ドイツが今になって、ウダウダ言ってるんだが、

EUは予定通り、中国のEVに追加関税を課すらしい。

7月5日からですからもう始まってます。


中国車の品質や危険について、欧米人が気づくのはいつですかねえ。

まず価格しか興味がないひとたちですですから。

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EU、中国製EVに計画通り追加関税賦課へ-5日から適用
7/4(木) 18:47


 欧州連合(EU)は中国製の電気自動車(EV)に追加関税を暫定的に賦課する計画を進める。

中国製EVに適用される暫定税率は最高48%にもなり、中国との貿易摩擦が高まる公算が大きい。

EUは4日の発表文で、暫定税率は中国政府の補助金に対する調査に基づくと説明。

既存の10%の関税に加え、サンプル調査の対象となった中国メーカー3社では英国発祥のブランド「MG」を保有する上海汽車(SAICモーター)に37.6%、スウェーデンのボルボ・カーを傘下に持つ吉利汽車に19.9%、比亜迪(BYD)には17.4%がそれぞれ上乗せされる。

調査に協力したがサンプル調査の対象とはならなかったメーカーには加重平均で20.8%、調査に非協力的だったメーカーには37.6%の追加課税が課せられる。

暫定税率は5日に発効する。

これに取って代わる解決策を双方が見いだすか、人口を考慮した特定多数決で加盟国が阻止しない限り、最終的な関税が11月までに導入される。

テスラはサンプル調査の対象とするよう要請しており、最終的な段階では個別の税率が適用される可能性がある。

EUはここ数週間、集中的な協議を続けていた。

だが、調査の結果、中国の補助金はEU内の自動車メーカーに経済的な損失を引き起こすほどの規模であるとの結論に至ったと説明した。

欧州委員会のドムブロフスキス上級副委員長(通商担当)は発表文で、「相互に受け入れ可能な解決策について、中国とは引き続き緊密に連絡をとっていく」とし、EUの「調査に対する何らかの交渉結果がまとまるとしても、明確かつ十分にEUの懸念に対応し、世界貿易機関(WTO)の規則を尊重するものでなければならない」と主張した。

中国は報復措置をちらつかせ、既に輸入豚肉を対象とした反ダンピング調査を開始した。

EU産酒類に対する調査結果も来年初めに発表される予定だったが、過去の例に基づくと今やすぐにでも発表があり得る。

中国はEU産農産物、航空機、大排気量エンジン車にも影響が及び得ると警告。

また、EUの調査についてWTOに提訴するという手段を選ぶ可能性もある。

事情に詳しい関係者によると、これに先立って中国はEUに対し、両者の協議継続で状況が変われば、11月までの間に税率の調整が可能かなどを問い合わせていた。

交渉の中で税率を微修正することはあり得るが、EUとしてはまず事実の共通理解を確立した上で、WTO規則にのっとった双方が合意する解決策を探りたい考えだと、関係者は説明した。

双方は向こう数日以内に実務者協議を再開させる見通しだと、関係者は付け加えた。

吉利汽車とBYDは暫定税率の発効についてコメントを控えた。

SAICはコメントの要請に今のところ応じていない。

ドイツのキール世界経済研究所(IfW)の所長であるモリッツ・シュラーリック氏の試算によると、この関税で中国からのEV輸入は25%減る可能性が高い。
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「中国製EVに適用される暫定税率は最高48%」
「暫定税率は5日に発効」


これでアメリカ大統領がトランプになったら、空は必ず中国EVへの関税を100%にすると思う。

その時EUはどうするのかな?

