◆新PU規則下でもホンダが競争力を発揮できると期待
マックス・フェルスタッペンは、レッドブルF1と2028年末まで契約を結んでいるにもかかわらず、依然として2025年のF1ドライバー市場の動向に重要な要素のままなのだ。3度の世界チャンピオンであるフェルスタッペンとクリスチャン・ホーナー代表の関係はかなり不安定で微妙な状況にあり、手探り状態の2チームがフェルスタッペンの動きを注意深く見守っている。フェルスタッペンがレッドブルを離れることを選択した場合、メルセデスが最も可能性の高い行き先として広く言及されているが、ここ数日で新たな競争相手が浮上している。
マネージャーのレイモンド・フェルミューレンとともに息子マックスのキャリアを管理しているヨス・フェルスタッペンが、チーム代表を巻き込んだ不適切行為に関する告発スキャンダルの真っ只中でホーナーに代表辞任を要求したという事実は、関係性を最大限に緊張させた。それはマックス・フェルスタッペンが、ヘルムート・マルコが辞任する場合はレッドブルを離れる準備ができていると明言する数日前のことだった。
また、マックスがマシンのセッティングに信頼を置くチーフメカニック、リー・スティーブンソンがレッドブル・レーシングを離れ、移籍先は伏せられているが他チームに移ることも発表されている状況だ。
◆父フェルスタッペンとホーナー代表の不仲がメディアの噂に…
フェルスタッペンが2025年のタイトルを勝ち取るための最良のチャンスは、現在のチームに留まることであるのは明らかなのだが、将来を見据えた彼のマネジメント陣は、レッドブル製のパワーユニットが2026年の初めからトップで戦うのに十分ではないことを恐れている。フェラーリの両シートが2026年末まで埋まっているなか、マックスとレッドブルの契約を終わらせる方法を見つけられた場合は、フェルスタッペンのマネジメント陣にとってメルセデスとホンダのエンジンを使用するチームが最も興味深い選択肢となる。
2年以上にわたって互いを冷たくあしらっていたヨス・フェルスタッペンとメルセデスF1のトト・ウルフ代表が、バーレーンの公の場で話をしたことは、ヨスが息子のために代替案を探していることを示すためのマネージャーの方策だったが、より目立たないやり方でアストンマーティンとの交渉がすでに進行中だと考えられている。フェルスタッペンが今もホンダの設計開発によるパワーユニットでレースに参戦し、大きな成功を収めているという事実から、彼らはホンダが新しいレギュレーションに対しても非常に競争力のあるパッケージを作ることができると確信している。
アストンマーティンは現在、最も近代的なF1ファクトリーを持っており、最も近代的な風洞のオープン、稼働も数カ月後に控えている。2025年にシルバーストンを拠点とするチームに移籍することで、フェルスタッペンは来年のうちにチームの理解を深め、2026年仕様のシャシーの決定において重要な要素となり、レッドブルで得た知識をもたらすことができる。アストンマーティンでは、将来のマシン開発は彼のドライビングの好みを中心に展開していくつもりなのだ。
最近までのローレンス・ストロールのジレンマは、フェルナンド・アロンソと1年か2年の新しい契約を結ぶか、カルロス・サインツを起用するかを決めることにあったが、予期せぬ状況のフェルスタッペンが獲得できそうなのに、彼をすぐに雇わないのは愚か者だと考えている。
しかし、メルセデスのウルフ代表が語るように、ストロールは2025年から彼の率いるチームのドライバーに誰を望むのか決める前に、まずフェルスタッペンとホーナーの争いがどのように終わるのかを見守らなければならない。と先走った動きや発言に懸念を示しているのです。さてさて、チーム間の駆け引きがどうなるのか、暑い時期の「ストーブ・リーグ」のようなありさまから目が離せない状況なのだ。
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