もがみ型FFMの6番艦が就役です。

この型の護衛艦は、12番艦まで予定されていて、既に7番艦・8番艦は進水しています。

更に9番艦10番艦は昨年起工されていて、9番艦は今月24日に進水予定です。

たぶん10番艦も、続いて9月頃に進水するのかもしれません。

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海自の多機能フリゲート艦 護衛艦「あがの」引き渡し 三菱重工長崎造船所
6/21(金) 11:00


三菱重工業長崎造船所で建造された海上自衛隊の護衛艦「あがの」(3900トン)が20日、防衛省に引き渡され就役した。

新型の多機能フリゲート艦(FFM)で第14護衛隊(京都府舞鶴市)に配備される。

 2022年に就役した「もがみ」型の6番艦で、全長133メートル、全幅16・3メートル。

船体をコンパクト化し、乗員は従来の護衛艦に比べて半数の約90人に省力化した。

平時の警戒監視に加え、有事の際には対潜戦、対空戦、対水上戦のほか、対機雷戦機能も併せ持つ。

5月に就役した5番艦と合わせた建造費は約943億円。

 長崎市飽の浦町の同造船所長崎工場であった引き渡し式には関係者約100人が出席。

酒井良海上幕僚長が艦長の藤原明永2等海佐(46)に自衛艦旗を授与し、艦尾に掲げられた。

 もがみ型は全12隻を三菱重工業が順次建造。

長崎では今後5隻の引き渡しを予定している。
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もがみ型の12隻すべてが、就役するのは2027年3月です。

そうなると来年中には、新型FFM(FFGか?)が起工されるらしい。

新型FFMも合計12隻を建造予定です。


ネット民のコメント

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もがみ型を輸出しようという意見には、大賛成なのですが…。
問題は、搭載する機関やら、電子機器、兵装をどうするか、なんですよね。
ドイツのメコ型が輸出で成功したのも、輸出先の細かい注文にきめ細やかに対応した結果です。
果たして、親方日の丸で殿様商売の日本の軍需産業にそこまでできるか…。

兵器関係は輸出関係が非常に厳しい代物です。アルゼンチンは、フォークランド紛争の影響で、英国製の部品がネジ1本でも使用されていたら、購入出来ません。
その辺のノウハウがない、日本がお高い軍艦を買って下さい、と言ってもどうなることやら…。
まだ、韓国の方が値段相応、実積有りな状況で、国産兵器の輸出は前途多難、波高し、です。

米ロッキード・マーチン社と武器等製造法に基づくライセンス生産の許可を受けて、三菱重工業生産の国産VLSを「もがみ型」護衛艦に2025度3隻分、2027年度4隻分、2028年度3隻分を装備するとの決定で、やっと日本も平和ボケから脱却するようです。

後日装備の16セルのVLSがいつ就くのか?コレがないと主たる武装がない事になる。対潜ミサイルのアスロック8発と射程50㌔の中距離対空ミサイル32発がない。
射程10㌔の近接対空ミサイル11連装と127ミリ砲と対潜短魚雷と対潜ヘリ1機だけでは心許ない。
一方で無人の機雷処理艇を装備しているが、今後、掃海艇を削減して代用していくのだろうか?
無人機雷処理艇が掃海艇の代用になるのだろうか?

台湾やオーストラリアなどに積極的に売り込んで日本の防衛力強化に繋げましょう。
防衛予算を増やす事にもなりますからね。

近年の海自の新艦の造船はめざましいですね、
周辺状況を詳細に観れば成る程と頷けます。

VLSはいつ装備されるんでしょうか?
SeaRAMだけでは心もとない。
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