● BMWから新型「X2」が登場、第2世代はさらに美しく、さらに大きく

10月11日、BMWは、新型「X2」を発表しました。新型「X2」は、初代から数えて第2世代目。ボディサイズは全長4554mm、全幅1845mm、全高1590mmで、従来モデルと較べ全長200mm、全幅21mm、全高64mm拡大した。

クーペスタイルながらボディサイズを大型化したことで、荷室と後席足下のスペースが拡がり、ゆったりした着座姿勢がとれ、現行モデルと比べると大型荷物や大量のグッズも積載可能となった。

エクステリアでは、フロントグリル「キドニーグリル」を大型化。周囲をLEDで囲む「アイコニックグロー」がオプション設定された。なだらかに傾斜するテールゲートによってクーペルックを強調。特徴的だったCピラーのBMWロゴは廃止された。

インテリアは「iX」を彷彿とさせるすっきりとしたデザインを採用。ダッシュボードには10.25インチのデジタル・ディスプレイと10.7インチのタッチスクリーンを設置する。

パワートレインは内燃機関とBEV（バッテリー式電気自動車）を用意。内燃機関搭載モデルは、高性能バージョン「M35i」も選べる。2.0リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンは、300psの最高出力を発揮。フロントエンドにブレースなどを追加し、ボディ剛性を高めた。

さらに足回りも強化し、フロント385mm、リヤ330mmの大型Mコンパウンド・ブレーキにアップグレードされた。インテリアは、M専用のスポーツシートを備え、ドライバーに走りの良さとスポーツマインドをアピールする。

BEVのiX2は、前後にモーターを搭載する4WDで、230kWの最高出力を誇る。エクステリアでは、フロントグリルなどを専用デザインとし、内燃機関搭載モデルと差別化を図る。なお、新型「X2」の日本導入時期などは今後明らかにされるという。

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