● F1第9戦カナダGP、フェルスタッペンが今季6勝目、天候変化で波乱の決勝レース | エコカーブログ [eddie-k's eco_car blog]    

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2024年6月9日(現地時間)、F1世界選手権第9戦カナダGPがモントリオール郊外のジル・ビルヌーブ・サーキットで開催され、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝、2位はマクラーレンのランド・ノリス、3位にはメルセデスのジョージ・ラッセルが入った。

 

終盤までポイント圏内を走っていた角田裕毅(RB)は、痛恨のコースアウトを喫して14位に終わった。


◆路面が渇き始めるとノリスが猛ペースで一時トップに
完敗に終わった前戦モナコGP同様、今回も、レッドブルにはシーズン開幕当初のような圧倒的な速さはなかった。しかし、フェルスタッペンは勝負どころで強さを見せてライバルたちを振り切った。

決勝レースは雨模様でのスタートとなり、ハース2台を除く全車がインターミディエイトタイヤを装着することになった。レース序盤は、刻々と変化する路面状況によって最速のドライバーとマシンが入れ替わるという混戦となった。


完全ウェット状況の序盤に速かったのは、予選でフェルスタッペンと同タイムながら自身2度目のポールポジションを獲得していたラッセル。しかし、路面が渇き始めるとメルセデスのペースが落ち、フェルスタッペンに詰め寄られる展開に。

そして、その後方からはこのコンディションにマシンがマッチしたノリスが猛ペースで周回を重ね、20周目にフェルスタッペンを、翌21周目にはラッセルをかわして一気に首位に躍り出る。ラッセルは抜かれる際に最終シケインをオーバーランしてしまい、フェルスタッペンにもかわされて3番手まで後退した。


◆終盤に一気のスパートで、フェルスタッペンが6勝目
ところが25周目、ローガン・サージェント(ウイリアムズ)のクラッシュで出たセーフティカーでまた潮目が変わった。これを機に2番手のフェルスタッペン以下がピットインして新品のインターミディエイトタイヤを履いたのに対し、首位のノリスはステイアウト。これが判断ミスで、1周遅れでタイヤ交換したもののここでフェルスタッペンとラッセルにかわされてしまう。

フェルスタッペン、ラッセル、ノリスの戦いは、路面が渇き、全車がドライタイヤへ交換したレース後半も続行。51周目にはラッセルのミスに乗じてノリスが2番手に浮上した。


優勝争いに決着がついたのは、54周目のクラッシュで出た2度目のセーフティカーが退去した59周目だった。ここでフェルスタッペンが一気にスパート。ノリスはこれについていけない。

一方、ラッセルはセーフティカー中にもう一度タイヤ交換したため5番手まで後退していた。終盤にはフレッシュなタイヤで先行車を追ったラッセルだったが、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)を抜くのに手間取ったことが響いて3番手までの順位挽回するのが精一杯。フェルスタッペン、ノリス、ラッセルのオーダーで70周のレースはフィニッシュした。


「クレージーなレースだったけど、チームがいいピット判断をしてくれて、タイヤも上手くマネージメントできた。楽しいレースだったよ」とフィニッシュ後に会心の表情を見せたフェルスタッペンはこれでシーズン6勝目となった。

 

ドライバーズ選手権では、今回まったくペースが上がらず最終的にリタイアに終わったランキング2位のシャルル・ルクレールとの差を56点に広げている。


次戦となる第10戦スペインGPは、6月21日~23日、バルセロナ郊外モンメロのカタルーニャ・サーキットで開催される予定となっています。


 

【2024年F1第9戦カナダGP決勝 結果】(リザルト)
 1位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダRBPT)70周
 2位 4 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス)+3.879s
 3位 63 G.ラッセル(メルセデス) +4.317s
 4位 44 L.ハミルトン(メルセデス)+4.915s
 5位 81 O.ピアストリ(マクラーレン・メルセデス)+10.199s
 6位 14 F.アロンソ(アストンマーティン)+17.510s
 7位 18 L.ストロール(アストンマーティン)+23.825s
 8位 3 D.リカルド(RB・ホンダRBPT))+28.872s
 9位 10 P.ガスリー (アルピーヌ・ルノー)+30.021s
10位 31 E.オコン(アルピーヌ・ルノー)+30.313s
──────
14位 22 角田裕毅(RB・ホンダRBPT) +50.694s
リタイア 11 S.ペレス(レッドブル・ホンダRBPT)
ファステストラップ 44 L.ハミルトン(メルセデス)


 

【2024年F1ドライバーズランキング】(第9戦終了時)
 1位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル) 194
 2位 16 C.ルクレール(フェラーリ)138
 3位 4 L.ノリス(マクラーレン)131
 4位 55 C.サインツ(フェラーリ)108
 5位 11 S.ペレス(レッドブル)107
 6位 81 O.ピアストリ(マクラーレン)81
 7位 63 G.ラッセル(メルセデス)69
 8位 44 L.ハミルトン(メルセデス)55
 9位 14 F.アロンソ(アストンマーティン)41
10位 22 角田裕毅(RB)19


 

【2024年F1コンストラクターズランキング】(第9戦終了時)
 1位 レッドブル 301
 2位 フェラーリ 252
 3位 マクラーレン 212
 4位 メルセデス 124
 5位 アストンマーティン 58
 6位 RB 28

 

 


 

 

 

 


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【 Race Highlights | 2024 Canadian Grand Prix の動画はこちら 】

https://www.youtube.com/watch?v=dLw1ao4-Akk

 

 

【 Drivers’ Reaction After the Race | 2024 Canadian GP の動画はこちら 】

https://www.youtube.com/watch?v=jc33GnqKRqU

 

 

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