安いと思ったら高かったという話。

おまけに品質は悪かった。

これって、インドネシアでもあったよね。


結局インドネシアの高速鉄道は、日本の提示した価格よりも高くなってしまったし、完成も4ねんもおくれましたし、2つの駅はまだ完成していない。

チェコでも最高速120kmの電車なんだが、結局日本の川崎重工の提案した価格より高くなってしまってます。

こういう話ばかりが、中国鉄道からは聞こえてくるんだよね。

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「不当廉売」の結果は?アメリカ・ボストンで〝訳あり商品〟の地下鉄に乗車 脱線やバッテリー爆発も、中国メーカー製の乗り心地は…「鉄道なにコレ!?」【第63回】
6/6(木) 10:02


 中国の国有企業で世界最大の鉄道車両メーカーの中国中車が、アメリカ向けで初めてとなる東部マサチューセッツ州ボストン都市圏の地下鉄車両の納入を始めてから約5年が経過した。

運行開始当初から脱線したり、バッテリーが爆発したりといったトラブルが相次ぎ、たびたび運行中止に追い込まれる「問題児」(運行当局職員)となっている。

入札時には川崎重工業グループなどの競合企業を2~5割下回る金額で受注して「ダンピング(不当廉売)だ」との衝撃が走ったが、今や安かったのは〝訳あり商品〟

だったからとの受け止めすら出ている。

一方、入札で中国中車に敗れた川崎重工は同じく東部にある大都市ニューヨークの地下鉄の新型車両を納入しており、両方に乗った印象は「全く別物」だった。

中国国有の鉄道車両メーカーで、2023年12月期決算の売上高が2342億元(約5兆円)と業界の世界最大手になっている。

本社を首都の北京に置く。中国北車と中国南車が15年に合併して誕生しており、合併の背景には、世界で2番目の経済大国である中国の習近平国家主席が2013年に提唱した中国と欧州やアジアを結ぶ広域経済圏構想「一帯一路」の推進に向けた競争力強化があったとされる。

 一帯一路はインフラ整備などを通じて域内の経済を発展させるとともに、「親中国圏」を広げて世界最大の経済大国のアメリカなどに対抗する狙いがあると指摘されている。

推進に向けた一環として、インフラ整備のための融資を提供するアジア向け国際開発金融機関のアジアインフラ投資銀行(AIIB)も中国が主導して2015年に設立された。

 一帯一路の目玉となったのが、日本勢を破って中国が受注したインドネシアの高速鉄道建設だ。

中国中車が車両を製造し、計画より4年遅れの2023年10月に開業した。

▽「赤字受注は間違いない」安すぎる応札額

 ハーバード大やマサチューセッツ工科大(MIT)などの大学が立地し、製薬・バイオテクノロジーなどの研究拠点も集積する学術・研究都市として名高いボストン都市圏。

 

この地域の公共交通機関を担うマサチューセッツ湾交通局(MBTA)は、地下鉄と路面電車を計5路線走らせており、うち地下鉄路線「オレンジライン」と「レッドライン」の老朽化した電車の置き換え用車両の発注先を選ぶ入札を2014年に実施した。

 オレンジライン用車両「1900系」とレッドライン用「1400系」の計284両の製造で4社が競い、5億6660万ドル(現在の為替レートの1ドル=155円で約880億円)とダントツの安値で白羽の矢が立ったのが中国中車に合併前の前身企業だった。

2番目に安かった韓国の現代ロテム(7億2060万ドル)を約21%下回った。

 中国中車の応札額は、川崎重工の9億490万ドルより約37%安く、フランスのアルストムが2021年に買収した旧ボンバルディア・トランスポーテーションの10億801万ドルを約44%下回った。

敗れた川崎重工の関係者は「中国中車側の応札側は安過ぎ、赤字受注なのは間違いない」と打ち明ける。

根拠として「1400系と1900系は車両の大きさが異なり、しかも発注した車両数が少ないためコストが高く付く案件だからだ」と指摘する。

 確かに全長は1900系が約21・3メートルなのに対し、1400系は20メートルとJR在来線の大都市圏の通勤電車と同じだ。

全幅も1900系が3メートル余りだが、1400系は約2・8メートルにとどまる。

しかも中国中車は地元の雇用創出のためにマサチューセッツ州に組み立て用の工場を建設し、多額の初期投資を伴う。

 別のメーカー関係者は「国有企業の中国中車は、中国政府から補助金を受け取れる立場にあり、のどから手が出るほど欲しかったアメリカでの納入実績を手に入れるために赤字受注も辞さなかったのだろう」との見方を示す。

