TIAGRAのブレーキ性能の向上とプーリーの音鳴り解消 | bangmaoの部屋

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これは皆さんご存じだと思いますが、TIAGRA以下のグレードのブレーキの場合、ブレーキシューが一体型(舟を使わないタイプ)でゴム質も105以上のグレードに比べると劣って効きが悪いので、アルテグラグレードのシマノ R55C3カートリッジタイプブレーキシューセット BR-6700G(Y8G698130 舟とブレーキシューのセット)に交換する方法があります。


メーテル号(ロードバイク)に乗り出した頃、TIAGRA4500系のデフォルトのブレーキシューで、長い峠の下りで前方のレストランの駐車場から車が急に出てきて、思いの外制動距離がかかって冷やっとしたことがありました。
そこで、私も早々に交換してみたところ、ゴム質がもっちりとしていて峠の下りがより安心できるようになりました。


なお、取り付ける際には、ブレーキパッドチューナー(ジャグワイヤー)という薄い樹脂製の小物を使うと、トーイン調整や取り付けが正確で楽になります。

 


次に、メーテル号のTIAGRA4500系(9s)のリアディレーラーのプーリーはブッシュタイプですが、走行距離5,000㎞辺りでキュルキュルと音鳴りしだして、分解掃除してワコーズ メンテルーブをかけても、しばらくするとまた音鳴りしだすようだったのでプーリーを交換することにしました。


なお、シマノがブッシュタイプに拘っているのは、シフトアップする時とシフトダウンする時では最適な位置が異なるので「遊び」を設けているからだそうです。

また、現行のデュラエースとアルテグラはガイドプーリ、テンションプーリーともシールドベアリングで、105以下はブッシュタイプだそうです。


シマノの純正のプーリーを取り寄せても良かったのですが、BBB ローラーボーイ(シールドベアリング)を試してみることにしました。


私がTIAGRA4500系(9s)で使ってみた限りでは変速性能が悪くなった印象はなく、実感するほどではないものの回転も滑らかになり、音鳴りも解消しました。


但し、シマノ純正のブッシュタイプは固定ボルトの締め付けトルクがかなり高く、一方、BBB ローラーボーイは強く締め付けすぎるとベアリングが圧せられて回転が悪くなるので締め付けトルクは弱めにして、使っているうちに緩んで脱落しないように定期的に点検して増し締めしながら使う必要があるとの情報もありますが、万一脱落したらエラいことになるので私は強めに締めていますが特に問題なさそうです。

 


(ご参考)

・105ユーザー必読! リアディレーラーのプーリー交換をちょっとまじめに考えてみる(「ぶろぐであさひ」より) 
http://blog.cb-asahi.jp/cat1/2016/03/post-27.html