日本では、3月末が会計年度の締めが多いと思いますが、アメリカでは、特に政府機関は10月に始まりが9月締めです。
9月1日がレイバーデイで、労働者を称える日です。
9月に勤労評価があり、10月から新しい年として昇給や昇進、移動がある会社が多いと思います。
早いもので、この仕事を始めてから10か月が経ちます。
先日は、評価がありました。
同僚と競わせるためか、どれだけ間違えたか、どれだけトランスアクションがあったかなどなど、チーム17人中に順位をつけて配られた。
その中で、おくちゃんは２番目にトランスアクションが多かった。
他のベテランさんは、9月からの一年のトランスアクション数なので、おくちゃんは2か月少ないのにも関わらず2位。
要は最下位だった人の倍以上のトランスアクションをしており、新人なのにこれには上司たちがとても驚き、
普段会わない、位の高いダイレクターから、ありがとうと直筆のメッセージをもらった。
まあ、私としては当たり前かな、と思うけど。
みんなパソコン操作遅いし、のんびり働いているし、おしゃべりしているし、トイレに籠って出てこないし。。
私はホテルからの転職で、ホテルでは私のパソコン操作は普通上くらいだった。
ここの人たちは、スーパーやホームセンターからの転職の人が多く、
特に50代上の人たちはパソコンができず、指一本で打っている人がいる。
特に香港での就労の後なので、こののんびり具合に本当に驚く。
香港人たちは職業能率のレベルが高く、英語と広東語と中国語が飛び交うごちゃごちゃで全然整頓されていない無茶苦茶な場所で、どこに何があるか瞬時に突き止め問題解決していく能力に長けていて、強気でなんでもできると思っていたおくちゃんは、香港で人生初めての挫折を大いに味わった。
広東語、中国語、英語を使いこなし、そこに日本語やフランス語を話す人も沢山いて、天才かよ！って思う同僚が沢山いた。
日本人も、青学慶応早稲田に東大出身という人が沢山いて、頭がよい知識人が沢山いて、
みんな出張で世界中飛び回っいるし、お話を聞くのが楽しかった。
他の国で、仕事が遅いなんて言われたことがなかったのに、香港で初めて、
「あなたは遅いから。。」
と言われたとき、
おくちゃんが、遅い？？？
。。。絶対この上司見返してやる。
その言葉返上してやるよ！！
としょうもないプライドの為に、パワハラ上司と6年も費やしてしまった過去があるので、
今のゆるーい環境が、少し物足りないとも思いながら、
やっぱり上司に気に入られて、褒められて一番でいることの方が、働くのに重要な気がする。
今の上司も同僚もすごくいい人ばかりで、沢山褒めてくれるし、助けてくれるし、優しいです。
評価の中に、
「おくちゃんは、時間通りに来て、時間通りに仕事を終わらせる能力があり、休みも事前に規定内に申請する。」
とあり、
こんな当たり前なことが、きっとできていない同僚がいるのだろうなぁと思う、そんなアメリカです。
いや、フロリダかな。ここは本当に田舎で、アメリカでありアメリカでないのんびりした場所です。
優しい上司は、とても良い評価をつけてくれ、来月から給料6％アップ！やったね！
そして2位のお祝いに、スーパーのギフトカード1万円を頂きました。
自分へのご褒美に、スーパーで1万円全部使ってやるー！
と、まずはロブスターを前菜に。。。
アンガスビーフステーキを堪能しました。
イタリアの赤ワインと合わせて。
２００９年、2013年はイタリアのブドウが豊作だった年なので、イタリア産を買う時はその年がお勧めです。
10月からもまた頑張ろう！