フランスの衛星の打ち上げを受注したですよ。

品質と価格が認められたって事でしょうね。

打ち上げ可能重量はH2の1.3倍で、コストは半分ですから、打ち上げ費用も安いはずです。

ーーーーーーーーーーーーーー
H3ロケット、2社目受注 仏通信大手の衛星打ち上げ
9/18(水) 18:47


 三菱重工業は18日、フランスの衛星通信大手ユーテルサットと国産新型ロケット「H3」を使った衛星打ち上げに合意したと発表した。

2027年以降に衛星を複数回打ち上げる内容で、H3での海外顧客は2社目となる。

受注価格など詳細は非公表。

 H3は宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工が開発した2段式の使い捨て液体燃料ロケットで、世界で需要が拡大する衛星打ち上げビジネスへの本格参入を視野に入れる。

将来的には打ち上げコストをH2Aロケットの半額の約50億円に抑える目標を掲げる。

 商業打ち上げの受注は、H3開発中の18年に合意した、英衛星通信大手インマルサット以来となる。
==============

「フランスの衛星通信大手ユーテルサット」
「打ち上げコストをH2Aロケットの半額の約50億円に抑える」
「英衛星通信大手インマルサット以来」


イギリスとフランスから受注してるってのは凄いね。

欧州はアーリアンロケットがあるんだが、ここのところ、ほぼ打ち上げが出来てなくて、スペースXに頼ってたんだよね。

H3のほうが安いんですかね?

商業ベースの打ち上げ回数を増やして、利益が出るようになってもらいたいものです。


ネット民のコメント

ーーーーーーーーーーーーーー
H3のエンジンはトラブルが起こっても爆発しない簡素で安全な構造。
エンジンの製造に3Dプリンタも使ってコスト削減(スペースXが先行)。
アビオニクスシステムに自動車向けの部品などを使ってコスト削減(スペースXが先行)。
センサーなどを多用して人が行っていたチェックを自動化。
安全性も信頼性も上がっています。

今の円安はプラスに作用しているので、これから先も受注が増えますように。
スターリンクのような衛星コンステレーション(星座)が隆盛して世界でロケット不足の状況です。
西側は露や中のロケットは使いづらい状況で、チャンスが巡ってきました。

仏の企業なので本来ならアリアン6ロケットで打ち上げるのが通常。アリアン6がアマゾンの衛星コンステの打ち上げに使われるのでおこぼれが回ってきた感じでしょうか。
ただ、一旦契約するも後から解約なんて例も過去にはあるので、まだ安心は出来ませんが。

コスト削減第一で安全性や信頼性は二の次か。H2は49回成功しても有人宇宙船は打ち上げなかった。H3の信頼性考えると今後20年は有人機打ち上げは無いだろう。いやJAXAという組織が有人機打ち上げない、 NASAに依存すると決めてる。
日本の安全保障が米国依存という基本と同質の組織運営。

フランスの通信社から複数回受注とは驚きですね。
欧州はアリアンロケットで打ち上げる事が多いですからね。
スケジュールの都合かもしれませんね。

いよいよ来たか。打ち上げ成功を重ね受注が増えることを祈る。
==============

がんばれ日本!

フォローしてね!