怒濤の一週間が終わった。
疲れた~。
ホテルのオープンって予想以上に大変。
楽しかったと笑っていられたのは1日目だけ。
まだフロントも部屋もできていないのに、電話やアイロン、ゴミ箱などの備品が搬入されてきて、それをストックしておかないといけないんだけど、そのストックルームもまだできていない。
どうすんねん、この大量の荷物。
つうか、納品早すぎる。誰やねん、納品したの。一週間間違えたやろ。それとも工事が一週間遅れたのか。
あっちに運び、こっちに運び。
置いたところを忘れるので記録をとり。
そこに政府や警察、消防署やホテルマネージメント会社がやって来ては様々な点検をして、ここに積むなとか、エレベーターを止めろとか、部屋に入るなとか、全然思うように作業が進まず。
そして外部作業員がいるし、防犯カメラもない、鍵もない、ドアもない状態。盗まれる。実際女性の制服が既に盗まれた。絶対他にも無くなっていると思う。
埃だらけの建設最終段階中のホテル内で力仕事の一週間だった。
アジアの感覚から、明らかに男手のみが必要なのに、男女平等のアメリカ社会では、力仕事も女性が進んでやっていて、ただその女性たちはおくちゃんの3倍はある男みたいな体格で。
ひーーー、そんなに簡単にその荷物持たないで~。おくおばちゃんには無理!!
と心で叫んでいた。
実際男性でも手首や腰を痛めていた。
香港では、アメリカ以上に女性指導者が多い中、女性をとても大切に扱うので、重いものなんて持つと逆に怒られた。
来週からもっとメンバーが揃うんだけど、なぜ、こんなに皆より細くて明らかに力のないおくちゃんを力仕事多い先発メンバーに選んでくれたのか。。。
面接で、「頑張ります!!」と主張し過ぎちゃったかな。
頑張りきれないかも。。
おくおばちゃん、腰がいたい。。
と一瞬へこたれたけど、なんとか乗り切った。
もしかして、根性試された??
本当に大変な一週間だったので、今日はお疲れ様打ちっぱなしゴルフ慰安会があったのだけど、腕と腰が痛くてまともに振れずフラフラ。。
手首を痛めているので、できないスタッフもいたり。
うーん、慰安会でなく、ここまできたら
拷問Bad choice!
総支配人から、
「君たちは、このホテルの歴史に残る、一番最初の先発メンバーなんだ!
大変だったけど、誇りに思ってくれ!!」
と言われ。
上手いこと言うな、さすが支配人。
そうやな。
グリーンカードが取れたタイミングと、このホテル開業のタイミングが合い、香港での経験を買ってくれ雇って貰えて開業作業を手伝えたことは、きっと何か運命的で良い経験だ。
次にもし開業を手伝うことがあるとしたら、アドバイスしたい。
備品は、部屋ができてから納品しろ。
置くところなんて、ないぞ。
来週から、おくちゃんは沢山の南米人にホテルの知識と掃除の仕方を教える。
パワー!!