再録します。

「七月十四日人」をどう読んでいただいてますか?

主観的には、「しちがつじゅうよっかじん」ではありません。

 

7月14日は。

パリ祭。

建国記念日 (Fête de la Fédération)です。

1789年同日に発生しフランス革命の発端となったバスチーユ監獄襲撃。

 

これに「人」をくっつけて「ぱりさいびと」

これが自称の読み方です。

 

 

パリサイ人(びと)。パリサイ派。
教条的で頑固な、ユダヤ教徒の一派とされています。

 

イエスが「偽善な律法学者」と呼んで激しく非難したパリサイ派(ファリサイ派)ですが、この集団から「異邦人の使徒」パウロが出ます。

 

パウロは復活のイエスに会って回心(コンヴァージョン)しました。

イエス死後に信仰の道に入ってきたためイエスの直弟子ではなく、「最後の晩餐」に連なった十二使徒の中にはいません。

 

パウロは迫害にもめげず、ローマ帝国領内で他の弟子や協力者と共に布教活動を行いました。

3回の伝道旅行を行ったのち、エルサレムで捕縛され、裁判のためローマに送られ、皇帝ネロのとき60年代後半にローマで殉教しました

パウロなくして現在のキリスト教はなかったのです。

 

 

革命の発端であり、

お祭りであり、

律法の担保者であり、

教条的で頑固であり、

しかし回心して伝道者となる可能性を秘めている。

 

 

このブログの半生回顧で、そのようなことを表現できますようにと、祈りを込めて名前を選んでおります。