ここは自宅から久住方面や阿蘇などに出かける際にもよく使う道から近く、道路の案内板を見て以前から気になっていた場所でした。
ただ、一見してマイナーなスポットだと想像できることと、「地獄」だとか恐ろしげな名前の場所であることから、一人だと心細くて今まで行く機会に恵まれなかったのです。(^^;
この日は別府に行くつもりで車で通っていたのですが、道路沿いの案内看板を目にして思い出し、立ち寄ってみることにしました。

駐車場は、思いのほか広いです。
この駐車場がいっぱいになることってあるのかな??

駐車場の隅には、こんな立派な休憩所まであります。
中にはベンチがあるだけですけど、バイクでのマスツーリングなんかだと日差しを避けて休憩できて良さそう、とか思いました。

ここから、地獄極楽へ。

この階段を上るとすぐに到着します。
階段下には竹の杖が置かれていました。
洞窟内では少し腰を屈めて歩くことになるので、杖を使った方が少しは楽かもしれません。

階段を上るとこんな感じ。
なにやらうっそうとした雰囲気ですが・・

とりあえず、礼拝堂でお参り。
お賽銭を兼ねて一人百円を賽銭箱に納めさせていただきました。

江戸時代後期に作られたんだそうです。

地獄極楽世界はこのようになっていますよー
では、

まず先に閻魔大王さまへ・・

お・・・おう・・
いきなりここから入れとな・・(;^ω^)
入り口近くに立つと、中から涼しい風が吹いてくる。
入ったら・・
閻魔大王が!
けど、写真撮るの躊躇してしまって写真なし。
先へ進みます。

閻魔さまを離れて先へ進むと分岐があり、「先に地獄道へ」とあるので指示に従い地獄から・・

洞窟内に仏像たくさんあったけど、洞窟内で仏像の写真撮るのはなんとなく気が引けて写真撮れませんでした。(^_^;)
それにしても、これが江戸時代に作られたってすごいと思う。
それが当時の雰囲気そのままに今もこんなに綺麗に保存されているのがまたすごい。
地獄道から極楽道へと進み、洞窟を出ます。
ここに阿弥陀様?が置かれていて、これでゴールかと思いきや!

まだ極楽浄土への道が残っていました。
「最後に登る」と書いてあるので、これでゴールですね~
っと・・先を覗いてみると・・

は? (;・∀・)
これ、なに?
これを・・登るの?・・
ちょっと試してみたけど、なんか危なそうなので止めようとしたら・・

「ちょっと貸してん!」と、嫁さんが僕からチェーンを受け取って

登っていきました。(笑)
だいぶ上まで登ったところで、「これ以上は上がれん」「でも怖くて降りれん」ともがいていましたが、やがて登るしかないと意を決した様子で登坂成功。
こうなるともう、僕も行くしかないですよね・・
ということで、頑張って登りました。(^^;

の・・登り切った。(達成感)



極楽浄土~~~~(*´▽`*)

極楽浄土の仏様はどれもとても優しいお顔をされていましたよ。
さて、竪穴を登ったのはいいけど、降りるのはどうするんだろう・・と思っていたら、竪穴通らなくても降りられる道があることが判明。
ということは、竪穴登らなくても極楽浄土へ来れた? (^^;
でも、この竪穴を登ってくることに意味があるんだよね、きっと。
降りる途中、坂道に栗が落ちてた。

秋が近づいてるんだねえ。

ここ、予想以上に面白かったです。(^^)
見ての通りのマイナーな雰囲気満点の場所だけど、平日にも関わらず、僕たちの来たときにも先客が一組、僕たちが帰るときにもまた一組人が来てた。
アクティビティとしても楽しめる施設だけど、歴史ある貴重な施設なので、行くときはマナーを守って楽しみたいですね。
気になる人はぜひ行ってみて。
もちろん過度の期待は禁物だけど、なかなか面白いよ。(#^^#)
宇佐市ホームページ
http://www.city.usa.oita.jp/site/kanko-guide/106.html
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