● 最高時速600kmで2800コンテナを一日で輸送! ハンブルグにできる「ハイパーポート」計画 | エコカーブログ [eddie-k's eco_car blog]    

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◆独ハンブルグの「ハイパーポート」計画とは
物流コンテナを飛行機と同等の速度で配送するという新たな高速物流インフラの『ハイパーループTT』(HTT)は、イーロン・マスク氏が着想し、2013年に設立されたHTT(ハイパーループ・トランスポーテンション・テクノロジーズ)により、その構想を具現化してきた。彼らが作ろうとしている「ハイパーループ」は、大きなチューブの中の空気を減圧して、その中を音速(時速1,225km)に近いスピードで人や貨物の入ったカプセルを移動させるという次世代交通システムなのです。


そのHTTが、このたびドイツで港の運営を行なっているハンブルク自由港倉庫建築組合(HHLA)と提携し、高速でコンテナを移動させられる「HyperPort(ハイパーポート)」建設の計画を発表しました。 これはポッドに6m長のコンテナを2個、もしくは12~13m長のコンテナ1個を積載でき、数分で何百km先の届け先に貨物を送り届けられるというもの。なんと1日に2,800個程度のコンテナを輸送できるというのです。


最高時速は600kmという超高速だからこそ、1日に2,800個ものコンテナを運べるわけです。積み下ろしは天井がパカっと開き、専用クレーンで積み下ろしが行なわれるだけでなく、地上ヤードでは運送用ユニットが2台1組となり無人で搬送するというのも未来的システムなのです。


◆「SDGs」サスティナブルで時短に貢献
建設される「ハイパーポート」から各地へ経路が伸びれば、長距離トラックに頼らないので排気ガスが削減でき、持続可能な運送方法としてだけでなく、世界最速の物流で「超絶時短」を実現できる。まさに「SDGs」なのだ。


この計画は、スペインのエンジニアリング会社CT Ingenierosも加わり開発が行なわれます。完成はまだ先の話となっているが、10月に行われる「ITS World Congress」という世界会議にて、VRを使ったデモンストレーションがお披露目される予定で、その際にもうちょっと詳しく全貌が分かるようになるかと思われます。


ハンブルグから国内拠点はもとより、隣国を含めた主要都市のニュルンベルク、ベルリン、ケルン、ミュンヘン、ウィーン、グラーツ、そしてパリにも経路が伸びる計画のようです。実際どこまで、実現するかは不明ですが、どんな物流革命が起こるか楽しみですね。


 

 

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【 Earth Day 2021 | Pioneers step forward HYPERLOOPTT の動画はこちら 】

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https://www.youtube.com/watch?v=mfghCDa1Cok

 

 

【 HyperPort | A sustainable high-speed cargo solution の動画はこちら 】

https://www.youtube.com/watch?v=ijWIoF2QIuM

 

 

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