● キャデラック「インナースペース」、自律走行可能な2人乗りEVコンセプトカーをCESで公開! | エコカーブログ [eddie-k's eco_car blog]    

エコカーブログ [eddie-k's eco_car blog]    

“Hi,folks” 自動車やバイクの「新車情報」、モータースポーツ関連の「レース情報」などをメインテーマに、「エコカー」や「環境・新技術」に関するトピックなど、私見をまじえて紹介するブログ

【 Check it out ✨】 #エコカーブログ +『X』で配信中!



キャデラックは、米国ラスベガスで開催されたCES2022において、『インナースペース・オートノマス・コンセプト』(Cadillac InnerSpace Autonomous Concept)を公開しました。


◆ルーフはドアと一体で開閉
今回登場したコンセプトカーは、キャデラックが前回のCESで発表した『パーソナルスペース』と『ソーシャルスペース』の 2台のコンセプトカーに続くものです。キャデラックの次世代コンセプトカーシリーズの最新作となる「インナースペース・オートノマス・コンセプト」(通称:インナースペース)では、2シーターの自動運転ラグジュアリーEVクーペを提案する。


キャデラックブランドの歴史の初期にあったコンパクトでパーソナルなモデル“ラナバウト”は、ユーザーに新しくより広い領域を探求していただくためのモデルとしてパーソナル志向の強いコンセプトを探求しました。そして“インナースペース”は、ドライビング・エクスペリエンスを向上させるために最先端技術を活用し、完全自律走行を可能にする2人乗りのEVモビリティを探求したという。


さまざまな要因で激変する世の中において、未来の可能性を示唆する先進的なコネクテッドやAI(人工知能)技術を搭載し、増加するプライベートな時間にラグジュアリーな環境で移動するだけでなく、乗員の幸福度を高めることを想定してラインアップを拡充し、さまざまなユーザーニーズに応えるべく個人に向けたビークルを提供したいという。


◆2人の乗員が運転を車両に任せた完全自動運転ビークル
エクステリアは、ルーフとボディサイドに大型のパノラマガラスを採用し、ほとんど遮るものがない景色を楽しめるようにした。ルーフはドアと一体で開き、アクセス性を追求する。ドアを開くとシートが外側に回転し、さらなるアクセス効果が高まるという。


タイヤは、グッドイヤーがEV用に開発した。タイヤ内の音波の共振を緩和して、静かで良好な乗り心地を実現するように設計された「SoundComfort」テクノロジーが採用されている。


◆大型の没入型パノラマディスプレイ
大型の没入型パノラマディスプレイ「SMDLED」を介してアクセスできるAI(人工知能)駆動の生体認証入力とそれに伴うインターフェースを導入した。これにより、乗員は拡張現実エンゲージメント、エンターテインメント、ウェルネスリカバリーのテーマから、移動中の過ごし方を選択することができる。


これは、GMの「アルティファイ(Ultifi)」ソフトウェアプラットフォームによって可能になったもので、パーソナライズされた体験を乗員に提供する。アルティファイでは、無線通信を経由してデータを送受信することによって、ソフトウェアで定義された機能やアプリ、サービスなどをシームレスに利用できるようになる。これにより、より多くのクラウドサービスや迅速なソフトウェア・アップデート、顧客ロイヤリティ向上などに寄与することができるという。


アルティファイの機能は、GMの電気系統アーキテクチャー「Vehicle Intelligence Platform(VIP)」上に構築される。現在は、VIP用車種などに対応しているが、無線機能によるコネクト機能でクラウド・システムを利用して強固なサイバーセキュリティやアプリの高速処理などを実現している。また、GMのエンジニアは基本的なハードウェア制御に影響を与えることなく、この基盤上(ハブとして)車両システムのアップデートや核となるソフトウェアの更新作業を実施し、迅速に利用者へ配信することが可能になる。


◆スポーツカーのような低いシート位置
スマートフォンと同様に、利用者は定期的な更新情報を受け取り、一連のアップグレード、パーソナライゼーションオプション、新しいアプリなどを選択することができる。また、アプリのカスタマイズにより、最新の機能にアクセスすることで、所有する車に新たな価値が吹き込まれ、利用、体験することができるという。アップグレードしたアプリや設定情報などは、認証済みのクラウド・アカウントに保管して、同様の機能を装備したほかのGMの車種へ移行や共有することが可能という。


アルティファイのクラウド接続によって、利用者の重要なデジタルライフとの連携もスムーズに行う。将来的には、例えば車内カメラで顔認証して車のエンジンをかけることができるようになる。他にも、ルートプランニングとGPSによって、スクールゾーンでは10代のドライバー用設定を特別注意のレベルに設定したり、帰宅途上に車両とスマートホームが情報をやり取りして、自宅のセキュリティを解除したり、部屋の温度調整をすることも可能になる。このクラウド接続は、V2X (vehicle-to-everything)アプリケーションへの拡大も期待され、GMの目標とする「無事故、混雑ゼロ」の実現にもつながるという。


また、「Ultium」プラットフォームのワイヤレスバッテリー管理システムを採用し、バッテリーモジュールはコンセプトカー全体に分配配置される。この自由度により、エンジニアは広々とした空間を設計、静粛性を追求したキャビンを最適化することができたという。また、この自由度により、低く薄型化が可能になり目立たないフロアを実現、超低位のスポーツカーのようなシートポジションが設定できたとしている。

 

 

The eco_car blog Front Page
  ↑ ↑ ↑ eddie-k's eco_car blog ↑ ↑ ↑

 

 

【 Cadillac InnerSpace Concept(YOUCAR) の動画はこちら 】

https://www.youtube.com/watch?v=FDLGFXp0PXY

 

 

【 Watch GM reveal Halo InnerSpace! の動画はこちら 】

https://www.youtube.com/watch?v=MUbJYPln2z4

 

 

【 Cadillac Halo Concept Portfolio の動画はこちら 】

https://www.youtube.com/watch?v=k34TgmXeoMk

 

 

楽天モバイルI
楽天モバイル
 「楽天モバイル」 への乗り換えプランについては こちら

 

 

イベントバナー

 

 

         車ブログ

 

 

follow