フロリダ田舎の村役場みたいなところで働いていて、従業員には農家や酪農をしているおじいちゃん、おばあちゃんたちがいる。



よくフルーツをもらったりするのだけれど、昨日新鮮な産みたて卵を頂いた。



嬉しい新鮮な卵。
アメリカでは新鮮と書いてあっても信じられなくて生卵を食べられなかった。



早速お米炊いて、ずーーーーーっと食べたかったあつあつ卵かけご飯にした。








いつぶりやろ、卵かけご飯。




生卵を食べる習慣のない外人の前で生卵食べると大抵、






うえーーーゲローゲローゲロー






って言われる。




ニセコにいたときオーストラリア人20人くらいと住んでいて、私が朝、オーストラリアでは危険だとされている生卵に、糸引く腐った茶色の臭い豆(納豆)を入れるもんだから、それはもう悲鳴に近い声出して仰天して逃げて一緒に食べてくれなかったニヤニヤ





ラーメン屋でも半熟半生卵は嫌われるらしい。




でも日本に長く住むと、その美味しさと安全さを知っている外人もいて、
TamagoKake Gohanを名付けて

TKG

ティーケージー
と呼ばれていた笑い泣きおしゃれな響き~



今日は朝からTKG食べてよ~
って会話してて、なんのこっちゃいって思ったわ。



イタリア人旦那も同じで、ご飯の上にパカッと卵を割っているのを見て最初怖がり、菌がどーのって言ってたけど、一口あげるとふわふわな感触にはまった様子でもっとくれ~ぶちゅーって取り合いになった。




ラブカルボナーラみたいで美味しい。



と言われ、そうそう世界で知られているカルボナーラとイタリア本格カルボナーラは違うのよね。



そういえば、本場カルボナーラの作り方は卵かけご飯と一緒やわ。



と思ったので、以前料理好きのイタリア人から教えてもらった簡単本場のカルボナーラをご紹介します。






材料は、


リガトーニかペンネのショートパスタ
生卵
ペコリーノロマーノ
生ハム
ブラックペッパー



本当のカルボナーラはスパゲッティではなくショートパスタ、
生クリームも牛乳も一切使わない
ベーコンではなくゴンチャーレかパンツェッタを使用します。
ゴンチャーレかパンツェッタはフロリダでは手に入らないので、イタリア人の友達や旦那は、




OK「脂ぎったアメリカのベーコン使うなら、プロシュートかスペック(生ハム)の方が美味しい



と教えてくれました。



なので今回はスペック生ハムを使います。
(ALDIで買いました。)







チーズは粉末を買うと小麦粉が混ざっていて風味が落ちるので、塊を削るのが一番美味しいです。


ペコリーノロマーノを削ります。
たくさん入れるとより美味しいので思い切って使います。


ペコリーノがなければパルメジャーノレッジャーノでもOK






生卵とチーズを混ぜる。


黄身だけのレシピもありますが、卵かけご飯と同じで好み。
黄身だけなら濃厚なカルボナーラになります。


私は白身も全部入れます。






塩をたっぷり使った(カレースプーン3杯くらい)お湯で茹でたリガトーニのゆで汁を切り、バターを入れて焦げないように炒める。

(ゴンチャーレを使った場合は、ゴンチャーレを炒めたあとの脂でパスタを炒める)


ゆで汁は少し残しておいて炒めている時にパスタがドライにならないように加える。








火を切って卵とパルメジャーノレッジャーノのソースをかけ混ぜる。








生ハム乗せて出来上がり。



出来上がりをすぐ食べると美味しいです。



イタリアの卵かけパスタでした。




日本にいたとき、この青の洞窟シリーズ好きだった~。


イタリア人に言わせると、


これはカルボナーラじゃない❗ムキー


って言われるようなクリーミーですが、美味しいものは美味しいのだ~ラブ