 ▽走行中に開く扉、脱線、バッテリーの爆発「一皮むくと腐っている」

マサチューセッツ湾交通局(MBTA)は発注を計404両に上積みし、中国中車の受注額は計8億7千万ドルになった。

オレンジライン用の1400系は2019年、レッドラインの1900系も21年にそれぞれ登場したが、トラブルが相次いだことで知人のMBTA職員は「一見すると銀色に輝いている車体は、一皮むくと腐っている」と揶揄した。

 オレンジラインで運行を始めた1400系は2019年に営業運転を始めて早々に、運転中に扉が突然開いたり、床下から異常音がしたりする問題が起きて出ばなをくじかれた。

21年3月には走行中に脱線し、幸いにも負傷者の報告はなかったものの全ての中国中車製車両の営業運転を約5カ月にわたって停止した。

 2022年5月にブレーキ部分のボルト取り付けが不適切だったことが発覚し、続いて22年6月に車庫に停車中だった車両のバッテリーが過熱して爆発するトラブルが発生。

中国中車製車両の営業運転を再び見合わせる事態となった。

地元メディアのボストン・ヘラルドは2023年5月、中国中車が新造車両を納入する前のMBTAによる点検で台枠にコネクタが垂れ下がっていたり、装飾が不完全だったりといった不備が相次いで見つかったと報道。

MBTAの技術部門幹部は中国中車の生産担当幹部に抗議文を送り、「なぜこのようなプロセスの問題が起こり続けるのか?」と問うた。

 MBTAは納期が大幅に遅れていることにも不満を募らせている。

2024年初めの時点で導入されたのは1400系が106両、1900系が14両の計120両と、404両の納入を完了予定だった23年9月を過ぎても3分の1に満たない。

 ▽実際に乗車すると…けたたましく耳障りな電子音

 果たして中国中車はどんな乗り心地なのかを確認すべく、ボストン中心部のステート駅からボストン近郊の住宅街にあるオークグローブ駅まで利用した。

先頭を真っ黒にした1400系はどんくさい印象で、川崎重工が製造を進めているニューヨーク地下鉄の新型車両「R211」(本連載第48回参照)がLED照明を駆使して近未来感を醸し出しているのとは大違いだ。

混雑時の乗降を円滑にするために両開き扉の幅を広くしているのは共通なのだが、1400系で気になったのは停車駅ごとに扉の両脇にある赤いランプと連動して「ピーポー、ピーピーピー…」と鳴り響く電子音だ。

扉が閉まる際には「ピピピピ」と音の感覚が狭まり、余りの高頻度なので耳障りなのは否めない。

 MBTA職員は「電子音の導入は視覚障害者を誘導するために基準が定められているが、同じく基準を満たしたR211はあんなにけたたましい音は鳴らない」と指摘する。

しかもR211は扉が開いた際に脇にある縦長のライトが緑色に光って乗降できることを知らせる一方、扉が閉まる時はライトが赤色に変わって駆け込み乗車をしないようにいさめるが、そのようなエッジが効いた装備はMBTAの1400系にはない。

 車内の扉の上を眺めても、R211がカラー液晶画面で行き先や停車駅を分かりやすく案内してくれるのに対し、1400系は昔ながらの路線図のステッカーが貼り付けられているだけだ。

▽もたれかかれない、寝過ごし防止用いす!?

 外側の側面や車内の天井にある行き先表示もニューヨーク地下鉄のR211がカラーで鮮明に案内するのに対し、MBTAの1400系はオレンジ一色で表示した単調なもの。

色は路線名のオレンジラインと合わせているものの、前時代的な印象をぬぐえない。

 これも路線名と引っかけたオレンジ色のロングシートに腰かけると、驚かされたのは背もたれが低いことだ。

繊維強化プラスチック(FRP)製の堅い座り心地で、もたれかかることすらままならない。

まるで公園に急いでこしらえた安上がりなベンチのようで、「乗客が目的駅の先まで寝過ごしてしまうのを防ぐ配慮だろうか」と勘ぐってしまった。

おそらくはコストを抑えたので安普請なだけであろうが…。

 R211の座席もFRP製のロングシートではあるものの、背もたれはしっかりしているため野球場のいすに匹敵するような一定の品質を確保している。


 これらの車両の座席が堅いFRP製なのは同情の余地がある。

必ずしも治安が良くないアメリカの大都市では、日本の鉄道車両で一般的に使われるパイル織物「モケット」は「汚されたり、刃物で損傷されたりしかねないために使用を避けている」(日本の鉄道車両メーカー関係者)という。

