◆フェルスタッペン、ポールポジションは予想外?
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1アブダビGPの週末を通じて苦戦していたため、ポールポジションを獲得したことにとても奇妙な気分になったという。
フェルスタッペンは、F1アブダビGPの予選で今季12回目のポールポジションを獲得。2番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)に0.139秒差をつけた。
しかし、フェルスタッペンはフリー走行を通じてマシンの挙動に不満を訴えていた。その苦戦ぶりは、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコが、クリスチャン・ホーナー代表との賭けで、フロントロウを獲得できない方に500ユーロ賭けるほどだった。
予選を終えたフェルスタッペンは、「とても奇妙だよ。ここまでの週末はずっと苦戦を強いられてきたんだ」と語った。
結果的には、ポールポジション獲得が可能なほどの改善を果たしたレッドブル。決勝に向けてはデータがあまりないものの、フェルスタッペンはレッドブルのレースペースの良さを頼りに、シーズン最後のレースに臨むと語った。
また、アルファタウリの角田裕毅も、予選では自己ベストを記録するなど、順調な走りで6番手を手にした。
◆ルクレール、驚きのフロントロウ獲得
フェラーリのシャルル・ルクレールは、ピーキーなマシンでのドライブに奮闘したが、新品タイヤに履き替えると生き返ったんだと感想を述べ、F1アブダビGPの予選で2番手となり、日曜日の決勝レースをフロントロウからスタートすることになった。しかしルクレールとしては、これほどの好結果は期待していなかったという。
ルクレールは予選Q1を10番手で通過。チームメイトのカルロス・サインツJr.は16番手でQ1敗退を喫するなど、2台揃って厳しい予選のスタートとなった。ルクレールはQ2を3番手で突破したものの、Q3最初のアタックを終えた段階では9番手…、本人的には良いアタックだったのに順位は低く、悲観していたと明かした。
「今週末のことを考えると、この結果は全く予想していなかった」とルクレールは語った。
「全てを完全にまとめなければいけないのは分かっていた。でも最終コーナーを曲がった時に、少し滑りすぎてしまったんだ。そういうのは誰もが経験したことがあると思う」
「2位という結果については、本当に嬉しい。Q1やQ2を突破できるかどうかも心配していたのに、最終的にはフロントロウに並んだわけだから、信じられないことだ」
ルクレールは、中古タイヤではフェラーリのマシンは非常にピーキーになると語った。
「どういうわけか、僕らのクルマは非常にピーキーなんだ。中古タイヤを履いた時には常にね。だからQ3最初のラップはとても良いラップだったと思うけど、最後尾に近かったんだ」
「それで僕は、『まあいいや。あまり期待はできないね』という感じで考えていた。でも新品タイヤに履き替えると、全てが生き返る。そして、フィーリングは良かったから、また素晴らしいラップを走ることができた」
「フロントロウにつけられたのは嬉しいけど、それは大きな驚きだ」と語り、決勝レースに向け、コンストラクターズランキング2位を確保すべく、最大限の努力をすると誓った。
フェラーリのコンストラクターズタイトル争いで、メルセデスに勝つことが目標だ。現在フェラーリはコンストラクターズランキングで388ポイント獲得の3番手。2番手のメルセデスを4ポイント差で追いかけている状況なのだ。
F1 2023年 最終戦アブダビGPでのコンストラクターズランキング逆転を目論むフェラーリの走りに注目だ。
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【 Qualifying Highlights | 2023 Abu Dhabi Grand Prix の動画はこちら 】
https://www.youtube.com/watch?v=PnWJjf1dQJ0
【 Max Verstappen's Pole Lap | 2023 Abu Dhabi Grand Prix の動画はこちら 】
https://www.youtube.com/watch?v=ucLUqZhObMs
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