多分アメリカほどじゃなくても、関税を大幅に上げる国が多いんじゃないかねえ。


その中に、日本だけは含まれていません。

世界貿易に何の役に立たないWTOの指導を順守するのは、馬鹿な日本の経産省・財務省だけです。

世界中のどの国よりも国際社会よりも、日本のほうが大事だという、一番大事な、公務員としての考えができてないからですわ。


ドイツ、特にワーゲンは、当然中国から報復制裁を受けるでしょうけど、中国にはEV車を輸出してるんでしょうね。

エンジン車を、中国で作ってるワーゲンだが、EV車に押されてるんじゃないかと。

利幅の多い高級車が、完成車として、中国に輸出されてるんじゃないかと。


でも高級車ユーザーは、高くなっても買う連中だから、余り心配しなくてもいいと思うけどね。

でも中国国内生産車両の安い車の部品にも、報復関税を掛けられると痛いかもね。


「テスラはサンプル調査の対象とするよう要請」

中国の工場で生産されたテスラですね。

テスラは、中国国内のEV車の販売が頭打ちになり、工場を閉鎖してたりしますので、出荷先を海外に向けているんでしょうね。

なのでアメリカやEUから、追加関税を掛けられるのは痛いんですわ。


中国政府からの補助金もないでしょうし。

その辺は、中国のカントリーリスクを無視して進出した、罰みたいなものです。

あははー


WTOの話が出てくるけど、結局EUはWTOなんか無視して、追加関税を決めてます。

この場合も「WTOに」というのは中国の言い分であって、EUは提訴されたって、「ああそうですか」状態になると思う。

裁定が出るのに1年以上かかるし、裁定が出ても無視するでしょう。


そもそも中国がフィリピンとの領土問題で、国際裁判所の裁定に対して、「あんなものはただの紙切れだ」と言ったのは大失敗だと思う。

国際機関の裁定なんか、日本以外は全ての国が無視しますから。

なので日本だけはこのような関税による、「経済防衛」が出来ない国なんです。


だから中国製パネルは、日本に向かい、中国は日本の業者を使って土地を転がして、気が付けば太陽光パネルを敷き詰めて、日本の土地を壊してるのに、日本政府はなにもできんのですよ。

国を背負ってる気概なんかないんだろうね。

キャリア官僚が、アメリカの役人と戦ってる姿なんか見たことないですから。


アメリカはWTOどころか、スーパー301条でもわかるようにアメリカに有利なる法律さえ作ってます。

日本はそれに対抗する法さえ作れてないですよね。

経産省・財務省は対抗するために、何のアイデアも出せず、おろおろとするばかりだよね。

その代わり彼らは、日本の企業を痛めつける手伝いしかしないんですわ。


ネット民のコメント

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EV車に限らず、あらゆる分野で中国と競合するには勝てない。関税は一時的防衛できるかもしれないが、中長期的には自国が今までのように厳しい競争にさらされず弱体化に向かう。そして、国民がより高い買い物に強いられ、収入が増える見込みのない現状では、ますます貧困に陷る。
しかし、歴史を見れば、欧州は貧困の時期が実に長い。再び、昔の状態に戻る途上かもしれない。

国営企業を優遇する国が公平な競争をしているわけが無い、車だけでなく太陽光パネル等国策企業が世界の産業を駆逐していく、関税より切り離しが正解ではないのか?

日本もやってほしい。今だに中国のEVに対して、少ないながらも補助金を出しているなんて、そんな馬鹿な国は日本ぐらいだ。
日本では中国にアレルギーを持つ人が多いから、とか寝ぼけたことを言っていると、日本で起業して大きくなった会社を持っている人とかが、補助金がある間にまとめて購入するかもしれない。
現に地方のEVバスなんかは安いので、中国製になったところもある。
同じ補助金を出すなら、少し高くても日本のEVバスを買えるように補助金を出すべきではないのか。
こういうところも岸田政権は情けない。

日本としては喜ぶべし。米の自動車メーカーに次いで中国の逆襲で欧州の自動車メーカーも衰退に入る。
EVは中国車、ガソリン車は日本と東アジア二か国で世界市場を分け合うわな。

日本も少しは EUを見習って、中国ロシアに対してもっと更に厳しい制裁を!

日本は中国の軍事力に脅かされながら、いまだに中国への送金を止めようとしない。間抜けな花畑だ。

さて、どっちが先に音を上げるかな?
欧米はこう言うチキンレース好きだよね(笑)負けるのに

日本は関税どころか補助金をだしてるバカな国!
保守政権に変えないと中国にやられてしまうぞ!
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がんばれ日本!

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