何か知らんが、最近シャープのニュースが目につくんだよね。
あちこちの不振部門を整理して身軽になって、活発になってきたんですかね?
今度はバッテリーです。
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「空気亜鉛蓄電池」実用化へ、シャープが実証
6/3(月) 11:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ad7a436a294e885e8dbff6af74a9e132482eea9
シャープはリチウムイオン電池(LiB)より低コストで大容量にできる空気亜鉛蓄電池の実用化に向け、2024年後半から実証実験に乗り出す。
太陽光発電システムに空気亜鉛蓄電池を接続して性能を検証する。
まずはビルや工場の自家消費型発電向けを想定し、早期の実用化を目指す。
コストの優位性を生かし、将来は大規模太陽光発電所(メガソーラー)向けなどの需要を見込む。
シャープは環境省の採択を受けて空気亜鉛蓄電池を開発しており、現在は実証実験に向けて容量12キロワット時の試作機を開発中。
太陽光発電の電気を使い、充放電性能などを検証する。
将来は商用機として、同2520キロワット時の実現を目指す。
同社の空気亜鉛蓄電池は負極活物質に亜鉛、正極活物質に酸素を利用する。
亜鉛が酸化亜鉛になる反応を利用して放電する。
粉末状の亜鉛を含むアルカリ性の溶液を電解液に用いる。
電解液はポンプにより槽内を循環し続ける構造のため、負極周辺に結晶が生じて短絡(ショート)を引き起こす蓄電池の問題が生じにくい。
充放電のセルとエネルギーの貯蔵部が分かれており、貯蔵部のみを大型化することで大容量にできる利点がある。
電解液が循環するため車載用には向かず、定置用途を見込む。
LiBなどと異なりレアメタル(希少金属)を用いない。
材料を調達しやすく製造コストも抑えられる。
太陽光発電の普及には蓄電池の導入コスト低減が重要とされる。
経済産業省は1キロワット時当たり7万円以下で設置できることが望ましいとしている。
シャープは当面、この価格を想定して実用化を目指す。
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「ビルや工場の自家消費型発電向け」
「将来は・・・メガソーラー向け」
家庭用は考えてないのかねえ。
このバッテリーは、大型のものを想定してるんだろうか?
最近は家庭用バッテリーの情報が多くて、太陽光じゃなくても、安い時間帯に充電するようなものまで出てきています。
ただ海外での販売も、考えているのかもしれないね。
兎に角、安価なバッテリーは、太陽光発電の決定的な弱点を、補うものになると思う。
「車載用には向かず、定置用途」
「レアメタル(希少金属)を用いない」
成程、兎に角安いバッテリーを作ろうという事です。
それとレアメタルを使わないので、材料に不安がないことが良いですね。
さてシャープの技術は、経産省の要望に応えられるでしょうか
あとは、さらなるコストダウンをすることで、利益を確保できるようになるでしょうね。
まだまだ高いようなので、これからの研究開発に期待でしょうけど。
経産省の目標の1キロワット時当たり7万円以下じゃなくて2万円以下のものをねらうべきじゃないかね
この製品の競争力は価格だと思う。
自然エネルギーの利用にとって、ゲームチェンジャーになるとすごいですな。
シャープは後がないので、何にでもチャレンジしてもらいたいです
携帯だけじゃ寂しいですし、サンヨーみたいに消えてもらいたくないですわ。
ネット民のコメント
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冒頭にリチウムイオン電池より低コストで大容量に出来るとあるのに、リチウムイオン電池よりも高い。
メリットは希少金属を使わない事くらい?
他の人が書いてる通り、車載用より用途が制限されて性能が劣るのに高価では話にならないと思います。
更なる研究で安価になる事を期待します。
>1キロワット時当たり7万円以下で設置できる
車載用には向かないということは前提として、材料を調達しやすく製造コストも抑えられると記事にあるが、しかし車載と同程度の60kw相当で計算すると420万円は高いような…
もっとスーパー大容量で計算すると安くなってくるのかな
目標数値がおかしくないか?
既に中国製のリン酸鉄リチウム蓄電池は製品価格で1kWh当たり7万切ってるだろ。
車載用の電池は1kWh当たり1万円を目標に開発が進んでいる。
性能劣るのに目標が7倍では話にならない。こんな高くちゃ売れるはずない。
> 電解液はポンプにより槽内を循環し続ける構造のため、…
ポンプを稼働させる為の外部電源が必要なのか。
充放電できる電力量よりポンプの消費電力の方が多かったら本末転倒。
恒例の嘘松でしょ
亜鉛系はずいぶん昔からの古典技術だけど
結晶が溜まって連続運転できないはず
日本ガイシのNAS電池などと比較するとどうなんだろう?
シャープなら早期に実用化するだろう。
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