「アジア版NATO」なーんて、石破君が言ってるんだが、無理でしょ。

NATOの仕組み・ルールを、全く理解してないんだろうね。

NATOってのは、加盟国が攻撃されたら、残りのすべての国が、自動的に反撃を行う仕組みだよ。

そんなこと、今の日本では、憲法を変えない限り無理。

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米政府、アジア版NATO議論は「時期尚早」 石破氏提唱で注目
9/27(金) 18:32

 


米国では、27日の自民党総裁選で勝利して次期首相となる石破茂氏が、日米韓などでつくる「アジア版NATO(北大西洋条約機構)」を提唱したことが注目されている。

米政府は、安保体制参加国が国家の安全を相互に保障する「集団安全保障」の議論は、アジア太平洋地域では「時期尚早だ」(クリテンブリンク国務次官補)との立場をとる。

石破氏が主張する日米地位協定の見直しも、米側では必要性が十分認知されているとは言いがたく、まずは議論の土台作りが求められそうだ。

 「“対等ではない”日米同盟の見直しを望む日本の新首相は、米政府との緊張の可能性を予感させる」。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、総裁選に関する速報記事の冒頭で、石破氏をこう評した。

ワシントン・ポストは「中国や北朝鮮の脅威に対抗するためにアジア版NATO(の創設)を望んでいる」と紹介した。

 米国のエマニュエル駐日大使はX(ツイッター)への投稿で石破氏に祝意を表し「新首相と共に日米同盟を強化し、さらに緊密な日米関係を築いていくのを楽しみにしている」と述べた。

 防衛相経験者の石破氏は安保政策に精通する。米国内に自衛隊の常設訓練基地を作る案や、在沖縄の米軍基地を自衛隊が共同管理する案を提唱するなど、米国にも新たな「難題」を突きつけている。

だが、米国は中国との戦略的競争を最も重視し、こうした議論の優先度は高くない。

 米国は11月の大統領選を経て、来年1月には新政権に移行する。

民主党のハリス副大統領が同盟国重視の現路線を継承するか、同盟国にも負担増を求める共和党のトランプ前大統領が復権するかによって、状況は大きく異なる。

 当面、米政府は日本の新首相と関係構築を図りつつ、石破氏の持論にどう向き合うかは米国での新政権発足後に検討するとみられる。
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アジア版NATOを言い出すのなら、集団的自衛権を国連も認めてるんだから、先に憲法改正で日本も他国を助けるために、自衛隊が行動できるようにしなきゃ駄目だろ。

自民党結党以来、69年間もそれを放っていたのに、何を言ってるのかね?

しかも未だに自衛隊の行動は「ポジティブリスト」だよね。


国際標準の「ネガティブリスト」に何故しない?

そんな日本に、「アジア版NATO」なんて、言い出す資格はないです。

何はともあれ、米大統領がトランプになったら、日本の防衛は見放されるですよ。

それでも憲法が改正できないのなら、自衛官が大量に除隊する気がします。


ネット民のコメント

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アジア版NATOは現実的には無理です。
韓国が竹島を不法占領している時点で日本の安保を韓国が毀損している状態だから。
外国が竹島付近に攻めて来た時に日韓どちらの領土として防衛するのかが問題になります。日本の領土だ、韓国の領土だとその時になって争うことになってしまいます。

石破さんは日米対等化に積極的な政治姿勢だけどこういった日本の野心的な動きを米国政府が野放しにするとも思えない。頑固な外交姿勢によって日本が西側において孤立するリスクもはらんでいる。とは言え日米間での駆け引きが活発化することで現状の諦めのような退廃的な空気が一新されて国内の活性化につながることには期待したい。

マレーシア、タイ、インドネシアはBRICs加盟を希望しているくらいだから軍事同盟は難しいと思う。インドもロシアと歴史的繋がりがあり、強引に引き込むことは困難かもしれない。地理的に考えてもまずはベトナムやフィリピンとの軍事交流を深めて行くしかないと思う。因みにフィリピン国民がもっとも信用している国は日本で、ベトナムも然りだと思う。特に後者は米中と戦った歴戦の勇者で、屈強な国民性もある。

NATOへの参加やアジア版創設とかコメンテーター含め簡単に言ってるけど、いくら戦略的に重要な同盟国であっても他国が侵攻されたときに、日本の自衛隊・国民は血を流す覚悟が出来ているのかな?
NATO加盟したら、ヨーロッパで起きた戦争に自衛隊を前線に派遣する義務が生じることを分かってるのかな?ただ「困った時に助けてくれる国を増やしておきたい」という安易な考えじゃダメだよ?

