F1第8戦イタリアGPの決勝レースがモンツァ・サーキットで行なわれ、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが波乱のレースを制し、F1初優勝を決めた。
今季これまで、無観客でレースを実施してきたF1。今回の第8戦は、新型コロナウイルス感染症に挑み最前線で対処してきた医療関係者が250人招待された。
また、第9戦のトスカーナGPは大幅に人数を制限しながらも観客の入場が許可されることになっているという。
イタリアGPの舞台は、モンツァ・サーキット。世界屈指の超高速コース、先日のスパ、そして次のムジェロと続く、高速3連戦の第2戦目となる。
モンツァの天気は薄曇り、気温27度、路面温度44度というコンディションで、F1第8戦イタリアGPの決勝レースが行なわれ、アルファタウリのピエール・ガスリーがF1キャリア初優勝を果たした。
フランス人ドライバーとしては1996年のモナコGPで優勝したオリビエ・パニス以来の勝利であり、チームとしては前身のトロロッソ時代の2008年イタリアGPの以来の勝利となった。
なお、今回のイタリアGPに臨む「ホンダ」はトロロッソ（現アルファタウリ）にPU供給を開始して以来、50戦目を迎えるという。しかもアルファタウリにとっては、母国レースということになる。
誰も予想できないレース展開だったといわれる決勝レースでトップチェッカーを受けたのは、これがF1初優勝となったガスリー。惜しくも届かず、F1初優勝を逃したマクラーレンのサインツJr.が2位。赤旗中断が追い風となったレーシングポイントのランス・ストロールが3位。
表彰台は非常にフレッシュな顔ぶれとなった。4位以下はノリス、ボッタス、リカルド、ハミルトン、オコン、クビアト、ペレスまでがポイント獲得。ノリスはDRSなしでボッタスを抑えきる気迫の走りを見せた。
終わってみれば、ハミルトンはボッタスからわずか10秒遅れ。執念の走りで、連続入賞記録を41戦に伸ばした。 また、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは15位、マックス・フェルスタッペンはレース中盤にリタイアとなった。
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【 2020 Italian Grand Prix: Race Highlights の動画はこちら 】
https://www.youtube.com/watch?v=TB5yhZdF8SI
【 2020 Italian Grand Prix: Post-Race Driver Reaction の動画はこちら 】
https://www.youtube.com/watch?v=Kmsc7KGLx_s
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