イヤイヤ、そんなに簡単に言ってもらっちゃ困るんだが。
ある程度燃えても仕方ないというか。想定内ってことなんですかねえ。
日本のメーカーは、絶対あってはならないって、安全サイドで物を作るんだが。
中国メーカーは、消費者の犠牲の上で、コスパ優先なんだろうね。
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中国CATL会長「EV用電池、実際の安全性は試算より低い」
9/13(金) 8:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/883b25e1cc7b5c9d973228754e4462bc9eb4cf83
車載電池世界最大手の寧徳時代新能源科技(CATL)の曽毓群(ロビン・ゼン)会長は、9月1日に四川省宜賓市で開かれた「第3回世界動力電池大会」に登壇し、CATLが手がける全固体電池開発の最新の進捗状況を紹介した。
CATLはすでに7~8年かけて全固体電池の研究に取り組んできた。
曽会長によると、固体電池の技術が成熟して大量生産可能となる段階を「9」として9段階で示すなら、現時点の業界最高水準は「4」程度で、一部でプロトタイプの実験・検証が進められている段階だという。
曽氏は「当社の研究も4の段階まで進んでいる。世界を大きくリードしており、英語で言えば『Second to none』(右に出るものはいない)だろう」と述べた。
目下、電池業界では競争が激化しており、電池セルや材料のあらゆる面にコスト削減がつきまとう。
こうしたなか、競争の焦点は品質の高度化に移っている。
駆動用電池で最も重要なのは安全性で、航続距離や急速充電などすべての性能は安全であることが前提となる。
しかし現在のところ、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)など新エネルギー車(NEV)の火災事故は依然としてなくなっていない。
中国中央テレビ(CCTV)は2024年6月、23年のNEVの火災事故発生率が1万台に約0.96台の割合に上ったと報道した。
NEVの普及率をさらに高める上で最も重要なポイントは安全性の確保であり、その鍵を握るのが駆動用電池だ。
曽会長は現在市場に出回る大部分の駆動用電池の安全性能は不十分だと指摘。
「多くの電池セルは不良率が100万分の1だとうたっているが、実際は1000分の1だ。
中国全土のNEV2500万台に搭載されている電池セルは数十億個に上る。
この数字に不良率を掛ければ、そのリスクの高さが分かるはずだ」と述べた。
その上で、CATLはすでに電池セル単体の不良率を10億分の1まで引き下げることに成功していると説明した。
安全性の次に大切なのは信頼性で、電池が正常に機能するかを確かめる重要な指標となる。
曽会長によると、市場に出回る多くの電池では、表示されている信頼性と実際の信頼性が大きく異なるという。
CATLは、設計から生産、アフターサービスまで一貫して電池の信頼性を管理するシステムを確立すると同時に、業界でも先進的な信頼性評価システムを開発し、この問題に対処している。
駆動用電池にとって3番目に重要になるのが性能の高さだ。
商用車や電動船舶、電動航空機など新たな活用シーンも広がりつつあり、より高い電池性能が求められている。
安全性や信頼性だけでなく、エネルギー密度や充電速度、サイクル寿命、耐熱性などで大きなブレークスルーが必要となる。
曽会長は、これら駆動用電池の新たな活用シーンについても紹介した。
2024年8月末時点で、CATLの駆動用電池を搭載した電動船舶約700隻が、中国のさまざまな水域を航行している。
また、23年には4トンクラスの民用電動航空機の試験飛行に成功。
24年中には、同社の駆動用電池を搭載したeVTOL(電動垂直離着陸機)の初飛行も予定されている。
曽会長は最後に、電池は多角的な経済価値と社会的価値を生み出すことができるとし、優れた電池は投資商品になりうると強調した。
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「23年のNEVの火災事故発生率が1万台に約0.96台の割合」
という事は、500万台なら、約500台が燃えてるってことです。
2021年からの、ここ4年間の中国における、EVの販売台数は2082万台ですから、1999台、約2000台が燃えてるってことです。
いやはや、使用されているEV車が毎年増えつつ、0.096%の車が燃えるんです
これって一日当たり5.5台なんですけど、電動バイクを含めると、1日8台燃えてるというのは本当の話だったのかと思えるですよ。
来年はEVがさらに増えますから、燃える台数はさらに増えるんですわ。
こんなに燃えてても誤差の範囲内みたいに考えてたら大変なことです。
日本の車の台数は今8300万台ですけど、これが全てEVだとして、0.096%の7970台が毎年燃えますなんて報告できないでしょ?
