娘は春から大学生です♪

©ぱりさいびと


「ジュニア」と書くとなぜか皆さん「息子」と思われるようで、若干申し訳なかったです

彼女の成人まで親子とも身バレをできるだけ避けたかったので、ブログに初登場させた時に韜晦したという事情もありつつ…それに「男女同権」と思っているので、特に書き分ける必要を感じなかったのです。

 

今日はうちのジュニアの紹介です。

 

 

①社会問題への取り組み

高校の学園祭で「あしなが育英基金」の募金活動をやりました。全額送金、キックバックなしです。

 

また、その客寄せパンダになるために、ギターを練習し、ステージに立ちました!

なんと、そのためにボーカル教室に通いました。

好きなことには手抜きなし。

 

あ、ちなみに黒柳徹子さんは日本でただ一人の本物のユニセフ国際大使です! 全額送金、キックバックなしです。寄付金の25%を事務費として送金しないユニセフ協会(民間団体)の地域大使たちとは違います。

 

 

また、授業でSDGs活動のプレゼン動画を作り、厚労省だったか文科省だったかのコンテストに応募しろ、をいただきました。

そのくせ今や「SDGsなんてまやかしだ」ととっくに見放しています。

賞金もらったくせに

忖度なしで成長し続けます。

 

 

 

「ヘアドネーション」のために耐えて耐えて伸ばしてきた髪を、高校卒業と同時に切りました。

卒業式で結うために伸ばしていたわけではありません。結いましたが(笑)。

61cmですので送り先から喜ばれそうです。

私にはもうできないことを(身体的または物理的理由につき)ジュニアがやってくれます。

 

 

・人権問題、差別問題にも敏感です。

 

英国で保育士をしながらジュニアを育てる

ブレイディみかこさん。

多様性やそれを守る努力の重要性

そしてその難しさを

息子の成長する目を通して

描き出します。


 

「ヤンキー君と白状ガール」は

ガッキー主演でドラマになった漫画。

視覚障害の少女と

世間に不本意にはじかれるヤンキー少年

その交流を楽しく書きながら

社会の「目」を暴き出します。

何度涙を流したかわかりません。

 

 

・LGBTも飛び越えてます。

映画「リリーのすべて」「ミッドナイトスワン」も、ジュニアに見せられました。

しかし、礼賛ではなく、問題点の抽出のためのテキストの一つと位置付けています。

ジェンダーの問題では私と対等に討論しています。いえ、押されっぱなしかな

セクハラやジェンダー問題はもう、私が教えるのではなく、私が指摘される事項です。

 

「ぼくのパパとパパの話」は

MMカップルとその子育てを中心としたお話です。

 

枠沈を打たないことを、私が何を言うより先に、自分で判断していました。

 

 

②クリエイターの萌芽

早くに液タブ(液晶タブレット)を買い与えたために、デジタルアートはバリバリでき、なんならアニメも自作できます。

上記の賞はいわば副産物。

 

またキャラクター制作を友人のご両親に頼まれ、購入していただきました。ちゃんと契約書にサインしてました。いくらもらったかは私は知りません。

 

液タブの元は取った♪

 

 

③漫画・アニメ・映画・演劇・デザイナー

ところで、どこから情報を得るのか、やつがチェックした作品は、ヒットしたり話題になったりします

テーマのみならず、「脚本・演出・画面構成・映像美・色・空気感」などなど…やつが褒めるポイントはいろいろな視点に渡るのです。

私はもう、教えられるばかりです。

 

BLも大好物です。部屋にBL漫画があふれかえっています。コミケにも時々行ってます。

男女平等を植え付けすぎて、見境がないようです。

「大奥」(よしながふみ)で日本史を勉強したため、「徳川将軍がほぼ女にしか思えない」と困っていました。

でもリアルの彼氏もしくは彼女を連れてくる気配はありません。

 

一昨年は「犬王」「平家物語」にフィーバーしました。

グッズもたくさんサンタさんにもらいました…

親に請求書がきてますけど(@_@)

 

高校では演劇部に属し、裏方を極めたいと言っていました…

 

今はとりあえずデザイナーを目指しています。でもいつか「監督」役を始めるように思います。

 

 

④私がオリジナル♪

春から美大生です。

実に母方の祖父から4代の夢の結実です。

 

高校は、自由な校風の中高一貫私立でした。数校の学校説明会・見学会に伺い、本人が決めました。

親として、自由な魂を守る努力をしつつ選択肢を豊富に与えた自覚はありますが、その中で彼女が自分で選んできた人生です。
 

「ガラスの仮面」©美内すずえ、白泉社 より

 

これからも、観客(時々スポンサー😢)として楽しませてもらいます。

 

ジュニアなんて呼ばせてもらうのはもう終わりでしょう。

「へっ…私がオリジナルだよ♡」と言う声が聞こえてきそう

 

もし…このブログに取り上げるときがありましたら、「ぱり娘」ではなんかダサいので、名前を工夫したい。