 MBTAの1400系は立っている利用者向けのつり革があるが、日本の鉄道車両に見られるような握るための持ち手はない。

合成樹脂の輪が上部の手すりからつり下がっているだけで、客室デザインの安っぽさに輪をかけている。

 ▽「悪い買い物だった」納入遅れで中国中車に約230億円追加支給

 中国中車からの受領が大幅に遅れていることに焦燥感を募らせたMBTAは今年4月、このままでは納入完了は2029年になると試算し、27年末までに納入が完了させることを条件に中国中車に対して1億4800万ドル(約230億円)を追加支給することを決めた。

 知り合いのMBTA職員は「中国中車が納期を破ったのだから多額の損害賠償をせしめればいいのに、どうして盗人に追い銭をやらなければいけないのか?」と憤る。

 これで中国中車への404両の支払総額は10億ドルを超え、1両当たりの平均価格は現在の為替レートの日本円換算で4億円程度となった。

皮肉なことにこの平均価格は、入札で川崎重工が提示していた約3億7千万円を上回る。

 中国中車製車両はもはや「安値」とは言えず、利用者の安全性を脅かしかねないトラブルを起こしてきた上に、納期も大幅に遅れている「三重苦」をMBTAは抱え込んだ。

アメリカの製造業関係者の「悪い買い物だった」という評価には合点がいく。

 対照的にニューヨーク地下鉄のR211は乗り込んだ女性客が「これがニューヨークの地下鉄の未来なのね!」と興奮する様子が見られるなど、洗練されたデザインと優れた乗り心地が反響を呼んでいる。

 「MBTAも価格一辺倒ではなく、技術力や実績も正当に評価して川崎重工を選んでいれば『良い買い物』ができただろうに」と考えてしまうのは日本人ゆえであろうか。
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何はともあれ車両の選択に、ボストンは失敗し、NYは成功したという事でしょうね。

こういう事例があれば、今後アメリカ国内における、車両選択の参考になるでしょう。

それにしても品質の低さを我慢して、安い車両を導入したのに、かえって高くついてしまうってのは情けないよね。


ネット民のコメント

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日常的な消耗品ならともかく、安価(だけではないだろうが)だからといって中華製に手を出すからこうなる。
赤字も赤字。覚悟して受注を取りに行ったんだろうけど、その後の対応なんてものを真剣に考えるほどの技術があるか?も考えて発注するべきだった、としか言いようがないですね

日中の鉄道ではベトナムが国内で対比している。ハノイは中国の地下鉄を導入して工事中の度重なる事故。運転開始してからの事故。建設費用が莫大に膨れ上がり。乗車率4パーセントで全く渋滞回避ならず。ホーチミンは日本の地下鉄を導入して今年の開通を期待しており、当然に工事中の事故も一切発生せずに計画路線を延長した。
ベトナム政府は南北の高速鉄道計画を日本に依頼する事を決定した。

中国との初取引はこの例に漏れず、常にリスクが付きまとう。実際にはできもしないであろう安値につられて契約すると大抵の場合、納入された製品には不具合があったり、納期が遅れたりして、こちらはエンドユーザーへの納入義務もあって中途解約も出来ず、やむなく技術支援や追加支払いなどを行う羽目になる。

インドネシアの高速鉄道も信号システムの欠陥から正面衝突している。
また 時速420km/hと言っていたが 実際に走行したら脱線した。
現在 高速鉄道にも拘らず スピードを出さずに運行している。
安ければ安い分の物しか出来ない事が明らかになっただけ。

ボストンのTでは近畿車輛も走ってましたね。社内のプレートに近畿車輛の文字を見た時はびっくりした。
その後欧州製の車両が入ってきましたが、近畿車輛のがデザインもクラシックでかわいらしくて日本人の身長だと車内も快適で良かった。

日本でも中国製のEVバスが大量に導入されていますね。
EVでは無いが、韓国ヒュンデの観光バス「ユニバース」も一時期採用するバス会社も多かったけど、今じゃ殆ど見ない。導入費は安くても壊れやすく修理代が高いから、結果的には国産バスを導入した方が安くなるって事。
さて、中国製EVバスの行く末を楽しみにしたいと思います。

