● アメ車もかなり“エコ化”がすすむ！新型フォードF-150ライトニングが登場

アメ車にもEV化の波が押し寄せている。米フォードは、フルサイズのピックアップトラック「Fシリーズ」にEV（電気自動車）版の「F-150ライトニング」を追加設定し発表しました。

◆なんと最大トルクは1050Nm！
2020年に登場した14世代目となる現行Fシリーズに、歴代初のフルEVモデルであるライトニングが加わった。

Fシリーズは約44年間、北米市場におけるピックアップトラックの年間売り上げ台数1位をキープしている。ちなみに“ライトニング”の呼称は、1990年代後半から2000年代初頭にかけてF-150に設定された高性能モデルにも与えられていた。

新型F-150ライトニングの外装は、専用デザインのフロントグリルやLEDヘッドライトが特徴となっている。また、ボディサイドには“ライトニング”の専用プレートが装着される。サイズは、ベースの内燃機関搭載モデルより全長が1インチ（約2.5cm）、全高が1.7インチ（約4.3インチ）大きい。

フロントには、新らたに400ポンド（約181kg）の荷物が収納できるラゲッジスペースも設けられた。

内包するインテリアは内燃機関搭載モデルとほぼ同じ仕様となっている。ただしライトニング専用装備に、最新の15.5インチ大型インフォテインメント用ディスプレイがオプションで選択できる。

搭載するリチウムイオンバッテリーは、ふたつの容量が用意されるという。（現時点では詳細容量は不明）また、2基搭載されるモーターの総出力は、トップグレードで563ps/1050Nmに達するそうだ。0～60km/hの加速タイムは4秒半ばで、満充電時の航続可能距離は標準仕様が230マイル（370km）、高性能版は300マイル（482km）と公表されている。牽引能力は1万ポンド（4535kg）だ。