沈黙の春 引き籠もってヤマト号のオーバーホール(その3) | bangmaoの部屋

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癒やし系の自転車ブログのつもりが、ご覧の通りの残念な状態に...。
趣味の自転車のほかアウトドアの話も少々。

まだまだ格闘しております。

 

ホイールのハブをバラしたところグリスが思いのほか劣化していたので、前回同時にグリスアップしたヘッドパーツも気になりだした私...

 

結局、ヘッドパーツもバラしました。

 

 

ハブほどではありませんが、グリス(AZウレアグリースを使用)が黒ずんで汚れ、黄土色だった色も茶色っぽく変色してきています。


手持ちのEVERS チェーンクリーナー(SCC-16)でお掃除しました。

 

こちらもハブ同様、グリスはパークツール ポリリューブ1000(PPL-1)を使って組み付けます。

 


あと、次のような作業をしました。

・ 割れたケーブルガイドの交換。

・ ブレーキワイヤーとシフトワイヤーの滑りをよくする為に、EVERS plus+ ルブリカント(PS-3)をスプレー。

・ ブレーキシューの表面が硬化してきていたので、表面をヤスリで削る。

・ カンチブレーキの調整(今回、ヘッドパーツのグリスアップやワイヤーのオイルアップのためワイヤー固定ボルトを解放しましたが、ワイヤーが弱るのであまり締めたり緩めたりしない方がいいそうです)。

・ 新しいチェーンの接続と注油(EVERS チェーンクリーナーで脱脂後、ワコーズ メンテルーブを使用)。

・ フレームの塗装が剥げている箇所をタッチアップペンで補修。

・ フレームと金属パーツを変成シリコン系ワックスでつや出し保護(汚れが付きにくくなり塗装が長持ちします。また、アルミやステンレス製パーツの表面が酸化しにくくなります)。

・ 外したサイコンのブラケット部その他の取り付け。

・ 外したサイドスタンドの取り付け。

・サドルの縫い糸のほつれをボンド(セメダイン スーパーX2)で補修。

・ ディレーラーの可動部分への注油(EVERS plus+ ルブリカント使用)と変速調整。

 

なお、以前からフロントディレーラーの調子が悪く、綱渡りのような変速調整をしてきたのですが、デフォルトのデュアルコントロールレバーを新しいシフター(SL-M310L)に交換したから相性が悪いのだろうと思い、欺し欺し使ってきました。


しかし、今回、変速調整してみてあまりに不調なので、予備に買っておいたフロントディレーラー(FD-M313 L6)に交換してみようと外してみたらビックリ!
何と、フロントディレーラーの裏側の支点部分に油泥が固くこびりついていて、これが原因でオーバーストロークになる不具合を起こしておりました(苦笑)


結局、ほとんどオーバーホールとなりました。

 

 

明日(日曜)の大阪は午前から雨模様のようなので、もう日が暮れかけてるけど試運転で少し走ってみます(@服部緑地公園)。

 

まるで、氷の上を滑っているように走ります。
ロードバイクの様に静かです。


六甲山方面に日が沈んだので帰ります。

 

やはり、バイクもたまにはメンテして”Love注入”してあげると具合がよろしいようです(笑)

 


(追記)
前回、ヤマト号をグリスアップをしたのは2年2ヶ月前(走行距離4000㎞未満)で、雨の中はほとんど走っていません。
その割にはグリス(AZウレアグリース)の劣化が思いのほか早かったです。

 

私みたいに無精な人は、耐久性の高いデュラグリス(現在のプレミアムグリス)の方がいいんじゃないかと思います。
今回、パークツール ポリリューブ1000(PPL-1)を試し中ですが、耐久性がよければプレミアムグリスの代わりに使っていこうと思います。

 

しかし、結果が出るまで待ってられないので、現在AZウレアグリース使用しているメーテル号(ロード)も早々にデュラグリス(プレミアムグリス)に戻すかポリリューブ1000で冒険するか思案中です。

 

 

(過去ログ)
ハブとヘッドパーツのグリスアップと玉当たり調整