これを以て中国は、と叩くのは簡単だ。でもそれでは何も事の本質を見ている事にはならない。中国が狙っているのはアメリカの交通インフラに不可欠の存在となる事。その為に採算度外視で車輛を納入しているのだろう。その上で地域の交通体系を中国系企業で独占。そしてその先で金儲けするのが最終的な目的と思う。

中国製の家電、様々な部品を日常的に見ている私には、日本製品がもはやマジックではないかと思ってしまうほどの品質の高さを感じています。
例えば或る1つの自動車部品が100個有れば、中国製からは不良品が最低1個は出て来ます。これが日本製であれば、100,000個に1個出るかどうか、という違いです。

これは入札で安価なのを正義とする調達に問題意識を持つべきだろう。
入札資格の審査で排除できる不良業者はさほど多くはないし、低価格入札調査(あまりに安いときに行われる、本当に履行できるかの調査)をしていれば、このような事態は防げたはず。
これは、中国メーカー側にはもちろん責任があるが、調達側の失態も明らかだ。

中国にしてみれば、自国の技術力の向上の為に製造したいわけです。
それが、海外企業・外国の税金等で行えるので、やったもの勝ちって所です。
隣国の大韓民国も、同じ手法で建設やインフラに邁進して現在に至る。
韓国ロデムも入札出来るのなら、アジアの周辺国で起こしている諸問題含んで、その程度で良いと言ってるわけです。

米国では発注者も受注者も契約条件交渉やその後の履行確認において、日本よりよほどシビアな対応を行います。その米国で、単に安いからというだけで契約したり、その後のトラブルで損害賠償を求めずに(記事には記載無い)逆に追加費用を支払うなどということはありえません。(日本企業であれば、追加費用や賠償金等で大赤字になります。下手すれば訴えられます。)

アメリカ側も価格だけ見ずに詳細に完成イメージや安全性をよく考慮すべきだった。安物買いの銭失いを地で行く話でもう少し目利きができる職員がいなかったものかと思う。マサチューセッツは後悔し、ニューヨークは賢明だった。日本人の仕事と中国人の仕事がはっきり明暗を分けた画期的な教訓だ。

中国・韓国の車両は最初の契約時の提示価格は安い。しかし納入後の運用時の故障と事故による損害を考慮すると高い買い物になるというのが、数多くの実例でわかっている。
結局、購入側が最初の提示価格+運用後の損害と利益を計算して契約先を考えるということが唯一の対策になる。

これは、ボストンの交通局の発注仕様書の作り込みが甘かったのかもしれない。
私の勤める会社の仕事でも、海外案件は分厚い仕様書との格闘になる。微に入り細に入り仕様が定められ、それを如何にクリアするかが一仕事。
どうしても仕様を厳密な形でクリアできない場合は、お客様と交渉し納得してもらう形で仕様を見直す場合もある。
一方、国内の案件は割と仕様書が大

インドネシア高速鉄道はまだ車両がもうちょいマトモだったが、安物買いどころか工事遅延に追加資金が凄い事になり日本提示額を超えた。
同様の事例が起きただけなので、特に不思議でも何でも無い。
追加予算で川崎の提案に切替した方が良かったのでは。

注文を取れば上は喜ぶが次は赤字を何とかしろと言われる。そこで担当のチャレンジが始まり 中国の燃えるバッテリーを使えないかとか 外装は一回塗装でいけないかとか ボストンを試験台にしたのだろう。普通は出入り禁止のうえ違約金なのだが さらに裏金を積んだのか おとがめなしの上に追加金だ。

現時点では、「安かろう悪かろう」の評価で良いのだろうが、中国製品は急速に技術水準を上げてきている。日本人は中国製品を批判するだけでなく、危機感を持つことのほうが重要だと思う。
中国は、新幹線を丸ごとパクった高速鉄道技術を、中国オリジナルとして世界に売っている。

この記事の内容は事実なのだろうか。中国製の車両が日本製より性能的に劣るというのはわかるが、発注する時に仕様は提示するはずであり、一概に中国製だから出来が悪いと言えない部分もあるだろう。また、アメリカが記事に書かれているような緩い契約や対応をしているとは思えない。

日本のこれからのバスも中国製電気自動車に押されているようだが、日本人が作ったといえる車両が供給されることを私は望みます。
通勤でほぼ毎日乗るので安心して乗りたいです。

ボストンは高い金を払いたい、ニューヨークは高い金を払いたくない、それだけの事。
赤字だったら運賃を上げれば良い、両方に乗らなければ違いが解らないのだからどうでも良い。
1、2年しか使わないのなら構わないがインフラは長期間使う物、目先の事しか考えないからこの様な事になる。

