◆急速なEV普及が招いた「新たな問題」
中国では「EV」電気自動車がバカ売れしている状況です。また、ドイツ・ミュンヘンで開催された国際モーターショーの中国・BYDのブースには多くの人が集まっていた。
世界のEV市場では、中国の電気自動車メーカーの存在感が際立っており、ドイツでは「中国製EVの大軍が欧州を侵略する」との悲鳴も上がっていた。
世界市場を席巻する中国製EVだが、瀕死の中国経済の救世主になることはできだろうか。実は、中国ではEVが急速に普及したことで、様々な問題が生じ始めているのだ。
◆中国の古寺がEV墓場化、大量廃棄の実態
中国では今年の夏、各地で豪雨災害が発生し、自動車の水没被害が注目されるようになっている。EVを含めた自動車が洪水で次々と流されていくニュース映像は人々に衝撃を与えた。
EVは、バッテリーやモーターなどのコストが全体の6割以上を占めることから、水没した場合、ガソリン車よりも修理費用は高くなる。さらに、EV向け車両保険の支払いが急増した影響で、今後、保険価格の値上げが懸念されている。
そして、EVの大量廃棄の事案も発生しているという。浙江省・杭州の郊外にある古びた小さな寺院から、膨大な数の新車同然のEVが投棄ゴミの中に放置されていることが明らかになった。
◆「低品質」と「カーシェア」の普及もトリガー
また近年、中国各地でカーシェアの競争が激化し、バッテリーや車体の品質もイマイチなため、2023年4月までに2400社近くが廃業。そのため、使われなくなった車両が“EV墓場”行きとなり、大量放置が相次ぐ事態に陥ったとみられる。
“EV墓場”と同様に、中国では電動自転車が大量に放置された“シェアサイクルの墓場”も問題となっている。ニュース等で放映された映像では、車体の色ごとに大量の電動自転車がずらりと並んでいる状況だ。
シェアサイクルが爆発的に普及する中、供給過多が起きたことによるものとみられている。同じように中国のシェアEVも今後は行き場を失った車両が相次ぐ恐れがあり、EVの墓場が各地に出現する可能性があるとみられている。
まあ、事故を起こした「新幹線」まで『埋めてしまう』中国ですから、いずれはこれらの墓場車両も地中化され見えないようされてしまうのだろう。
リサイクルすらまともに対応できない中国企業、日本の処理水を騒ぐ中国民、環境汚染は、それどころではない『中国の闇』があることをしっかり理解してほしいものだ。
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【 中国で“EV墓場”が急増 「低品質」とカーシェア普及で(FNNnews) の動画はこちら 】
https://www.youtube.com/watch?v=Ty5W_k0rPKU
【 中国でシェア自転車廃棄が社会問題に、「サイクル墓場」(ANNnews) の動画はこちら 】
https://www.youtube.com/watch?v=mSY56S5f3Ak
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