先日、仕事を終えて夜帰宅すると、一通の封書が届いていました。


私が先日献血の際に骨髄バンクのドナー登録を行ったことは、8月15日の記事に書いているとおりですが、実は早速
私の白血球の型(HLA型)と一致する患者さんがいた
というのです。
もちろん自分では、先日のドナー登録も冷やかしで行ったつもりは毛頭無く、自分の骨髄を必要とする患者さんがいれば提供するぞ!という気持ちでいた「つもり」だったんですが、いざ現実となると、正直「ビビリ」な気持ちも出てきます。
しかも、私の場合登録してからまだ1ヶ月も経っていませんでしたので、「まさかこんなに早く!?ちょ、ちょっとまって・・」みたいな気持ちもあるんですよね。
しかし、案内文を見るとこの患者さんは「『迅速コース』を希望している」と書いてある。迅速コースなんてものがあることはもちろん今まで知らなかったけど、ようは「急いでいる」ということですよね。
素人の自分でも「この人に危機が迫っているんだろう」と想像できます。
最初、登録したときは嫁さんには「登録した」ということだけは言っていましたけど、そのときは嫁さんも「ふーん」てな感じでそれほど真摯に考えていないようでした。(当たり前ですよね。)
でも、今回この封書が届いて改めて話をしたところ、即「反対」でした。(これもまあ、当たり前なのかもしれません。)
正直、自分にも迷いはあります。やっぱりリスクはゼロではないし、検査などで何度も病院にいかなければならない上、最終的には入院も必要になり、何日も仕事を休まなくてはいけないこともあるし。。
とりあえず、今回の案内では、「提供に向け、さらに詳しい検査や面談に進んでいただけるか」ということでしたし、おそらく「迅速コース」希望だからだと思うのですが、7日以内に返信をということだったので、確認検査や面談を受ける、という内容で返事を返しました。(嫁さんは、多少強引にですが説得しました。)
初めての経験だし、今後検査や面談を進めていきながら、最終的にはどうするか、どうなるか、全くわからない部分もありますが、経験したこと、考えたこと、感じたことなど、正直にそのまま書いていこうと思います。
骨髄提供のことは、どのくらい公にしてよいのかわからないのと、自分自身気持ちが変わってあっさり止めてしまう可能性もあるし、とりあえず現時点では、今後この関連の記事は「ファンまで」の限定公開にしておこうと思います。
ただ、将来的には全公開に変更する可能性もありますので、よろしくお願いします。