリタイアしていますが、フルーツ農園をしていました。
フルーツ農家は休暇を取りにくく、1時間の距離のベニスに人生で1回しか行ったことがなく、車で3時間のフィレンツェにおいては行ったことがない。
今まで大きな愛犬がいたのもあり、義両親は宿泊しての遠出を嫌い、私と旦那のみでイタリア旅行をしていたのですが、今回は義母が
「フィレンツェに行きたい!!」
と言ったので、まごころツアーガイドのおくちゃんが、一生懸命ホテルを探しました。
義母は多発性硬化症という難病で、年々悪化し、4年前はフラフラでも1人で歩けたのに、今はもう左足が完璧に麻痺して車椅子です。
今回行きたいと言ったのも、義母はもうすぐ生きられないことを覚悟しているかのよう。
ヨーロッパは、車椅子利用者に優しくない。
この石畳。
私は健康なので、ヨーロッパ旅行すると見るこの石畳が好きでした。
でも義母との旅行では悩まされました。
ホテルも都会の大型ホテルならエレベーターもあり、バリアフリーがあるのですが、私たちは田舎に行きたかったので、エレベーターつきや完璧バリアフリーがなかなかなかった。
中世の街並みは美しいけれど、段だらけ。
このひしめくテーブルセッティングは、席が空いていても、車椅子では入れない😭💦
1段、2段、イタリアの歴史的建造物には段が沢山あります。
そしてこちらのペンションを見つけました。
でもエントランスを見た時、
やだ!!階段じゃん‼️
でも良かった。
サイドにスロープがありました。
フィレンツェを望む丘にある大富豪が建てた家を、ペンションとして経営しています。
夕焼け。
高層ビルもなく、この景色を何百年も守るイタリアはすごいと思います。
これは樹齢100年以上かと思われる藤棚。
この砂利の庭も、車椅子の義母は入れない😭
部屋のアンティーク家具の素晴らしいこと。
エントランス。
素敵なペンション✨
ひとつひとつの家具が博物館みたい
さて、ガタガタガタ、と義母がずっと見たかったサンタマリアデルフィオーレ大聖堂へ。