安いのは、それなりの理由がある。
これは、何処からかその対価を得なければならいからです。
鉄道だけでなく、いずれの案件でも、さまざまな個人向けサービスも同様である。企業は、それ相応な儲けがないことは絶対にしない。

中国製よ、メンテナンス強化しても、こんな結果なのか。こんなんで、よく日本にEV車メーカーやEVバスが上陸して来れたもんだ。恥ずかしくないのか、現地の人にこれだけ迷惑を掛けて。世界に迷惑を掛けるのは、観光者を見ていてよく分かるが、屁とも思っていないのだろうな。プライドが高いなら、もっとちゃんとしたものを作れるはずだ。

工場まで建設する以上、赤字でも受注取らないと稼働出来ないという計算だったのだろう。しかしコロナ禍や不動産バブル崩壊で中国からの資金援助は望めず、受注金額ではちゃんとした製品は作れないという、にっちもさっちも行かない状態じゃないのかな。

別に中国を擁護するつもりはないが、製造工場はアメリカに作ったとあるので、現地工場従業員の多くはアメリカ人ってことでしょう。
安い見積もり出して品質悪い商品を考えた中国人も悪いが、それに加担した形となった製造担当のアメリカ人も大概だったといえる気がする。
安さだけでなく、信頼と実績が全て。

「安かろう、悪かろう」だと思って読み進めたら「高いのに悪い」だった。
公共事業だと難しいかもしれないが「見積金額」だけで購入すると酷い目に遭う実例ですね。
安くても高くても悪い物は悪いので その商品や製造販売会社を見極める事が大事です。

安く買ったのだから仕方ないでしょう。
サラリーマンの頃に実績のないサプライヤーが役員紹介でとんでもな見積もりを持って着て稟議書の際にこれを落としてまともな見積もり業者を通すのに苦労歯たものです。
その部門以外の人には金額以外に評価なんかできないもんです。

連邦政府は安全保障にやっきだが、そもそもアメリカ人は自由気まま。安いものに飛び付く割合は世界一では。最近は経済安全保障とは裏腹に日本でも中国製品に鈍感な者が増えているからなね。日本人気質が世界で付加価値への証明として認識されるようになれば決して中国に発注することなど100%あり得ない。

今ごろ東芝の技術者を引き抜いてるんだろう。日本のメーカーは沢山あるから、技術流出への対策が難しい。アルストムやシーメンスみたいに、一国一メーカーじゃないと国際競争に勝てない。

コンピューター関連にウイルスが潜んでないか検査したのだろうか?いざ、アメリカと戦闘状態になったら、こういうものは,信号一つで作動できなくなるようにできるだろう。
まったく、安易に中華製を導入するものではない。日本の宅配業者にしてもしかり。

まあ東海道新幹線も、開業当時は故障が相次いだし。積雪に弱くて関ケ原ではしょっちゅう立ち往生して、さんざんメディアに叩かれました。YS-11だって、決して乗り心地のいい飛行機ではなかったし。パイロットの評判もね。
 昔メイド・イン・ジャパンが言われていたことを、今はチャイナが言われているのかなと思ったのですが。よく読むと中国の地下鉄は、確かにひどいですね。

安いからと中国製を買うからこうなる。中国には買ってもらってお客様に喜んでもらうと言う発想はない。ただただ儲かるか、習近平の意向に沿うことだけ。そんなことも分からなかったのだろうか。
まして、鉄道と言う人の命に関わるものを、実績もなく(いたるところで納期遅れや故障が発生している実績はある)、価格優先で決めるなど、自国民や街の人の安全を本当に考えていたのでしょうかね。

ベトナムでもインドネシアでも、中国の電車導入で懲りた記事が載ってるのにね。
アメリカも導入に際し、市場調査しないのかな?
導入時期は遅れ、動き始めれば事故だらけって、散々書かれてるのにね。
中国に品質を求めても無理だよ。

購入した側は、まったく車体に関する知識がないのでしょう。
製造する前に図面で確認して承認をしてから詳細設計・製造を開始するものです。
納品されたら受け入れ検査もするものです。

こんなに製造国側にたけ有利な契約あるのかね?途上国と中国で追加の支払いが頻発するのは経済的な圧力もあるかと思われるけど信じられない。この比較記事が日本ではなくてアメリカで読まれることを希望するね。日本で読まれてもどうしようもない。
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