日本なら5台燃えても大騒ぎになると思う。
先日中国バッテリーを積んだ電動アシスト自転車が突然燃え出したが、あれだけでもニュースになる国です。
これだけ燃えても、情報統制をしてる中国だから、売っていけるんでしょうね。
「市場に出回る大部分の駆動用電池の安全性能は不十分だ」
「多くの電池セルは不良率・・・・実際は1000分の1」
不良率が0.1%ってことです。
発火する部品の不良率が0.1%って、絶対駄目でしょ。
「中国全土のNEV2500万台に搭載されている電池セルは数十億個」
2500万台の0.1%は25000台です。
これだけの台数が危険にさらされているってことです。
こんな品質精度で、よくも製品化しているものです。
「電池・・・表示されている信頼性と実際の信頼性が大きく異なる」
つまり信頼性さえ嘘の表示で、商売をしてるってことです。
危険な商品を、安全ですと言って売ってるんですわ。
電池の利用は、今後ますます広がっていくのは判るが、品質向上の優先度のほうがはるかに高い気がするけどねえ。
車でも危ないんだが、船舶や航空機なら、燃えたら逃げ場がないですから。
いやはや恐ろしい話ですな。
ネット民のコメント
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トヨタが力を入れてるからか全固体電池に過剰に期待してる人が多いけど、実用化されても当面は富裕層向けの客寄せパンダ的な商品にしかならないですよ。
既存のリチウムイオン電池と比べてエネルギー密度が高い利点はありますが、それでも大容量にすると内燃車よりかなり重くなりますし、短時間で急速充電出来る様にしようとすればとんでもない出力(まだ構造レベルでしかない)の急速充電網を整備しなければいけないので、使い物になるのは当分先です。
リチウムイオンバッテリーの発火は現状ではゼロには出来ない。
その構造から、一度発火して仕舞えば内部に酸素を含有しているので、消火がほぼ不可能となる。
そういう状況なので、BEVに関しては駐車間隔を十分とって、地下駐車場なんかには駐めないのが良いと思う。
中国では、年に2万件のEV火災が起きている。そこで、マンションの地下駐車所に乗り入れを禁止し始めている。火災の危険を無視して、EVを使う人の無謀さに呆れる。不思議でならない。保険でどのようにカヴァーされるのかな。ともかくも、保険料は高騰している。安全な全固体電池が普及してから、EVはやっと検討の対象になる。
BEVの火災発生率は内燃機関よりかなり低いのは事実だが、火災の規模が大きくなりやすく既存の消化設備では消化が困難となる。
熱暴走を連鎖させない構造と、新しい消化設備の開発が早急に必要だと思う。
日産のEVはリーフが2010年に発売されてから、サクラも入れて100万台販売してきたが、火が出たとは聞いていません。CATLの会長が言っているように安全性が一番大切ですよね。
もともとTDK系列なだけあって
やはり電池での信頼度は抜群ですね。
そして新興他企業によるコスト競争重視の流れに警鐘もならしている。
日本で蓄電池の研究している人に聞いても
やはりCATLのことは認めている。
テスラ辺りだと中国製でも1グレード1バッテリーで厳格に管理してる。中国メーカーの安いやつは複数のバッテリーを採用して制御プログラムの設定で対処してるけど、今の技術だとそういう安易なことをすると劣化が早く進んだり膨張する。最悪燃える。徳島のタブレット問題と同じ。また今の安価な電池はよく燃える。
エアバッグのタカタよりも危険でも許される理不尽
しかも火事になれば周辺への被害も計り知れない
船で輸送中の電気自動車が一台燃えただけでどれだけ燃え移り損失が出たと思ってるんだか
現状では、CATLがEV用電池のスペックデファクトスタンダードになっているところが多くありますが、これから確実に進むと、業界をリードする地位はさらに強固になります。
電池製造は、毒物扱うのと一緒であり、とても危険で環境汚染も懸念される工業製品。ましてや販売してから火災となれば、莫大な賠償金が課せられる恐れもある。欧米はなぜバッテリー量産に踏み出さないのか?ある意味バッテリーの想定されるリスクを日中韓に押し付けているとも考えられる。まだ様子見だろう。
CATLの会長は、EV電池は言ってるよりも燃えやすいと、正直本当のことを言っているように見えるが、実はその中でもCATLの技術は現状右に出るものがいないくらい進んでいると、画自賛しているだけ。BYDは、リン酸鉄なんちゃらのブレードバッテリーなんちゃらの方が燃えにくいと、聞き飽きた単語を並べて反論しなくっちゃ。
1万台に1台は燃えますよと電池メーカーに言われりゃ、消費者としては自分では買いませんし、駐車場特に地下やタワー型の駐車場には停めないで下さいとしか言えません
EVが普及しはじめてまだそんなにたってないのに1万台に1台も火災事故が発生してるのはちょっと高すぎると思う
日本製のEVやHVはそんなに発火してないですよね?
>CATLはすでに電池セル単体の不良率を10億分の1まで引き下げることに成功していると説明した
量産もしてないだろうに、どうやったらこんな数字立証できるんだ?
駐車中に爆発や発火すると、そのうちタワマンや商業ビルが燃えてリコールどころの騒ぎではなくなる。
トヨタいや日本国が存続をかけた技術・希望の星、全固体電池までもが中国に先越されると本当に終わる
中国車は燃えてるけど、日本車のEVは燃えたという報告はないですね~。
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