● 岡山県総社市で起きた痛ましい事故、ダイハツの新世代自動ブレーキでは防げなかったのか? | エコカーブログ [eddie-k's eco_car blog]    

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◆巷では「自動ブレーキシステム」全盛だが、その性能は…?
残念ながら、先般たいへん痛ましい交通事故が発生してしまった。青信号で横断中の女性2人と女児2人に信号無視のクルマが突っ込み、女性1名と女児1名は意識不明の重態という甚だ痛ましい事故が岡山県総社市で起きたものだ。


加害者となったクルマを運転していた男性ドライバーの供述では、「居眠り運転をしてしまった」という新たな供述も出ているそうだ。

 


今回の事故発生の現場写真を見ると、ダイハツ「ロッキー」のトヨタ向けOEMモデル、2019年11月発売の「ライズ」が引き起こした事故とわかる。


ドライバーの「居眠り」ということが指摘されているのだが、「ライズ」という比較的新しい安全システムを搭載する車種にもかかわらず、ダイハツ製の自動ブレーキシステムでは今回の事故を防止できなったことになる。

 


ダイハツの「衝突回避支援システム」というと「スマートアシストⅡ」という新世代自動ブレーキが搭載されているはずだ。その「衝突回避支援システム」をちょっと調べてみると赤外線レーザーとカメラを組み合わせたもの。

トヨタが出しているセーフティセンスシステムと同じ方式なので、共用しているのかと思ったら、性能は全く違っており、ダイハツのスマートアシストⅡという新世代自動ブレーキシステムは、ユーザーの期待値を下回っているという。


各社から登場している自動ブレーキのシステムや性能には大きな幅が出てきたという。「素晴らしい!」と感心するシステムもあれば「付いていないよりいいかな…?」といったものもあるそうです。



ダイハツの説明によると、停止可能速度は20km/h以下としている。そして30km/hまでなら、衝突するけれど減速してくれるというシステムになっているとのことだ。ちなみに赤外線レーザー+カメラを使うトヨタのシステムは80km/hまで稼働する。この点でトヨタと違うということが解ります。


興味深いのが歩行者感知機能。スバルのアイサイトと自動ブレーキ機能やトヨタのヤリスやヤリスクロスに付いているトヨタ開発の自動ブレーキ性能は非常に高く、今回のようなケースならもしドライバーが赤信号を認知出来ず横断歩道に差し掛かっても、おそらく自動停止出来たと思われるという。


もし、OEM車のライズに搭載される「衝突回避支援システム」がトヨタ車と同じレベルの「自動ブレーキ性能」を有していると勘違いしたり、スバル・アイサイトのような機能を有する安全性能だと思って買っていたのなら、自動ブレーキの基準性能は微妙で大きな課題と思われる。ぜひとも誤作動がなく、効きの良い、安全で事故の起きない「自動ブレーキ」開発をお願いしたい。


 

 

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【 過信禁物!自動ブレーキでも事故が多数発生(ANNnews) の動画はこちら 】

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