勝手にリブログ応援団です。

佃と聞いて想い出が刺激されたので、本日は宣伝そっちのけで、書きたいことを書きます。

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この漫画をご紹介したい。

「東京探偵団」 細野不二彦、小学館、1987

 

財閥をバックに、3人の一癖も二癖もある少年少女探偵「CITY JACKER」が、「東京」を駆ける。

ある時は大がかりな陰謀の大事件に。

ある時は敵役・バロン・ブラックの仕掛けた謎と異空間に。

知能の限りを尽くし、妖しく、スリリングに、時には体を張って立ち向かう。

天才少年・ジャッキーとバロン・ブラックは、まるで怪人二十面相と少年探偵団の小林少年のよう。

 

マリーンは常識人だが守銭奴の少女。

時にドジも踏むが、頼りになる抑え役。

 

密かに表紙右下の端に描かれている丸っこい少年・通称ポパイが時々詠む川柳が好きなのです…

無口だがこう見えて武闘派。その実態は…

 

徹底して描かれる東京の姿は、昭和レトロや戦後の闇、バブルに国鉄民営化。

時代の描写が不思議できらびやか。

(昭和天皇陛下も出演される!)

そして、『墨東奇譚』で描かれるのが、佃島です。

 佃島 GOOGLE MAPより

 

 なんと、佃島一帯の橋が次々と爆破され、孤立。

 独立を宣言し、「エド国」となる!

 佃の渡しが復活し、住民は江戸の昔の風俗で暮らす…

 誰が、何のために…

 立ち向かう探偵団!

 

築地~月島~佃島、船が行きかう隅田川。

江戸情緒ナンバーワン。

漫画のおかげで、心魅かれる地名になりました。