ジジイ的には、SONYに頑張ってもらいたいんだが。

タイでも売ってるし。

余り期待してなかった、シャープのシェアが、日本で意外に大きいので驚いた。

なんと10%を超えてます。

然も、i-Phoneの次にシェアが大きい。

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日本のスマホシェア、ソニー「Xperia」が圏外に転落
2024.05.10

日本のスマホメーカーのシェアが少しずつ変化してきた。

IT専門調査会社 IDCによると、1位はアップル、2位にSHARPが健闘している。



3位にはPixelシリーズで大躍進のグーグルがランクイン。

4位にはGalaxyを展開するサムスンが食い込んできた。

第5位には同率で京セラ、さらにLenovo(モトローラ、FCNT合算)がランクイン。

大手のソニーは「others(その他)」として圏外になってしまった。

なぜ老舗メーカーがシェアを落としたのか、今回は筆者の視点から考察していきたい。

Pixel aシリーズの台頭

ソニーがシェアを落とした大きな理由はグーグルPixelの台頭と考えられる。

同社は毎年、秋に旗艦モデルを発表すると翌年に「a」を冠した廉価版を出す傾向がある。

これが2021年の「Pixel 5a」は文字通り廉価版だったのだが、2022年以降はハイエンドと同じチップを搭載するようになった。

つまり本体価格は6〜7万円であるにも関わらず、チップ性能は上位クラス。

さらにAIカメラは業界トプクラスの性能で申し分ない。

おまけに7世代のOSアップデートが保証されると、もはやXperiaは何一つ勝つことができず完全に敗北してしまったのだ。

端末価格の高騰と割引規制でダブルパンチ

シェアを大きく落としたもう1つの原因は、端末価格が高騰しすぎたことだろう。

サムスン、Xiaomi、OPPO等のグローバル企業と異なり、ソニーのメイン市場は日本。

総出荷台数が少ないため生産コストを下げにくい。

すると同じ価格帯でライバルと全く勝負にならないことが起きやすい。

例えば昨年、普及価格帯の「Xperia 10 V」はNTTドコモで発売時79,860円。

同じSoCを搭載した「OPPO Reno 9A」は46,800円ということがあった。

これでも数年前なら一括1円販売をすることで在庫を捌けたのだが、昨今の割引規制でそれも難しい。

1万円くらいの差であれば、国産ブランド力で勝負できただろう。

しかし3万円、4万円も価格差が広がると流石に訴求力を失ってしまうのだ。

ローエンド・ハイエンドでも行き詰まる

ある価格帯でライバルとバッティングした場合、別のシリーズで強みを出せば生き残れるケースがある。

例えばサムスンはGalaxy AシリーズでPixelと競合。

かなりの苦戦を強いられているが、最上位モデルSシリーズは絶大な人気だ。

昨今ではフォルダブルのZシリーズも好調で日本での認知度も高まりつつある。

SHARPだってRシリーズが不調でもSenseシリーズが大人気だ。

このように一つがダメでも他でカバーできるのだが、ソニーは何一つうまく行っていない。

2〜3万円台のローエンドは「Xperia Ace III」を最後に打ち切り。

ハイエンドではライカ監修を強みとするXiaomi、100倍ズームやGalaxy AIを引っ提げるサムスン、Pixel上位機種と競合して強みを発揮できずにいる。

撤退してしまう可能性も・・・・

しかもソニーの場合、端末の生産コストが下げられないため低価格帯の展開がとにかく弱い。

ライバルのXiaomi、OPPO、モトローラは1〜2万円台の機種にもラインアップを固め、Pixelとのバッティングを見事に切り抜けている。

ソニーもこの価格帯に勝機があるはずなのだが、どうにも採算を取るのが難しいようだ。

ロー・ミドルレンジ帯で勝負できないとなれば、市場シェア10%と言われるハイエンドで勝負せざるを得ない。

新しく発表される「Xperia 1 VI」はそれなりに話題性はあるだろう。

ただし、今勢いのある「Xiaomi 14 Ultra」や「Galaxy S24 Ultra」を圧倒するだけの要素はあるだろうか。

ここに商機が見えてこなければ、いよいよ撤退するしかないのかもしれない。
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3位にGoogleが入ってるので、今年は抜かれるのかもしれないが、それでもこれだけ日本で売れてるのなら、体力が付きますよね。

それと驚いてるのは、サムスンが売れてるって事。

以前はSAMSUNGというだけで避けられて全く売れなかったんだが、最近は売れるようになったんだよね。


それと、SONYや富士通がランク外だという事。

SONYと富士通は、携帯ビジネスを辞めちゃうのかねえって心配です。

これって、経産省や総務省が、いつまでもスマホのSIMロックを是認してるので、日本のスマホメーカーが世界で太刀打ちできないんですわ。


ホント、世界を知らないキャリア官僚って、力いっぱい馬鹿ですわ。

あいつら、SIMロックを外せるから良いじゃないかって、言ってるんだが。

馬鹿か。


SIMロックを外せば、もっと健全な端末ビジネスを、世界展開できるんです。

日本のスマホメーカーの足を引っ張ってるのは、キャリア官僚と通信キャリア企業ですわ。

通信キャリアの独特なアプリなんか入れてたら、世界と勝負なんかできませんて。


なので、NTT・KDDI・ソフトバンクなどみな、「SIMだけ売ってくれ」と言っても売ってくれませんよ。

かといって総務省は空港でのSIMの販売を承認しています。

外国人が日本に来てSIMを購入して、彼らの携帯に入れて使えるようにするためです。


もでもね、携帯には、技適マークってのがあって、外国人が現地で買ったスマホには日本の技適マークはついてないのです。

厳格に言えば、外国人が空港でSIMを買って自分の携帯に入れて使うのは電波法違反なんです。

そのSIMの販売を容認している総務省キャリア官僚は、犯罪者という事になります。



ただ彼らは、日本でSIMを買ったら、日本の技適マークのついているスマホに入れるのが当然だって言うでしょうね。

だったら、空港でSIMなんか買いませんて。

日本のスマホとSIMをセットで買うって事でしょ。


ただ判ってる外国人は、そんなSIMを買わずに、機内モードにしておいて、フリーWIFIのある場所でネットにつないで使用したり、SNSで会話してると思う。

つまり将来的に、日本中フリーWIFIが充実してくれば、みなSIMなんか買わずにネットにつないで、会話も検索もできるようになります。

それが不便なら、外国人は日本でポケットWIFIをレンタルすればいい訳です。


そういうことが当たり前になれば、もう電話番号やSIMは不要になります。

そうなれば、通信キャリアは、一般ユーザーから金を吸い上げることができなくなります。

下手をすると、携帯端末で稼いでいる通信キャリアは、潰れるかもしれないね。


SONYには廉価版を頑張って出してもらいたいなあ

 

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