ハマスのトップのハニヤが殺されたんだが。

後任にシンワルが就任したですよ。

彼はイスラエルにおける、10月7日のテロ攻撃を指揮した人物です。

ーーーーーーーーーーーーーー
ハマス最高指導者 ハニヤ氏の後任は「強硬派」のシンワル氏
8/7(水) 4:58


パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスは6日、暗殺された最高指導者、イスマイル・ハニヤ氏の後任に、ガザ地区トップのヤヒヤ・シンワル氏を選んだと発表した。

シンワル氏はガザ地区の戦闘を指揮する「強硬派」とされており、イスラエルとの停戦交渉に影響を与える可能性がある。

シンワル氏は1962年、南部ハンユニスの難民キャンプで生まれた。

イスラエルからのスパイを摘発する活動などに従事し、スパイを残忍な方法で殺害するなど「ハンユニスの殺し屋」と恐れられた。

88年にイスラエル兵やスパイを殺害した容疑でイスラエル当局に拘束され、終身刑を言い渡されたが、拉致されたイスラエル兵との捕虜交換で2011年にガザに戻った。

17年にガザ地区トップに選ばれ、21年に再選された。

 7月31日に訪問先のイランで暗殺されたハニヤ氏は、ハマス内では「穏健派」とされており、停戦交渉で中心的な役割を担ってきた。

イランはハニヤ氏の暗殺にはイスラエルが関与したと主張し、報復する構えを見せている。
==============

イスラエルにすれば、ハニヤよりも先に抹殺したかった人間だと思います。

もうずいぶん前から、イスラエルはシンワルを狙っていたでしょうね。

今後シンワルの発言が増えるので、彼の居場所を確認、狙いやすくなると思う。


ネット民のコメント

ーーーーーーーーーーーーーー
イスラエルの攻撃が過剰になるのは今に始まったことではなく、倍返し以上に徹底してきた。ハニヤ氏殺害も機会を狙っていたことも間違いなく、強硬派のシンワル氏殺害は必達目標であることは想像に難くないように思う。

イランの大統領の宣誓式のゲストの暗殺になるので、イスラエルは、かなりやばいことをしてしまっている。中東諸国は、イランがイスラエルに対し、宣戦布告をするときは、支援ないし黙認を選ぶしかなくなってしまっている。アメリカも原子力空母を4隻に増派したとはいえ、支援協力以上はこんなんではないか?イスラエルは、やりすぎたし、挑発がひどすぎる。

これは必然ですね。
イスラエルをうまく油断させ、見事に奇襲を成功させ異教徒を数千人処刑し、イスラエルの反撃を誘発。そして人質作戦や人間の盾作戦で見事に国際世論を反イスラエルに持っていったシンワル師が指導者になるのは当然。
民間人が犠牲になればなるほど、ハマスが勝利に近づける。

イスラエルは穏健派をイラン国内で殺害した。敢えての戦線拡大行為。
反撃をさせ、ヒズボッラーやハマス、イランの軍事インフラをある程度壊滅させるつもりだろう。
ネタニヤフは下野すると、家族も含め収監される可能性は高く、極右閣僚はパレスチナ人を殲滅する目標を掲げる。


穏健派のハニーヤを暗殺して強硬派のシンワルがトップになっては、ハマスはますます尖鋭化する。イスラエルは結果的にハマスと心中する事になりそうだ。
少なくとも、停戦は絶対にしたくないネタニヤフは嬉しいだろう。だが、イスラエルの継戦能力は既に限界に来ている。

シンワルは名実ともにハマスのトップとなったわけだが、排除されれば、ハマスの崩壊は遠くない。彼の仕事はどこまで壊滅を遅くされられるかではないか。人質を自分の周りに置いて、トンネル内を家族と共に逃げ回っていることだろうが、外堀は埋まっている。

ハマス政治局内でハニヤ後任の最重要ポイントになったのはイランとの関係性。ハマスの軍事部門強化や発端になった奇襲テロなど裏で主導したのは全てイラン工作機関のコッズ部隊だからね。そのコッズ部隊が今後どう動くかを予測するのに鍵になるのはお飾りの大統領などではなくハメネイの言動。

そもそもシンワルの生存って確認できてるんやろうか。
停戦交渉においてハマスが恒久停戦の確約をひっこめたあたりから、シンワルと連絡とれんようになった、死んだかも、と思ってるんだけどね。
もし生きてるとすれば、譲歩を主導したハニヤを、シンワルが指令によって暗殺した可能性すらあると思う。

もともとイスラエルにはハマスを殲滅したい意思があったところ、わざわざ先制して口実を与えてコテンパンにやられている。先を見通したしたたかな統治能力もなくイスラエルによる住民の虐殺を招いた。
大義を振りかざして勝ち目もないのにまんまと先制攻撃させられてたくさんの犠牲を招いた先の大戦の日本のよう。政治の誤りがたくさんの命を奪う。

結局、ハマスはイスラエルを殺し尽くすところまで行くのが目標なのか?
イスラエルも折れてやる必要はないしテロで殺され続けるのは嫌だから徹底して戦ってはいる。
どっちかが全滅するか、どっちかが出ていくか、共存の道を探るか。
どうする気だろう。

何方が悪いとか軽々に言えないが、イスラエルとしてはハマスの殲滅を目標としているので、誰が最高指導者になっても関係なくトップの殺害を含め、闘い続けるのではと思う。ガザにはどれ位のハマース組織が残っているのだろう。

シンワル氏が地下トンネル経由でエジプトやカタールへ出て来る可能性がある。ハマス的には、そのトンネルが「クリーン」がどうかが非常に重要。既にIDFがマークしていて(例えばエジプト軍の側で)出入りを監視しているなら、たやすく捕まるリスクがある。
逆に”手品”のようにガザから抜け出して来れば、IDFとリクードのメンツは丸潰れになる。

ハニヤ氏では和平交渉が成立してしまうと焦ったイスラエルが、強硬派のシンワル氏への交代を狙ってハニヤ氏を殺害したということでは?戦争が終結するとネタニヤフ政権が持たないため、イスラエルは戦争を続けたいようなので。
==============

がんばれ日本!

フォローしてね!