● ホンダ「シビック」の受注を停止、「タイプR」に続きシビックシリーズに何があった？

◆ターボ＆ハイブリッドモデルの受注も停止
2023年3月に入り、ホンダの人気ハッチバック「シビック」の新規注文受付が停止されていることが明らかになりました。

2021年にフルモデルチェンジした11代目シビックは、「爽快シビック」をキャッチフレーズとし、爽快感のある走りとスタイリッシュな内外装のデザインを実現しました。

エンジンは1.5リッターガソリンターボのほか、2022年に2リッターハイブリッド（e：HEV）を追加。ターボ車はCVTのほかに6速MTを設定しており、幅広いユーザーに支持されています。

◆シビックの注文受付が停止したワケ
シビックの注文停止について、ホンダは公式サイトで告知。慢性的な半導体部品の供給不足により先々の生産見通しが立てづらい状況となっていることから、すでに注文したユーザーにシビックを確実に納車するために新規の注文受付を停止したと説明しています。

また、注文の再開については、今後の生産状況などを踏まえて改めて案内するとのことです。現時点でのシビック工場出荷の目処については、ハイブリッド、ガソリンターボともに1年程度となっています。

シビックのスポーツモデル「シビックタイプR」については期待が大きかったことから、当初から注文が殺到したため、製造ラインの強化も想定されたが半導体不足などにより、2023年1月に注文受付を停止しています。

なかなか解消しない「半導体不足」、部品の手当と製造ラインの強化が待たれるが、工場出荷の目処は1年以上となっており、注文したユーザーの手元に届くまではもうしばらく時間がかかりそうですね。

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