アジア版NATOを作っても、既に中国資本が大きく流入している現在の東南アジア諸国の加盟は難しいと思います。
何より他国が侵略行為を受けた場合の、日本からの軍事支援が出来ない状況で、日本が音頭をとる事に1番の問題があります。
まずは法改正によって、竹島、尖閣、北方領土等で軍事行動ができるようにする事や、アメリカ、オーストラリア等との軍事協力を協力を更に強くし、同盟国への侵略行為に対する軍事行動ができるようにする事が第1です。

NATOとは異なりアジアでの類似の同盟は国力に大きな差があると同時に
米国の危惧が有るのだろう(米国の傘から離れるのでは?)それが日米安保条約での日本国内の米軍基地(相反する目的で守るのと日本が独自行動を抑える役目)が担っている、これを口実に多額の負担を駐留する国は補ってるのが
現在の各国の状況。

単純に他国に負けないぐらい軍備を増強すればいいと思うけど。兵士の数では圧倒的に不利なんだからそこは兵器でカバーしないとどうにもならないと思う。有事の時にアメリカが本当に頼りになるのか?大統領が代わる度に扱いが変わるようでは信用出来ない。単独で自国を守れる必要最低限の軍備はあるべきだと思う。

日本は国内の古い法律もそうだが変化を嫌う。だが今の世界の情勢を考えれば、専守防衛のままでは行かないだろう。ロシアや中国も領空や領海に侵入して来たり、北朝鮮は日本の上空にミサイルを飛ばしアラートが鳴った。これからは色々と状況に合わせて日本も変化は必要だと思う。

現在のNATOを見れば、いかに多国間で共通の認識を持つことが難しいかわかる。アジアにおいては、共通の文化的価値観が薄いこともあり、さらにそれを得るのが困難なことが予想される。日米同盟を軸に、QUADとの関係を強化していくのがより現実的だろう。

日米同盟でもアジア版NATOでも現行のNATOでも、平等な条件で軍事同盟を結ぶのであれば、同盟国が侵略されたときに日本軍がその国を防衛するために戦闘に参加する必要があるでしょう。
日本はオカネでしか同盟国を支援しないけど日本が侵略されたときは助けにきてくれ、なんて都合のいい条約なんか誰も相手にしてくれるはずがありません。

アジア版NATOの必要性について、米国にとって見れば、現在の米国を軸にした2国間同盟では不足だと言われたようなもの。同時にまた、実現性について、アジアは、安全保障つまり共同で抑止に力を入れ出したばかりで、それを防衛つまり共同で対処まで発展させるは時期尚早というところだと思います。

実現性は相当低い話題。
まず憲法改正が必須条件になることだろうし、そこだけでも数年単位で時間がかかります。
加えて領土問題を抱えている国同士が協力など本当にできるのかという疑念。国民感情に対する説明はできるのか。

東アジアを中国、さらにロシアが領土的野心をもとに不安定化している懸念が現にある。
アジア版NATOが具体的に実現するかどうかよりもまずはその懸念することに意識がむくように諸国要人が対話していくことが必須であり、またその国民も意識を共有していくことが大事かと思う。

NATOとは集団的安全保障条約なので加盟国の一国が他国から攻撃を受けたら他の加盟国は一緒になって反撃をする義務を負う。
アジア版NATOができて韓国が加盟国に入った場合、北朝鮮から韓国が攻撃を受ければ自動的に日本も参戦することになる。
これが、現在の憲法下で可能であるとは到底思えない。

既に、QUADという枠組みがあるのだから、これを発展的に改組してアジア版NATOを目指して行ったらどうか。
QUADの4カ国に加えて、発足時にはフィリピン、ベトナム、マレーシア、インドネシアを加えた8カ国体制で開始する。

自衛隊が決定権を持たず米軍に決定権がある日米地位協定。極めて屈辱的。これの見直しは賛成する。攻められない為に日米韓のアジア版NATOということだが、緊張を高めるだけだから、これには賛成しかねる。たゆみない周辺国との外交で緊張を緩和し平和を目指してほしい。また、攻めこまれない為には防衛力強化は仕方がないのでは?

アジア版NATOか!その前に憲法の改正が必要になるし自衛隊明記どころの話では済まない。そして隣国の韓国はしっかりとした軍を持っていてしかも徴兵制まで取り入れている。アメリカにしてもそうで自衛隊みたいに専守防衛などとは謳ってないし万が一の時の先制攻撃も辞さない構えです。

正直、高市さん以上にこっちのほうがもっと戦争のリスクが上がった気がする
中韓に厳しく接しますというだけなら単に強面を見せることで
結果的に平和な外交を行うという可能性もあった
でもアジア版NATOがどうとか具体的な戦術論は今、触れるべきではなかった

欧州の民度と経済力だからできる多国間軍事同盟
日本の取り巻く状況とはレベルが全く違う
変なメッセージにも繋がるしあまりいい加減なことを言わないで欲しい。
世界最強国家のアメリカとの日米同盟で十分すぎる関係。

アジアNATOは困難だと思います。現在の自衛隊の戦力や憲法を考えても無理でしょう。アジアで強力な軍は少ない。環境から見ても対中国、ロシア、北朝鮮で有事があるとすれば地理的にも台湾、南シナ海付近。兵器もバラバラで、日本や韓国、インドを除けば旧式の兵器ばかりであまりにも戦力は少ない。日本も含めて共産圏と接している国が敵対してアジア版NATOに加盟すると手を挙げれるかどうかわからないと思います。

アジア版NATOなどと、現行憲法のままでは無理筋だと閃くのが自然ではないか
耳に心地よい着想をアピールする前に、まず、憲法序章の前文と第九条の二項の削除を果たそうではないか…
憲法改正には消極的であり、対外的には穏健派と言われる新首相の(決してパフォーマンスではない)国防への本気度は現憲法をどう扱うかによって測れるのである
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