PSAグループ(PSA Group)は、エネルギー大手のトタル(Total)と合弁で、電動車向けバッテリーの開発・製造会社「Automotive Cells Company」を設立したと発表しました。
PSAグループは2019年から順次、全ラインナップに、EVやプラグインハイブリッド車などの電動車を設定している。フルエレクトリックのゼロエミッション車、またはCO2排出量を49g/km以下に抑えたPHVをラインナップし、顧客にクリーンモビリティソリューションを提供していく。
この電動化計画に欠かせないのが、バッテリーの安定供給となっている。PSAグループは、Automotive Cells Companyを設立することにより、2030年までに現在の15倍に拡大すると見られる欧州市場での電動車需要に対応するために、バッテリーの生産能力を引き上げる。
このパートナーシップにより、PSAグループとトタルは2023年から、Automotive Cells Companyにおいて、自動車業界向けの高性能バッテリーの開発と製造を行う。
PSAグループ取締役会のカルロス・タバレス会長は、「欧州におけるバッテリーコンソーシアムの構築が、現実のものとなった。この新しいステップは、クリーンで安全かつ手頃な価格のモビリティを提供するというPSAグループの目的と一致している」 と述べています。
欧州自動車メーカーの「電動化戦略」については、特に動きが活発化しており、一部メーカーでは基盤となる 「バッテリー」 の製造・開発が追いつかないのでは…、という懸念さえ出ている状況だった。
今回のPSAグループの動きで、バッテリーを介しての「協業」や「OEM」化が進展するかもしれない。 今後の日本メーカーの海外展開にも注目したい。
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【 Groupe PSA - Optimizing the life cycle of batteries の動画はこちら 】
https://www.youtube.com/watch?v=4PcFy7NbU9I
【 EMP2 : new Efficient Modular Platform の動画はこちら 】
https://www.youtube.com/watch?v=h4Xqa1_wIu0
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