政策金利の引き下げを狙った、セーター首相なんだが。

中央銀行が言うことを聞いてくれない。

しかも中央銀行金融政策委員会が、6対1で金利下げを否定しましたから、今後もすぐ金利が下がるとは思えないです。

タイの金持ちは、金利を高く維持してもらいたいはずなので、財閥や金持ちからの圧力は大きいと思う。

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タイ政策金利2.5%で据え置き 首相の利下げ要求に応じず
2024/6/12


タイ中央銀行は12日の金融政策委員会(MPC)会合で、政策金利(翌日物レポ金利)を年2.5%で据え置いた。

委員7人のうち6人が据え置き、1人が0.25ポイントの引き下げを支持した。

 セーター首相は景気減速とインフレ率の低下を受け、中銀に利下げを求めているが、中銀はこれまでのところ、応じる姿勢を見せていない。
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タイバーツは一時よりも、3割以上高くなってます。

これでは輸出業界は、近隣諸国には勝てんですよ。

うっかりすると日本やインド、から輸入したほうが安いんじゃないかと・


スバルやスズキが、タイからの撤退を決めて、タイ国内の販売を輸入で維持する方針なのはそういうことかもしれないね。

しかもスバルは輸入先はほぼ日本だけでしょ?

スズキの場合は、インドやインドネシアから輸入できますよね。

人件費は高いわ、バーツが高いわじゃ、タイからの輸出はできんですよ

 

 

なので、タイのGDP成長率は、今年も近隣諸国より低いかもね。


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世界銀行、タイの24年成長率見通し2.4%に下方修正 近隣国に大きく見劣り
2024/6/12

https://newsclip.be/archives/12407
 

世界銀行は11日に発表した最新の「世界経済見通し」で、タイの国内総生産(GDP)成長率見通しを、今年4月時点の2024年2.8%、2025年3%から、2024年2.4%、2025年2.8%に下方修正した。

昨年10月時点では2024年3.5%を予想していた。

 タイのGDP成長率は2021年1.6%、2022年2.5%、2023年1.9%と、他の東南アジア主要国に比べて低成長が目立つ。

 最新の「世界経済見通し」のタイ以外の東南アジア諸国の2024年のGDP成長率見通しは、カンボジア5.8%、インドネシア5%、ラオス5.6%、マレーシア4%、ミャンマー1%、フィリピン5.8%、ベトナム5.5%。
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